2015年 05月 03日
思い出の一枚
f0103459_920849.jpg  最後の火曜会プレゼンかなと思うと構えてしまいますが、60年代から自分が興味を持った症例やテクニックなどを、発表してきたことは間違いありません。余裕ができてきてからは同種のケースをまとめて、共通項を探すことに関心を持ち、咬合支持指数、欠損段階、パーシャルデンチャー設計10項目などを経てKA367などに熱中しました。

  最近の第2期すれ違いブームで、過去のすれ違い原稿などを見直したりして、冲中先生の「書かれた医学は過去の医学であり,目前に悩む患者の中に,明日の教科書の中身がある。」という言葉を改めて実感しています。
  嵌合位を基軸に臨床を組み立て理想咬合を夢見て臨床を積み重ねてきたことは、間違ってはいなかったと思いますが、加齢とともに低下していく咬耗症例に直面し再び嵌合位をどう考えるかに悩むことになっています。デジタル一眼ラフに切り替わった最悪の環境の中で悪戦苦闘していた時代の1枚ですが、きまりの20分ではとても語りきれません。

by my-pixy | 2015-05-03 08:25


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