2013年 11月 23日
新・口腔内写真の薦め  1.リング照明
湯水のごとく出てくる新しいデジタルカメラに恐れをなして、カメラの話し打ち切り宣言をしたのですが、アクセス解析を見ているとやはり要望は高そうなので再開を考えました。ただ同じ様な切り口では面白くないので、新シリーズはフィルムを知らないミラーレス派の人達を対象に考えて行こうと思います。なぜならケイタイからカメラに入ってくる人が大多数と思われるからです。ただ私が書けることは口腔内写真ですから、その枠は外さないように気をつけます。
口腔内写真の特性は再三書いてきたように、直径10センチほどの小さな洞穴の撮影で外光は入ってきません。したがって光源確保が第一でこれなしには話しは始まりません。私達が自作したりこだわって選択してきたリング照明以外の方法はありません。Webで画像検索すれば図のようなおびただしい写真が出てきますが、これはそのほんの一部に過ぎません。興味のある方はスクロールとクリックで丹念に見て歩いて下さい。2連休のひまつぶしにはなるでしょう。オレオレ詐欺にかかったという人もこれほど多様な製品があることを知れば、まだまだ先が長いことにため息がでるでしょう。
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ちょっとグーグルに行ってみて「何だかさっぱり分からんからなんとか決めてくれ!」という方、それも面倒くさいから誰かに聞いて見ようという方、あなた方のポケットを狙ったコマーシャルは、歯科商業誌の広告や編集部とぐるになった商品紹介によく出てきますからそちらへ。
 第1回目のテーマはリングライトの光源です。2000年までのフィルム時代はストロボ以外は考えられませんでした。ほとんどの35㎜カメラは専用のリングストロボをもっていましたし自働調光の機能も確立していました。しかし突然、写真技術の中核で使われてきたフィルムが消え、デジタルの時代が到来しました。すでにデジタル画像の効用ははっきりしていましたので戻ることはできません。この大変革の中で消されてしまった一つが自働調光によるリングストロボでした。
 流れは変えられないが、これまで口腔内写真の決め手になっていたTTL自働調光(いわゆるオート)を取り返したいと、さまざまな試みがなされました。当初、私は過去の遺産ともいえるメディカルニッコールにしがみついていましたが、出始めたLEDを用いたリングライト開発をはじめました。K-Macsの始まりです。
 早すぎたLEDの光量不足に悩みながら開発、中断を繰り返しましたが、その都度協力して頂いた方にご迷惑をかけることになるため、最後には小型リングストロボに戻してようやく製品としての安定は確保しました。ミニリング時代の始まりで、小型最軽量という強みでユーザー層も少しずつ広がりました。ただ、マニュアル使用という制約からは逃れられませんでした。
 この壁を越えるには量産化が必要ですがこればかりは素人には不可能なので、優良製品を推奨する以外に方法はないと作戦を転換しました。現在の私自身の結論は小型ならばミニリング、大きさは諦めてオート機能ならばニッシンMF-18ですが後者とは個人的な接触はありません。
どちらも怪しげな囲い込みやセット販売はしていません。ミニリングはすべてのデジタル一眼レフ、MF-18はすべてのニコン、キヤノン製デジタル一眼レフに使用できます・

by my-pixy | 2013-11-23 09:15


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