2016年 10月 11日
偏在との挌闘7年目
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もうこれ以上はできない!! 無理だ!!ムリダ!! と言いながら、既に大規模改造3回目になる。義歯は自分で削ってしまう、CADで次の改造注文を描いてくるなど、若い頃ならとっくにドンパチになっていたはずなのだが、不思議に的を得た反応も多く、脇で見ているスタッフも不思議がるような、きれぎれの7年間が過ぎようとしている。 今回は、嫌われることを承知の上で、2人のテクニシャンに時間制限なしでも良いからといって無理無理頼み込んだ。コバルトクロームの外冠・フレームなどが絡み合った複雑な設計である。

 眠れぬ夜も過ごしたが、何十年かモヤモヤと暖めてきた「義歯の剛性向上のトライアル」は期待通りの結果が得られた。7月14日以来の長い製作期間だったが、7年を費やして患者さんの要望にも応えられた。無理難題に協力してくれた二人の技工士さんには感謝!感謝!だが、コバルトクロームのワンピース義歯第一号機は、D500とともに進水式を終えた。数は多くないかもしれないが、われわれの想像しなかった義歯の変形や歪みが、患者さんの不快感につながっていたことが分かり、金合金だけでなくコバルトクロームやチタン床などを有効活用することで、患者さんの悩みを減らせそうなことに確信を持ち始めた。

by my-pixy | 2016-10-11 12:55


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