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2016年 12月 01日
有歯顎の補綴  第一回
f0103459_11351780.jpg 種々な経緯から「もぐら塾」第一回は新年早々の日程になってしまいました。まだアナウンスもそこそこですが、当日まで正味一ヶ月しかありません。ご参加頂く方にもどんな内容になるのかお知らせしなければ、不親切もきわまりないと思います。タイトルでも迷っていたくらいですから全体としては、人の生涯とパーシャル・デンチャーの関わりというようなお話になることは間違いありません。

 臨床ファイル1がインレーから始まったように、ここでもクラウンブリッジの話題から始まるでしょう。ただ今回は限られたメンバーでゆっくりお話しできるので、2010年のTDC卒研フォーラムの場合よりは、かなり踏み込んだ内容になると思います。始まりの部分では鋳造冠とジャケットクラウンに明け暮れた間接法以前の模索を、1960年代という日本が元気だった頃の思い出を込めてお話しするつもりです。また!!という声がかかってても咬合器熱中時代のことを思い出しながら止まりません。
 第2回は連載「経過から見たパーシャル・デンチャーの設計」を中心に、緩圧と真っ向勝負したすれ違い咬合など泥まみれの時代です。しかし大阪万博の頃からはペリオの進路も少しばかり見えてきます。

 そして第3回は花のテレスコープ時代です。クラウンブリッジとパーシャル・デンチャーの障壁は取り払われ念願の動かないが可轍性の義歯が実現します。臨床ファイルも売り切れになって久しい第3巻になりました。
最終回は人生も臨床ももっとも厳しい局面で、有歯顎の補綴の最終章です。咬合崩壊などへの悲劇はこの時に始まったわけではなく、避けていたクレンチングやブラキシズムなども逃げられなくなって、視点もかえてのお話になりますが、ヒストリーとしてみれば味わい深いピリオドでもあります。咬合高径は変えられないが!!ここでのテーマです。

荒筋はこんなところですが面白くなるかどうかは、皆さんにもかかっていますということでよろしくお願いします。

by my-pixy | 2016-12-01 11:13


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