2016年 04月 07日
スライド・デジタルは2000年が分水嶺
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1948年、歯科大学に入ったから、卓球部と写真部に籍をおきました。といってもただそんな集まりに顔を出していただけで、大したことはしていないのですが、進学課程で他にやることも見つからなかったからです。当時は2眼レフやスプリングカメラが主体でしたが、次第に35ミリカメラに移っていきます。これとともに6センチ巾だったフィルムは35ミリに変わります。最初の画像サイズの変更で、20年ほど経って趣味的に6×7を併用したこともありましたが、軸足の35ミリフィルムは変わらず2000年まで続きます。当時はネガカラーを使う人が大半でしたが、プリントのばらつきや整理の問題もあり、スライドのみに統一したことは良かったと思っています。1965年最初の海外旅行の頃8ミリムービーを併用していたことを除けば、長期的データを残せたことは口腔内写真からの恩恵でした。
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PENTAXとのコラボでリングストロボ、マクロレンズシステムなどが確立した1984年頃がスライドによる口腔内写真システムの黄金期だったと思います。10年後に津波のようなデジタルクライシスが迫っているとは思わず「プレゼンテーションを充実させるスライド製作」という連載を書き、続いて2000年には「1台のカメラがシステムを変えた。」という連載を続けますが、皮肉にもこの2連作はわれわれが愛したスライドフィルムのレクイエムにもなりました。
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by my-pixy | 2016-04-07 08:03


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