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2011年 11月 03日
国家試験問題・教科書
 最近、歯科大学を卒業された方から国家試験の教科書の内容を送って頂きました。「試験の教科書」という日本語にも違和感がありますが、3年前の国立大学のことですから驚きです。これを書いた人もまじめに調べていませんから出題されることはないでしょうが、回答を書いたり採点をする羽目になったら恐ろしいことです。歯科医療低迷の源流を見る思いです。

「年代もごちゃまぜで、大きく分けて4つの分類が載せられていました。
1、欠損領域の分布状態によるもの:M.Muller、Kennedy
2、機能圧の負担型式によるもの:Elbrecht
3、上下顎の咬合状態によるもの:Eichner
4、維持装置の 位置によるもの:Cummer
最後には「部分床義歯を分類する目的」という題名でこんな内容が記されていました。
・多くの患者の診断が容易になる
・既往歴の記録が容易になる
・技工操作の指示が簡便になる
・歯科医師間の意見交換が容易になる」

by my-pixy | 2011-11-03 09:27


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