2009年 07月 20日
○○会
 この週末から月末にかけての10日間は4つの会で6日間がふさがっています。企画段階ではこんな事になるつもりではなかったのですが、日程が迫ってきて自分で目を白黒しています。
f0103459_17174446.jpgf0103459_1740645.jpgその皮切りは2009年4回目の基本ゼミでした。すでに後半戦に入って受講側と主催側の気持ちはかなりぴったり合ってきたと感じています。しかしどうにもならないのは作業模型から垣間見れる、歯を削る技術や間接法の荒廃です。

初歩的な1〜2本のインレークラウンをお持ち頂いたのですが、デジカメで撮影して映写すると、ご本人達も目を背けたくなるソーマージンのオンパレードです。

 ダウエルピンが抜けないため分割トレーも併用している模型も幾つも見かけました。感想は「こんなに大きくして見たことなかったから!」の一言なのですが、技工士は顕微鏡で観察しながら作業をしているのです。その苦しみは模型のトリミングや咬合器装着などにも見られますが、加害者に加害意識はまったくなく、話し合いをする土俵もなければ、必要性も感じていないのです。問題解決のリーダーシップを歯科医がとれていないことは、ふにゃふにゃのプラスティックトレーや、使われなかった大きすぎるシリコンバイトなどを持ってくることで明らかです。国試対策などに偏向し技術研修を軽視してきたツケはありありです。

 みんな素敵な若者なのに彼らに、歯科医は何をすべきか伝えてこなかった罪はあまりにも大きいのです。何度も書類提出などをさせて卒直後研修機関として認定しながら、一回かぎりでシステム崩壊し、それっきり何の役にもたっていないお役所仕事を思い出してしまいました。医療の方でも「家庭医」などという認定医制度を新設するとか、馬鹿馬鹿しいペーパープランはどこまで続くのでしょうか。関わりを持ってしまった若手を、あと2回でどこまで軌道修正できるか、重い重い課題です。

by my-pixy | 2009-07-20 18:13


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