2016年 10月 01日
自分の口腔内写真のレベルダウン
f0103459_8292829.jpg 昨日、書き始めた義歯をセットしてその写真を整理しながら、口腔内写真の恐ろしい事実に気づきました。この画像はD500のXQDカードを封印してからSDで記録したセット時の画像です。上段の美しい正面観に対して、中段からは見るも無惨な上顎咬合面観が並んでいます。一体これはどういうことなののだろうと半信半疑で画像調整をしていましたが納得できず、だんだん昔にもどっていきました。かって自主製作して使い続けてきたミニリングはその後ニッシンMF18にその場を追われることになりました。マニュアルで頑張ろうという志の高さは正道でしたが、オートに流れる世間に棹さすことはできなかったからです。(この頃からマニュアルにこだわる反骨精神は徐々に萎えて行き、オートフォーカス可能なマクロレンズMicro Nikkorで反骨精神は地に落ちてしまったようです。 かってのわが相棒や、今回のビッグカメラのアドバイザーの意見も聞きながら、今回撮影した画像を見直して、問題はミラー撮影周辺に潜んでいることが分かってきました。進化はそれなりに認めながら、掛け違ったボタンは元に戻さなければならないのです。)
メモリカード問題
 まず、比較的簡単なメモリーカードの問題です。新しいデジタル一眼レフを導入しなかったことや、35ミリフルサイズ機や動画、高速連写機能を必要としなかったことで、記憶媒体(メモリーカード)についての認識が決定的に遅れていました。D500の2つのスロットのうちの1つがXQDカードに切り替えられるほど普及は進んでいたのに、混乱の収拾策としてXQDカード封印を決断しましたが、これは私の無知のなせることで、世間の流れには逆行するものでした。このカードの普及は急速に進み、ビッグカメラの商品展示もこの1ヶ月ほどの間に、5階のハードディスク売り場から地下2階のカメラ売り場に大移動し、商品の種類もメーカー、容量など急速に増えています。 そんな中で私がD500のスロットを封印するなどということは真っ当なものとは言えません。では何故、今回のようなことになったかと考えると、私のSDカードオンリーの使用法が乱脈なものになっていて、それに新企画のXQDカードがマッチしなかったためだったようです。
 具体的にはカードからパソコンへ移した画像をそのままパソコンのPSDで加工し、加工したデータを名称変更せずカードに再度に戻すといった乱脈操作を平気でやっていたようです。セミナー受講生の画像などが受講生から、セミナースタッフへ、私へとデータが渡り歩くことは日常的になっていました。その都度名称が確実に変更されたり、もとのカード上書きしなければ問題ないのですが、ルーズになった感覚で、XQDカードへのデータ出し入れもしていたことは否定できません。
「自称お化けデータ」はオリジナルデータと、同名のまま上書きされた加工データの、XQDカード内でのバトルの産物だったようです。いつもの癖でバタバタとXQDの新画像をブリッジ上で加工し、そのまま元へ戻したりすれば、同名の2つデータ間でバトルを起こるのも当然でした。
f0103459_881441.jpg 左は昨年買ったもの、右は先日購入したものです。どちらも同じSDカードですが接点は2倍に増え、カードリーダーも高速になっていますが、しかし次になんといって買えばよいのかは分かりません。机の上にはもっと多品種が転がっています。フィルムを選んで買い、撮影現像後あれこれ言っていた時代とは何という違いでしょう。この接点の増加ぶりをみれば、新規格のメモリカードが次々出てくるのも分かりますが、現代はすべてが同じなのかと思うと気が遠くなります。

ミラー撮影
 正面観と咬合面観の色調の違いは、通常のストロボ撮影とミラーを使ったストロボ撮影だけの違いです。一定な条件を維持しやすい正面観にくらべ、ミラー撮影は被写体、ミラー、口角鉤、カメラなどが一体になって動くことは不可能です。開口量なども年々低下しますから撮影条件は年とともに難しくなっています。左右差などがあれば舌や口唇などをコントロールして異物を排除した画面を撮ろうと、いよいよむずかしくなります。
 問題は一般撮影ではあり得ないレアチャンスをどうとらえるかですが、AFや自動測光などを味方につけるか敵に回すかでも違いができます。 私たちは常に3人体制ですが、それでもその一人一人のキャリアや理解度などが結果を左右します。左右一体のアングルワイダーでカメラは片手持ちなどはサーカスとしか思えません。マニュアルをうまく使いこなすことが最後の秘策でした。

by my-pixy | 2016-10-01 08:18


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