「ほっ」と。キャンペーン
2017年 02月 03日
魔法の杖
 歯科医が後期高齢者の咬合崩壊症例に固定性の補綴物を装着しても、良好な結果は得られないともうどれほど繰り返したでしょうか?。それでも同種の質問症例は尽きません。「日暮れて道遠し」という言葉がありますが、最近の歯科雑誌などを見ていると、そんな風潮はどんどん強まっているような感じさえします。魔法の杖願望でしょうか、まじめで熱心な若手でもドラえもん願望からはフリーにはなれないようです?
Cr-BrからRPDへ、そしてオーバーデンチャーへという流れは歯科医療がつくった自然な移行だと思います。いくら患者さんの希望があっても、そこへ無理なく誘導してあげることも歯科医の大事な仕事のひとつではないでしょうか。しかしそれに気づくには長い年月が必要なのでしょう。

f0103459_7592973.jpg 下の症例は前歯だけは固定性に!という要望と大激戦になり、先方も新聞切り抜きなどをちらつかせ、壊れやすいプロビジョナルには結紮で抵抗されました。術後18年たっても感謝の言葉は聞けませんでした。咬合崩壊には到る前だったからこそ成り立った成功事例ですが、敗北例は次のもぐら塾当日にまとめてお目にかけます。

by my-pixy | 2017-02-03 07:24


<< 見送り      アクセス解析 >>