2012年 10月 03日
被写界深度とワーキング・ディスタンス
f0103459_17455182.jpg デジタルカメラ時代になって困ったことはいろいろありましたが、フィルムに代わる撮像素子の大きさが小さくなったことはその中でも根元的な問題でした。接写というジャンルは一般撮影とは異なり近接による画像の変型を最少にしようということで、長年長焦点のマクロレンズが使われてきました。

 上の写真のメディカルニッコールにしても初期型では何と200ミリが使われていました。さすがに扱いが困難と云うことでⅡ型では120ミリになりましたが、それでも相当なものでした。これ以外の場合でもニコン、キャノン、ペンタックスなどすべてが標準的な50ミリ前後と昆虫撮影などの用途も多い100ミリ前後のマクロを用意するのは当然のことでした。

 デジタルになって撮像素子の小型化が主流になっても、カメラメーカーはレンズのラインアップを変えるかどうかを躊躇している間に、タムロン、シグマなどはアイン体制に対応する製品を投入してきました。それまでメーカー純正レンズを使うのが当然だった寡占体制は崩れました。

 われわれも最適サイズを求めてそれまでは見向かなかったサードパーティ製のマクロレンズに手を出すようになりました。次第に固まってきた撮像素子の大きさから、やや長めの80ミリぐらいが最適ではないかと右往左往しましたが、そのときどきの迷いはブログにも書いてきました。
 口腔内撮影、デジカメなどのタグに入っています。(07.10、10.10など)

by my-pixy | 2012-10-03 17:45


<< 2/4犬歯の患者さん      夜の東京駅 >>