2013年 07月 08日
ナナオ1997からEIZO 2013へ
f0103459_18213756.jpg
 フィルムカメラがデジタル一眼レフにかわる前には、スキャナーを使ってスライドからデジタル画像を作っていました。画像合成や文字入れも自在になりプレゼンは大きくレベルアップしました。
 といってもスライドの色調を真似ることが精一杯で、長い年月をかけて熟成してきた35ミリのシステムが10年もせずに消滅するなどとは誰も想像しませんでした。この頃デジタル画像用のスタンダードとして広く評価されていたのがナナオのディスプレーでした。カメラマンはまだまだフィルムの方を信じていましたから、デザイナー関係の人に圧倒的に支持されていたのでしょう。この後ブラウン管から液晶への変化も大変だったろうと思いますが、それについていくわれわれの懐も大変でした。

 神のごとき存在のナナオのディスプレーについていくために、キャリブレーターも何度かトライしましたが見るべき成果はあげられず、ヤケッパチで安易なアップルのモニターに身を落とし、コストパフォーマンスのよい一体型のマシンに流されてきましたが,
がまの油でもないのに見たくもない顔が映り込むド派手な色調にはずっと不満でした。
 このところ印刷にのめり込んで昔の苦しさを辛さを思い出しました。20年が過ぎても石川県でがんばるナナオは相変わらず独自の道で頑張っているようです。名前こそはEIZOに変わりましたがキャリブレーターが内蔵されたり、フードが準標準装備になったり、一般的なパソコンのおまけとはちょっとちがいます。上の写真のようにサブにしているノートで起動させていますから、2台の色調の差とどう付き合っていくかは今後の課題ですが、ギラギラモニターから解放され心は穏やかです(上の右)。
 これで一体型のパソコンからは離脱しましたので、どこかバオバブに似たタワー型のMAc Pro との組み合わせにも道が開けました。バックアップのシステムも4TのUSB3.0に完全分離しましたので、次の楽しみはパソコン、ディスプレーの完全分離です。考えて見るとわれわれの身の回りテレビもスマホなども光りものに囲まれています。その分考えるチャンスが失われていくのでしょう。関連記事は蔵の中の「モニター」などにもあります。
f0103459_17101615.jpg

by my-pixy | 2013-07-08 12:11


<< たったこれだけのこと      生物模倣技術 >>