2011年 08月 29日
義歯設計メール交信(基本ゼミ裏番組)
f0103459_16264421.jpg いま困っているパーシャル・デンチャーの症例ということで、6月の基本ゼミでエントリーしてもらったケースのその後です。
 夏休みが入ったりしてだんだん消えて行き、いまなお頑張っているのは一人だけになってしまいましたが、その熱心さには引きずられゆっくりながら成果も上がっているようです。
 
 上の画像イエローで囲ってあるのが初診時の正面観です。このままでは何の処置もできませんから、挺出した歯は削除しながら多少バイトを上げるしかないだろうということで製作したのが、2枚目の合成画像です。

 類似症例は見てもらっていたはずですが、この辺から卒後3年と50数年のジェネレーションギャップが猛威をふるい始めます。もしかしてと警告を出したときには、すでにスーパーボンドでしっかり接着されていました。
 
 その後調整と咬耗で挙上量は1/2程度に収まったようですが、その試行錯誤の結果は先の診療に結して生かされることはありません。次のステップに進むにはこのレジンプレートをばらばらにしなければならず、この時の記録を残すことは不可能なのです。

(イエローの文字は私の方からのコメントです。)

by my-pixy | 2011-08-29 16:26


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