2011年 10月 14日
欠損歯列の分類.2
f0103459_8112370.jpgf0103459_1932684.jpg やみくもに羅列するだけだった1900年代前半の分類法が、大きく変わったのは1960年代のEichnerの分類からです。

 10人ほどのヨーロッパの臨床家の症例集として企画されたアトラスでは、一冊に100症例を整理して呈示する必要があったのでしょう。イラストだけを網羅する分類から、実際の症例を整理して並べる必要が、分類法にも抜本的変革をもたらしたものと思われます。

 見開きの2ページに欠損形態、補綴物と口腔内写真10枚ほどを呈示したアトラスは圧倒的なリアリティでした。一歯の歯冠修復から総義歯まで、中には首をかしげたくなるようなものも少なくありませんでしたが、全体としてのまとまりは素晴らしく、躊躇なくその後を追うことに決めました。

  1962年の出版で、5年後のアトラス2ではばらつきも少なくなり内容もアドバンスしました。筆者の「パーシャル・デンチャーの100症例」は、これから20年の歳月をかけて1987年にまとまりました。発展途上ではありましたが術者が1名なのでさらに1歩を進められたと思います。

by my-pixy | 2011-10-14 18:14


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