2016年 07月 12日
昭和30年代を象徴するトリオの最後、永六輔さんが亡くなられ昭和もいよいよ昔のことになりました。 まったく関係もないことですが、今週末は2016年臨床基本ゼミで 「長期経過症例から見えること」というタイトルでお話しをすることにしています。こちらのベースは「KA367」ですがその中には当時の患者さんが少なからず含まれています。そうした口腔内写真を眺めるにつけ、歯科の開業医の生涯は数十年前の記憶に繋がっていることを痛感します。そして夢で逢ましょうや上を向いて歩こうのメロディとともに一人一人の患者さんのことが浮かんでくるのです。 今の若手はAKB48なのでしょうが人と人の繋がりという点では変わりはありません。先日の京都物語やニセコストーりーなどもみな長期経過症例です。もちろん亡くなられた方も少なくありませんが、今もお元気な方達のお話しもできるはずです。私に今できることはそれで良いのだと割り切っています。 KA367の画像はPSDでレーヤーが積み重なっていますから、レーヤー単位ではここにピックアップしたものの数倍になります。とてもこの全部はこなせませんし、見せられる方もたまらないでしょう。 聞き手の顔色を見ながら半分こなせれば上々ですが、途中で大休止の声がかかれば、こちらとしては万々歳です。初診から54年ものも混ざっています。
by my-pixy
| 2016-07-12 16:41
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