2010年 07月 15日
片側遊離端欠損. 3
 初診は1971年でピンレッジのことなどでも何度かペーパーにしたケースです。右下の67欠損にクラスプデンチャーを装着していましたが、じり貧になり上のパノラマのような状態になってしまいました。いよいよ止むなしと小さなインプラント埋入しましたが、治癒期間中に力がかかったためか機能させる前に撤去のやむなきに到ってしまいました。左右的なすれ違いも進んでしまっていたことも原因でしょう。すでに70台もう一度という気にもなれません。
f0103459_16372690.jpg
 欠損部に人工歯を入れるスペースもなく、万策尽きて挺出をつづけてきた上顎の67を大量切削することにしました。インプラントがなくなった左下5も風前の灯火です。
右側も3歯欠損ですから患者さんも噛めるところがないのです。こちらも対合歯は挺出していますがクリアランスがあるだけ幸いです。ぐちゃぐちゃになりながら仮義歯を経て2つの義歯が入りました。下顎の遅れは5の見極めがつかなかったからです。
 まだ胸を張ってという状況ではありませんが、義歯床の状態からは支台とのマッチングは無難にいっているようです。インプラントがないだけにいわゆる「予知性」は向上しました。

by my-pixy | 2010-07-15 18:05


<< このお荷物は誰のため      片側遊離端欠損. 2 >>