2012年 05月 15日
2011.12 傾斜歯の続き
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f0103459_15394823.jpg 昨年の暮れの続きです。6のTekから遠心延長したポンティックで遠心舌側方向にアップライトし、有髄歯のままアンレーをテレスコープに変え、5の遠心に設けたキーウエイと連結して補綴しました。ほぼ半年ですがミニデンチャーはレストとも安定しており、6の近心および分岐部にも改善が見られました。

 義歯の脱着もティシュペーパーで外冠部をもてばちょうど良いきつさで、安定しているようでほっとしました。最近は高齢の患者さんに、こうした省エネ補綴をすることが多くなりましたが、固定するよりは可撤性にする方が双方にとって安心です。ブリッジと同じ形態ですから、旅行中などは装着したままでブラッシングをして下さいとお話ししています。

 始めは不安半分だった患者さんも、半年後には全員がミニデンチャーファンになり、着脱にして良かったと云っていただいています。すっきりした形はメインテナンスにもプラスになっているようで、新らしく手にされた愛玩品は大切にされているようです。

 メジャーコネクターやマイナーコネクターを脱ぎさって、パーシャル・デンチャーは大きく変わりました。それを可能にしたのは一本の移植やインプラントによる歯列の改変ですが、それがまた新たな発想を呼び込んだような気がします。

by my-pixy | 2012-05-15 15:41


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