2016年 06月 13日
先週末こんなパンフレットが舞い込んできました。確かこのグループが主力になり、2001年、技工士会や、後援の会社もあって大がかりな講演会が行われたことがありました。同じ時期に臨床歯科を語る会もあったはずだと昔の写真も引っ張り出してみました。ちょうど私の臨床ファイル3出版直後でいろいろ多忙な時期でした。 しかし今日の話題は少し違います。この会が30周年の記念発表会を迎えられるということですが、私がお招きいただいたのちょうどその中間の15年目のことでした。土地柄のちがいもあるのでしょうが、2001年の時の盛況を忘れることができないからです。大きな会場は満員盛況で溢れた人を収容するために急遽、ビデオ中継をする部屋までが設けられましたが、そちらに収容されたほとんどは、歯科技工を目指す若い人たちでした。その人達の熱気に支えられてお話ししたことを、つい先日のことのように覚えています。 今回のテーマ「臨床の礎」〜も模型を読み、咬合を考える〜も素晴らしいテーマです。古参のメンバーの後押しがあってのことでしょうが、日本歯科医師会に掲げて開催して欲しいようなテーマです。問題はそれが空しい響きになって聞こえてしまう昨今の状態です。たった15年の年月がこうした変化を呼び込んだことそれが問題です。
by my-pixy
| 2016-06-13 08:37
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