2007年 10月 13日
デジカメとプロジェクター
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 初めてのデジタル1眼レフNikon D1は360万画素でした。100万画素程度だった1999年当時のデジカメと較べれば余裕の性能で、35ミリスライドと比較して何万画素あれば十分かがしばしば話題になりました。
 10年も経たずに殆どのデジカメは、小型も含めて1000万画素を越えました。プロカメラマンから600万画素あれば十分という声も聞かれるようになっても、手ぶれ防止だ顔認識だといった新機能を持った機種は1000万画素で、値段は大して違いませんから誰も600万画素を選ぶ人はいないのです。ニコンも35ミリフルサイズのD3を発表しましたし、キャノンは2000万画素を発売します。もうとっくに35ミリフルサイズを越えていますから、フィルムでいえば6×7とか6×4.5の世界ですが、姿形は大振りの35ミリカメラです。

 さて高性能をどう使うのでしょうか?。大きなポスターでも印刷するとしてもプリンターはA3、A3ノビを越え、そこいらに置けるような代物ではありません。も趣味で大型プリントをやっていたらインク代も大変でしょうが、何よりもプリントの置き場に困るのは目に見えています。パソコンのモニターは24か30吋で止まっていてテレビのように50吋などは出てきません。デスクトップで使えないから当然ですが、30吋でも1000万画素の画像は50%表示しかできないのです。

 一方プロジェクターはとなるともっと問題です。一般に使われているのはリアルXGA表示が99%で、われわれが使っているSXGA+などゼロに等しいでしょう。しかしXGAは78.6万画素、SXGA+でも147万画素しかありませんから、カメラと較べたら一桁下です。それでも映るから良いじゃないか!とボケボケ画像を見ているだけなのです。ランプの明るさだけはどんどんアップしましたがコントラスト比などもカメラとは大違いで、ディスプレーで見られる画像を大きく見られる場はないのです。
 

by my-pixy | 2007-10-13 11:04


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