2017年 11月 22日
贈る言葉
f0103459_836350.jpg 診療室をクローズして暇になった老人を慰めようと、多くの方々が一席を設けて下さいます。
 画像はその一つ熊本でのプレゼントですが、その名前からボトル裏のご挨拶まで、まるでわれわれのために作っていただいたようなコメントで、大盛り上がりになりました。中身はあっという間になくなりましたが、その文言はあまりにもわれわれの思いそのままで、深く心に残りました。
 今週末も2017臨床基本ゼミ最終回ですが、今頃、最終ケースプレで四苦八苦されている方々へのエールにもなるでしょうし、私たちからの「贈る言葉」としてもぴったりです。

# by my-pixy | 2017-11-22 08:19
2017年 11月 20日
2018年もくあみ会新潟開催に向けてのリハーサル
f0103459_15595559.jpg この週末は来春の1918年もくあみ会に向けてのリハーサルを兼ねてのミーティングでした。
 下の画像は3ヶ月前の他のブログからのパクリですが、季節も変わり、粉雪引き荒ぶ中での細部までのリハーサルはなかなかの迫力でした。
 直前になって、雪の影響による第一演者の欠席、身内の代読などまで、想定される地方開催の厳しさは全てチェックされました。このところ東京、御茶ノ水で全てをまとめて来たことに比べると、交通、宿泊、会場往復、懇親会場など難しい点も予想されましたが、新潟ならではののどぐろの刺身、レモン溢れるドリンクなどまでおもてなしは万全ですから、楽しい会の予感もされました。

 当日の設営はこのままというわけにはいかないでしょうが、会議場の設営は目を見張るものがあり、内容はともかく、アベ・トランプの日本政府の設営などよりこちらの方がずっと上です。出席者の絞り込みはまだまだですがそれが決まれば、もめている総合タイトルやプログラムの絞り込みなども進むことと期待しています。

# by my-pixy | 2017-11-20 10:03
2017年 11月 16日
肥後もっこすとの三日間.2
f0103459_10382010.jpg 前回のKDMとのミーティング.レポートは事前に書いたため、レポートにはなっていなかったのですが、企画、運営をしてくださった方々の努力で、近年、類を見ない楽しい会合でした。
 終わってからの何人かのメールでは「燃え尽き症候群」などという文字もちらほらでしたが、金曜夕方から始まった三日間は息つく暇もない進行でした。実行委員の方々の綿密な努力は、外側から見ていても涙ぐましいしいものでした。
南限のスタディグループ!などと悪口も言いましたが、こちらもまだ興奮冷めやらぬ日々です。厳しくも楽しい40周年を楽しみにしています。

# by my-pixy | 2017-11-16 10:42
2017年 11月 13日
台風なしで、肥後もっこすとの三日間
f0103459_9193334.jpg台風もなく好天にも恵まれて楽しい三日間でした。準備段階で、本棚の奥にしまわれていた石原先生の1960年の「補綴と生物学」をリニューアルし飛行機の中で熟読しました。用意してきた自分のプレゼンもこの時代の回顧談に終始しているので、あらためて恩師の視点で見直すことになりました。f0103459_9355213.jpgf0103459_9561462.jpg

 この書籍、当時、鈴木文夫先生からいただいたコピーなのですが、出版社の医歯薬にも原本はないらしく、古いコピーからの復刻になり、一部はクマモンへのおみあげにしました。まだ読まれた方はなでしょうが、その要旨は折に触れて私のプレゼンにも組み込まれたはずです。前半のCr-Brの部分では明快な石原論文が、RPDの部分では悲痛なばかりの論旨になっていることは、私にとっても大きなショックでした。

「著者もこれに対して深い関心を持つものの一人であるが、未だ当教室での研究は手を染めたばかりで、具体的な業績を発表する段階に達していないから、この総説では補綴学的に見て興味のある内外の文献を、理解しうる範囲で一応整理することにした。それとても著者にとっては甚だ困難なテーマであって、一向にまとまりのつかぬものになったようである。」

 同じ時代、すれ違い咬合とペリオに苦しみながら悪戦苦闘を続けていたプレゼンの背景を、あの恩師も悩まれていたことを垣間見て感無量でした。

# by my-pixy | 2017-11-13 09:18
2017年 10月 30日
セミナー明暗
f0103459_10291332.jpg 人によっては四連続の台風同伴の熊本・東京合同のセミナーでした。参加者は開会と同時に帰途の足の確保に奔走、主催者はそれを聞きながらスケジュール変更にドタバタという慌ただしさはまたか!!でしたが、それでもなんとかベストの収拾策を!いう緊張感はなかなかのものでした。

 気まぐれ台風には勝てないが、いいセミナーにしようという13人のメンバー気持ちは変わらなかったからでしょう。二枚の写真は裏方に徹してくれたわがチームのスナップですが、スマホの2ショットとは一味違う抜群の記念写真です。折しもニコンはデジカメ中国生産を中止するという中で、どちらも場の雰囲気が素晴らしく早速借用しました。

 過去3回のもぐら塾でしたが、2枚のスナップはいずれもも私が思い描いていたスタディグループの理想像がよく表現されています。全員ケースプレのための下ごしらえも大変ですが、それが聞くだけではない参加者の緊張感に極めて重要な要素で、今回は「それぞれの思い入れのケース」というお題も出ていました。

 懇親会場の設営に尽力していただいた裏方やお店の方のバックアップも抜群でした。今後もこんな形のミーティングができるかどうかは分かりませんが、その場を体験した次の開催地担当には良いプレッシャーになることでしょう。

 次には台風の出席はないでしょうが2週後、被災地慰問を兼ねて熊本です。

# by my-pixy | 2017-10-30 10:27
2017年 10月 27日
スクリーンセイバーから
f0103459_11481061.jpg このところ口をひらけばプレゼンプレゼンで変わりばえしません。夜のテレビもほとんどはお笑い番組か暗い話題ばかりで、時にまぐれ当たりもありますが、さらに政治、粉飾、事故報告ときては早々にお休みになるしかありません。

 今週も台風を引き連れてクマモンがやってくるようです。局面打開のためスクリーンセイバーに入れてある仲間の写真利用を思い立ちました。メキシコの海のシリーズですが、これで気分を変えてクマモンを突っついてやろうという作戦です。

# by my-pixy | 2017-10-27 11:08
2017年 10月 12日
下顎少数前歯残存
f0103459_12303832.jpg 今年の臨床歯科を語る会でも、どの部位が無歯顎化することを防ぐべきかというような話題が、クローズアップされましたが先日の救歯会を囲んでのプレゼンでも、冒頭の壬生、苅谷の先生の発表は、下顎前歯部の少数残存歯の経過観察でしたが、1本のインプラントを巡ってその対応は真っ二つに分かれていました。

 インプラントの功罪に的を絞った私のプレゼンの後、懇親会の席上でノートパソコンを広げられた斎藤先生の周囲に人だかりができました。話題は患者さん67歳から80歳までの経過で、やはり富士山のように長い裾野をひいた下顎前歯部の顎堤の姿が印象的でした。私にも一症例ですが手こずった経験があるので会話に加わり、近日中にあらためて少人数でミーティングをもつことになりました。こういうハプニングがスタディグループの楽しさです。

 数日後、15名ほどのメンバーが再会し、斎藤先生に先日の2症例の詳細を話して頂きました。淡々とした口ぶりの中に高齢者の少数残存症例の推移やインプラントに対する思い入れなどがちりばめられていて、共感すること多いプレゼンでした。私は準備していたデータを取り違えるなどの一幕もありましたが一週間前の続き番組と、十数名というコンパクトさに救われ、ほぼ全員との対話で相互理解は一歩深まったようです。


f0103459_10365225.jpg 初めから仕組んだわけではないのですが、少数残存症例の歯列改変を巡ってインプラントや移植の功罪にスポットが当てられた二日間でした。主役ではありませんが私の「支台歯として機能した智歯」というプレゼンも20年経過の複数ヒストリーとして参戦できたと思っています。
 セミナー前段ではスポットライトを浴びていたインプラントが、プラス1のプレゼンターとともに静かに去っていくというドラマは「パーシャル・デンチャー新時代」の著者としても本望でした。

# by my-pixy | 2017-10-12 11:09
2017年 10月 03日
NHKスペシャル「人体」
f0103459_1037544.jpg思いもかけず見はじめた番組でしたが1時間息をつめて注視しました。なかでもしばしば繰り返されたキャッチコピー「臓器たちは”会話”している?」は補綴、インプラントに明け暮れているわれわれにグサリとくるものでした。

第2回は、主役は脳ではなく腎臓だとばかりに、腎臓礼賛の内容でした。私としては、今頃言われてももう片方取られてしまったよ!といういうところですが、多臓器不全からの復活や、多種投薬の弊害などを事例に腎臓の活躍ぶりがよくわかりました。

さすがNHK、このメンバーが機能すると素晴らしい番組ができるものです。「ためしてガッテン」とは世界が違います。

# by my-pixy | 2017-10-03 10:37
2017年 09月 27日
スリーピングバッグ
f0103459_8165454.jpg お忙しい若手デンティスト初めての発表会、開会は19.30分。「忍」の鉢巻で参加はしたものの回りくどいやり取りの1時間は、鉢巻きで解決するようなものではなかった。

 夜が明けてパソコンのスイッチを入れると一通のメール。ご相談があるという発信人はどこか八重洲界隈のホテルにいたらしい。かねがね用意をしようと思いながら手配が遅れていたスリーピングバッグを入手して帰ってきたとき、彼は新幹線で夢の中だったようだ。
5000円はお立て替えしましたが、これからは1泊するごとに半額になるので年末ごろに集金させていただきます。家主はタクシーで帰宅していますので、ご相談がなければそのままお帰りください。写真にあるような羽毛製のものをノートパソコンと一緒に御持ちになれば、より快適な睡眠がお約束できます。
大きさ重量ともこの半分です。京橋交差点の mont・bell には広い2フロアに膨大な膨大な関連商品が用意されていますが、開店は11時です。

ご相談の案件は5分ほどで解決し、年末の実行に向け構想は進んでいるでしょう。

# by my-pixy | 2017-09-27 12:22
2017年 09月 25日
われわれは過去も海面下も見ていない
f0103459_174797.jpgセミナーの準備から始まって、60年間のスライドを見直しています。何がいいたいのだと言われるのは承知の上ですし、リタイヤした老人の戯言と思われても結構ですが、こちらには臨床一筋60年という旗印もあるので簡単には引き下がらず同じことを言い歩くつもりです。
 ことの発端は10年前のパーシャルデンチャー新時代という書名です。この時苦しみ抜いてもインプラントという言葉を避けたトラウマはその後も続いているのです。確かにくるかこないかもわからない新時台という曖昧な言葉は、窮余の一策にはなりましたが、未だ見ぬインプラントの姿を万人が認めるものとすることはできませんでしたが、われわれできることできないことをクリアにすることは可能になるでしょう。ただそれには患者さんご本人のご協力が不可欠です。

 

# by my-pixy | 2017-09-25 17:49
2017年 09月 23日
次のプレゼンは10月8日
9月の基本ゼミ受講生からの症例提示にはかなり苦しみましたが、最後まで思いのほどは伝えられませんでした。リベンジの機会はもう一度ありますが、繰り返しても年代の差を埋められる自信はありません。
その前に単独のスタディグループを対象に別の機会があるので、ここでは対象のスタディグループのメンバーも巻き込んでのディスカッションを考えています。すでに膨大な参考症例を送っていただいていますが、これまた相互理解は困難そうなので、手の届きそうなお二人に手伝って頂こうと思っています。

 ネタ探しをしていたところ、2年ほど前のブログ記事が見つかりました。ブルーの囲みの症例群もさらにはっきりしてきた部分が増え、最近しばしば話題にする患者さんのヒストリーにつながる長期症例を通して、前回ははっきり提示できなかった、今歯科医に望まれることというフィナーレに向けて、一歩踏み込んだ結論に結び付けられるのではないかと思っています。

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# by my-pixy | 2017-09-23 10:54
2017年 09月 15日
欠損歯列の見方と処置方針
いよいよこの週末が2017臨床基本ゼミ欠損歯列の見方、処置方針の本番です。「今、あなたの困っている症例のご相談に応じます。」と大風呂敷を広げたまでは良かったのですが、環境も経験も様々な13人からの提示にどうして答えるかにはかなり悩みました。われわれ育ってきた時代とは環境が全く違うからです。
それでもわが頼もしい参謀が13症例を整理し、私にできそうなパートのテーマに割り振ってプログラムを作ってくれました。あと二日間にこのガイドラインに沿ってお話を組み立てなさいということです。老いては子に従えということになるかどうかが問題です。

第4回 欠損歯列の見方・処置方針    9月17日(日)

10:00〜10:30 イントロダクション
        欠損形態の分類、KA367 金子
11:00〜13:00 少数歯欠損〜多数歯欠損
        受講生症例(田村、永田、坪川)     西島
       67欠損、少数歯欠損への対応      金子
        受講生症例(新井、小野、根間)     中舘
        両側遊離端、多数歯欠損への対応 金子

    昼休み

14:00〜16:30 咬合崩壊〜少数歯残存
       受講生症例(江川、佐々木、井口)   西島
 3/4犬歯、咬合崩壊への対応      金子
       受講生症例(内倉、石川、山岸、福場) 中舘
       すれ違い、(少数歯残存)への対応   金子
16:30〜17:00 まとめ
       1日学んだ後での受講生からの質問、感想   

# by my-pixy | 2017-09-15 08:57
2017年 09月 11日
卒後20年
f0103459_1023876.jpgいよいよ来週末は2017年の基本ゼミの担当ですがその前に、愛知県のしんせん組の方々が、症例持参でいらして下さいました。もくあみ会などでのお付き合いも長い方々ですが、5人の発表者のうち1人の事前抄録が準備段階から気になりました。
いつものテーマや内容と何かが違うのです。術者年齢などが書き込まれている咬合面観なども不穏です。やがてその謎は次々に明らかにされていくのですが、われわれの失語症は一気に高まってしまいました。
同世代の仲間とは話しながらここに到ったのでしょうがそれにしても信じられない経過でした。
最後になりましたがタイトルは「加圧要素に対応できなかった1症例」でした。担当者の技術も能力も申し分なくてもこうした局面に追い込まれることがある難しさを見せつけられ、「人」を知り、コントロールする難しさを痛感します。

# by my-pixy | 2017-09-11 10:04
2017年 09月 08日
ブラザーズ
f0103459_18455028.jpg 旧金子歯科医院を旅立ってから、初めてお気に入りのレザープリンターに出逢いました。長く付き合ってきたコニカミノルタを手ばなし、何でもそれなりの配布資料が作れれば良いと諦めかけた時に出会った弟分でした。
すっかり諦めていたC社のインクジェット機とは比較にならない操作感、スピード、色調など、ほぼ満点で大いに気を良くしています。
 これで来週末の基本ゼミを含むセミナーにも気持ちよく準備ができそう、とご機嫌で帰りましたしたが、一夜明けると最後のどんでん返し。

 プリンター大暴走で数十枚のプリントに囲まれ、返品の2文字がちらつきましたが、ビッグカメラのスタッフと日曜出勤のブラザーズに救われて今度も九死に一生でした。しかしもう完全にチームの一員です。

# by my-pixy | 2017-09-08 19:00
2017年 09月 01日
新しい仲間に囲まれて
f0103459_8523887.jpg旧診療室の大半が引き取られていった世田谷の林歯科医院にいってきました。あふれんばかりの白い蘭の花にかこまて、ちょっと居心地は悪そうでしたが、院長渾身のデザインの中に溶け込んで違和感はありませんでした。
 私にとっては小学校から疎開までの時期を過ごした町でしたが、今なお当時の雰囲気は残されていて、住み心地は良さそうでした。
 長い放浪生活から抜け出してこれからの前途が楽しみです。

# by my-pixy | 2017-09-01 08:54
2017年 08月 29日
1980年代の問題症例
f0103459_87833.jpg まだ余裕はありますが来月の基本ゼミの発表内容には頭を痛めています。とうとう昔デジタル化はしたままになっているRAWデータを引っ張り出すことにしました。
当時も問題は深刻で迷ったものの決めかねて、お断りしたものや中断したケースのスライド画像です。処置は完結していませんが話題にはなるだろうと思っていますが、使用には画像の調整やフォーマット変更が必要です。昔のようにテキパキはいきませんので悪戦苦闘しています。

ここにアップしたのは1970年頃のスライドですが、これをプレゼン用に仕上げるには2週間の準備時間でも十分とは言えません。しかしこれまでに作ってあるプレゼンよりは話が通じそうなので、しぶしぶ作業を再開ました。
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# by my-pixy | 2017-08-29 08:12
2017年 08月 25日
井上 靖「氷壁」画集
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f0103459_1557588.jpgf0103459_15573270.jpg 昭和33年朝日新聞に連載された井上 靖「氷壁」の挿絵として書かれた水彩画集が出てきました。当時かなり話題になったもので、小説もいろいろ話題になりましたが、特に毎日の挿絵は楽しみでしたので飛びついたのを覚えています。
著者と上高地や、涸沢に出かけられた後日談も出ていて、良き時代が偲ばれます。ちょうど30歳になったばかりの頃でした。
古い小説をめぐって話題の取り合いになりましたが、本家の方は画集のご紹介でしたが、幸い実物はこちらに残っていましたので、画集の方の追加をアップしました。横長の形態などに手こずって半日仕事になってしまいました。(穂高をめぐって物語は展開されるのですが、なぜか3枚目の見開きは赤倉観光ホテルです。小説との関係がどうなっていたかはよくわかりませんでしたが、当時日本国内では非常に印象深いスキー場でした。)

# by my-pixy | 2017-08-25 16:00
2017年 08月 21日
咬合採得は難しい
f0103459_1531108.jpgf0103459_1530622.jpg この日の記事、何度か書き換えたりアップし直したりしているので、毎日見ていただいている方には混乱されているかもしれません。
問題は基本ゼミの方々の症例相談のケースから始まったのですが、ちょうどお盆のテレビ番組などとも重なって、ブログにも回想シーンが入り混じったりしてしまいました。不要なものを外したり並べ替えたりはしましたが混乱はまだおさまっていないでしょう。

私が言いたいことは上の画像のように単冠や少数の場合は、ステップを確実に踏んでいけばそれなりの結果を得ることは難しくありません。しかし今回皆さんから送っていただいたような多数歯欠損だったり、咬合が低下しているケースなどでは、患者さんの年齢的な問題も加わって実に複雑になります。

 下の画像はそうした一例で、ゴシックアーチなどを使っていますが、今回の皆さんの多くのケースをこうした形で処理しようとしたら、それだけでぐしゃぐしゃになるでしょう。間違いないことは、TEKの改善に時間をかけて一歩ずつ進めていくしかありません。今回はうまくいかなくても10ケース位をこなせば何かが見えてくるでしょう。

# by my-pixy | 2017-08-21 15:31
2017年 08月 15日
続・2017パーシャル・デンチャー・ヒストリー
f0103459_8215482.jpg 皆さんお盆休みのようですがこちらは大忙しです。始めは諦め気味でしたが、自分の過去の症例なども見直している間に少しずつ先が見えてきました。受講生の2つの症例は女性、男性1例ずつですがその差はあまりなく、67歳と73歳という年齢も大差とはなっていないようです。
 どちらもペリオの影響はあったようで、下顎の6番を失ったことから欠損歯列に入ったところまではよくある形でした。40歳頃でしょうか。大臼歯の咬合支持を失って、小臼歯部に依存するようになり咬耗が進行していったようですが、上のMさんの左3の喪失は破折などのアクシデントだったと思われます。

今日アップした私の症例は1996年の症例でしたが、この時のことはともかく、その後70代に入り仲間入りしました。このまま進行すればお二人には絶好のテキストだったのですが、残念ながらお目にかけられるような経過はありません。その結末は1ヶ月後のお楽しみです。

# by my-pixy | 2017-08-15 07:59
2017年 08月 14日
2017基本ゼミ・パーシャル・デンチャー
f0103459_11294647.jpgまだ1ヶ月ほど先の話ですが、9月になるとなるところ慌ただしくなりそうなので、受講生の方々から症例を提示して頂いています。

13症例が集まっていますが、中でもこの2症例は不思議なくらい類似しているので、予習の意味も含めて皆さんにも考えて頂こうとアップすることにしました。患者さんの年齢は67歳と73歳ですが、術者の年齢はともに35歳です。

ともに臼歯部の咬合支持は失われ、下顎前歯部は咬耗を伴って激しく上顎に食い込んでいます。今年の臨床歯科を語る会でもそれだけの分科会が持たれたDeep Over Biteで、経験のある術者でも 手こずること間違いありません。
ここまで追い込まれ咬合挙上や全額補綴を避けられないことは間違いありませんから、できればそれなりのスタッフや技術的蓄積のあるところに紹介した方が間違いないのですが、それもできないのでしょう。

 他の方々のケースも難しいもの山積ですが、まずはこの2症例をどうするかを考えてみてください。それぞれのケースには、別途その解決策を用意しましたから当日お話しさせていただきます。

# by my-pixy | 2017-08-14 11:32