2012年 09月 29日
RAWデータのおかげで
f0103459_107296.jpg 実は前回の患者さん初診は1984年でしたが、長いこと積極的な介入は手控えてきました。一歩踏み込んだのは1991年で上顎義歯はその時の装着です。

 パーシャル・デンチャーのアキレス腱は床用レジン、人工歯などとの接合部で、メタル一体型のブリッジにはどうしても敵いません。金属床などを使えば耐久性は向上しますが、複合体の宿命は逃れられませんし、反対に可変性という長所は失われてしまいます。プライマーでいくらか改善できることはあっても、両側性ともなれば効果はかぎられます。

 この義歯も10年を経て金属との接合部にクラックが多発し、今回はレジン部分をすべて置換しました。10年はレジン床義歯の限界のようです。今回の解体で12年の壁を突破できたことは上々の結果です。

 この後2001年になって下顎にもテレスコープ支台のパーシャル・デンチャーを装着しています。明日からこちらの問題に移ります。

by my-pixy | 2012-09-29 11:37


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