2011年 04月 13日
臨床基本ゼミ 2011
f0103459_17413577.jpg 4月23〜24日から今年の基本ゼミが始まりますが、さまざまな出来事が重なって12年目にして始めて定員割れのスタートです。
東日本大震災の直後の3月15日に、日程がさし迫っていた会合の実行か延期かを決めました。それぞれ自粛か強行かに思い悩みましたが、小さなこの会は予定通り行うことにしました。
 自粛の対象になるような性格の会ではありませんし、むしろこうしたときに自分達の足下を見つめ直したいという思いもあったからです。決定は間違っていなかったと思いますが、会期や会場問題もあり想像以上の苦戦になりました。余剰金は残さないという思想がこうしたときには身動きとりにくい結果に繋がり、一時は貸し会場を諦めてわれわれの歯科医院での開催も考えました。
 最終的に定員15人に対し9名の受講生でマンツーマンも極限の状態ですが、それなりにゆっくりお付き合いもできるだろうなどとやせ我慢をしています。幸い大半が火曜会や語る会などのご紹介ですから、将来に向けての人脈作りという点では、受講生側も主催者側も濃い時間を持てるだろうと思います。またOB会のもくあみ会や,語る会のサポートメンバーになってくれるだろうことも期待しています。
 画像は火曜会の対外活動の原点であり、「ある臨床歯科を語る会」のスタートにもなった「あるスタディグループの歩み1980とその第3作2004を縦軸に、基本ゼミやもくあみ会などの連携を表現してみました。 

 先日こんなメールがきました。先生は、2009年度の基本ゼミ受講生の総称が「わけあり組」だったのを覚えていらっしゃいますか。ハイ私が名付け親ですから・・・。「わけあり組」の中では、茨城の赤松先生、岩手の佐藤先生、宮城の新谷先生が被災されました。幸い全員が内陸だったのですが、それでも診療所に井戸水を引かなければならなかったり、度重なる余震に住居に悲鳴をあげつつあるなど被災状況は様々なようです。そこで、林直也が発起人となり「わけあり組」応援プロジェクトを立ち上げたところ10人の有志が集まりました。10人に共通していた想いは、半年間基本ゼミで机を並べ共に学んだ仲間のために何かしたいということでした。プロジェクト第一弾として応援メッセージをそれぞれから集め、1通のメールに寄せ書き形式にして被災した3人に送りました。3人からは大変な中なのにすぐお礼の返事がきました。言葉がどれほどの力になるのかは分かりませんが、気持ちは伝わったのかなと感じています。今後も第二弾、第三弾と継続していけたら…と思っています。
今年の基本ゼミは定員割れしているとのことで非常に驚きましたが、OBの中には仲間を思う気持ちが確実に根付いています。(モグラのトンネル2009.3.23 6.20)

by my-pixy | 2011-04-13 18:20


<< ガイガーカウンター      Dr. 松井の石巻レポート >>