2017年 03月 29日
手仕事の医療・評伝 石原寿郎
f0103459_8522059.jpg 長年音信不通だった人が突然、思いもかけないお土産持参で現れました。石原先生の評伝ということどんな内容だろうと関心はもっていましたので、久しぶりの長話になりました。懐かしいお名前の出てくる評伝を暫く読んだ後、同じ頃、鈴木文雄先生にこれも読んだ方がよいよと頂いた書籍のコピー「補綴と生物学」で懐かしい石原先生の文章を読み返しました。石原先生が補綴学に取り組まれる前に、歯周病学から入られたことを知っておきなさいということで頂いたコピーでした。

 分担執筆のなかで石原先生は「補綴物の生物学的要件は結局のところ、次の二つに帰着する。第1は、形態および機能を正常な状態に恢復すること、すなわちrestorationであり、第2は、かくして恢復された状態を永く保持し、歯牙口腔の健康を維持増進すること、すなわちmaintenanceである。この両者を満足して始めて生物学的に正しい補綴物ということができるのである。」と書かれていますが、他の章では3/4冠、ピンレッジのことだけを書かれていますが、まだ咬合についての言及はありません。まだその前夜だったからでしょう。
 一方、歯周疾患に関する研究の歴史には広く触れられ、歯周膿漏なる名称はいろいろ議論があるように見受けられるが、われわれ補綴学的な立場からは歯肉炎、辺縁性歯周炎、歯周症の3者を考えればよいであろうと述べておられます。
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by my-pixy | 2017-03-29 08:54


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