2016年 06月 22日
今年2月のもくあみ会のテーマは、2011.3.11直後の少人数の基本ゼミからスタートしたものです。手のつけようもない咬合崩壊症例からの脱却のために・・・と9人の受講生と考える中からKA367は生まれました。先日のブログに再録したとおりの状況の中です。 初期段階から思いのほか多くの方に支持されて、KA367は実用化への道を歩みましたが、若い受講生サイドとの間にあるギャップは気になっていました。頭では分かっているいるものの実体験がともなわないことによるものと思われました。それを埋めるべく企画した今年のもくあみ会でしたが、思いは実りませんでした。 企画の意図を確認し当日の演者とも話し合って、同じ発表をもう一度見直すことで、咬合崩壊とパーシャル・デンチャーの関係を再確認することに焦点を絞ろうと、新たな思いで事後抄録を編集しました。新たに書き原稿にして頂くことで、口頭のプレゼンより問題点はしぼられ、同じ発表も新たな発展が見られました。 私も片足を踏み込んだばっかりにだんだん深みにはまり、たった4ページですがこれまでにない気合いの入った原稿をまとめました。臨床歯科を語る会に間に合わせるべく準備は完了しましたのでお楽しみに。 表紙の写真は昔のお気に入りの一枚ですがチロルのキッツビエールです。
by my-pixy
| 2016-06-22 08:37
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