2014年 05月 28日
グリンデルワルトからツェルマットへ
1月16日
 今日はKL.Scheideggなどとは反対側のFirstへ出掛ける。宿のすぐ裏からここでは唯一の2人乗り横掛けのチェアリフトに乗る。1回700円也。ゴムびきのマントを着てホ口のかかったチェアに腰かける。途中3つの駅がありそこでは一応そのまま小屋の中にチェアごと入り、切符をチェックしてポイントのようなもので上に行く人と降りる人とのチェアはそれぞれの方向に分けられる。これは誠にうまく出来ていて感心する。日本のリフトよりかなり早いがそれでも30分かかって終点Firstに着く。ここは周囲の山が低いので10時頃なのにもう陽が当たっている。しかしやはりリフト30分はホ口やマントに守られてもやっぱり寒い。ここからまた1回360Fri(300円)のTバー(これは5回で1200円)。これは途中で2〜3回90度位に曲りながら延々と登って行く。上に着いた時は冷えきって、欲も得もなくFirstの食堂までとんで帰る。紅茶など飲んでいる間に気温も少し上がってきたらしく大分暖かくなる。こちら側はもう山に間にみな陽が当たっていてくれるので有り難い。しかしさすがアイガーユングフラウ等の迫力はない。スキー場のコースも大分楽だ。昨夜15センチ位の新雪が降ってくれたのであちこちにシュプールをつけて歩く。いい気分だが昼過ぎにはZermattに発たねばならないのでスキーはあまり楽しめない。この辺のリフトは色々な割引があるらしくそれによって滅法値段が変わる。2〜3週間の写真入りのパスなどもある。われわれは同じコースを何度も滑る時間がないのでどうしても割高になる。またチケットの種類も英語で書いたものがないのでさっぱりわからない。随分無駄をしているのだろうことは見当がつく。帰りのリフトのコースは当然ながら八方の3倍位滑ったような気がした。
14:45Grinder wald発インターラーケンSpiez Brigと乗り換えZermattへ。20:30途中食堂車などをのぞく。宿のあては全くなく少し心配だったがビューローが空いていたのでこちらの希望を言うと簡単に決まり馬ソリのタクシーで直行。このへん大分手際が良くなってきた感じだ。町の感じはGrinder wald、Wengenなどよりは都会的な感じだ。店も多く品物も豊富だ。
f0103459_919311.jpg1月17日
 少し寝坊をして8時半頃起きる。天気はあまり良くなさそう。ベランダからマッターホーンがその下部だけを見せている。あまり期待は出来ないがともかく支度をして出掛ける。マッターホーンの頂きが時折微かに見え隠れしている。大きなゴンドラを2つ乗り継ぎそこからまた長いTバーでマッターホーンの鞍部辺りに向かって登る。左手にはモンテローザがどっしり偉容を誇っている。ゴンドラで雲を抜けて来たので下は一面真白な雲で覆われている。KL.Scheideggのような変化の多い斜面ではなく割合なだらかな大きな斜面が目の前180度の広さに広がっている。そこを綺麗なシュプールを残しながらかなり大勢のスキーヤーが次々と滑ってくる。新雪に描かれるシュプールはいつ見ても美しい。スイスのスキー場へ来て始めて少し風がある。気温は高いが雪は軽く新雪も固めた斜面も大差なく滑れる。これならオーストリースキー教程などのシュプールも大して問題ではない。事実見事なシュプールを描いて滑って行くご本人のフォームやその後のスキーぶりなどを見ていると大した事はない。むしろ緩斜面でいい気になっているとスピードがつきすぎることの方が怖いくらいだ。1〜2回試してみて更に確信を深めた。固くしまった雪の上に15センチ位の新雪がふわりと均等に乗っているのだから申し分ない。こんな風だからシュテムシュヴィングも怪しげな年配の生徒を連れてインストラクターがどんどん新雪の所を滑って行く。特に新雪だからという難しさはないし転んでもボッカリ潜るなどという事はあり得ない。日本での苦労が馬鹿ばかしい。とは言ってもうまい奴は多い。特に女の人の差は大変なものでこっちの女の子は遠くから滑り方を見ただけでは男と区別がつかない。しばらくする中に風が強くなり雲が広がってきた。風が強くなると雪が軽いだけにどんどん吹き飛ばされ吹き溜まりのようになってこれが風で固められる。こうなるとさすが視界のきかない事もあってかなり厄介になる。まだ斜面が広大で林などないからキリントンのように僅か1時間位の間に1日中降った雪を皆林の中にもって行かれて残る雪はアイスバーンばかりなどという事にはならないのが幸いだがこれにはかなり手こずった。しかしこれには土地の連中も斜滑降を長くとって小さくゆっくり曲がる以外特に手がないらしかった。こっちでスキーをやり始めてからイヤというほどやらされた横滑りもこれには通じない。次第に天気も悪く風も強くなるので一応ツェルマットまで下る。あまりいいコースをとらなかったらしく途中で若干歩かされたりしたが長いことは相変わらずである。1回でゲンナリする。しかし未だ14時。渋々もう1回ゴンドラの終点まで登る。今度はコースがかなりつけられたのとかなり上手い数人のチームと一緒になりそのリーダー的な人の後を追ったことでかなり快適に滑った。この人は英語が通じず話はしなかったが見事なバインシュピールを見せてくれた。大変参考になった。朝Tバーに乗っている時3人位の人と色々話をした。スキーの事、仕事の事なら単語だけでも何とかなる。大体こっちから聞いて相手に話をさせることも慣れてきたので間があいて困ることもなくなってきた。とにかく先手をとって向こうから質問されないことである。15時半頃下りて来て町をぶらつく。グリンデルワルトと色々な点で異なりまた面白い。あれほどの家の画一性がなく色々新旧とりまぜて立っている。しかし原色を使ったようなものはなくバックの岩の色などと溶け入るような感じは同じでその為スイス国族の赤や人々の服装がひどく美しく引き立ってくる。店のウインドーは完全に都会だし歩いている人も大変多くチューリッヒなどと同じぐらい。ただ駅から先では自動車は1台も見ない。ホテルの前にもいないのは珍しい。タクシー=馬ソリで鈴を鳴らして景気よく走りまわっている。また時間を知らせる鐘が時々あちこちから色々な音で鳴り響くのが印象的だ。ホテルは食事、部屋などの内容はともかく何か大変冷たい感じでグリンデルワルトで大変家族的雰囲気を味わった後だけにいただけない。昼の弁当の豪勢な事は相変わらずか、あれ以上だ。宿泊に関しては日本の方が遥かに高い。リフト等も今日はクーポンを買ったので1200円位だった。

by my-pixy | 2014-05-28 08:23


<< ツェルマット      グリンデルワルト   2 >>