2008年 05月 09日
カメラの命はファインダー
f0103459_14205791.jpgデジタル一願レフの製品ラッシュも一段落してカメラ雑誌も記事に困っているようです。5月号のアサヒカメラにも総力特集と銘打って「デジタル一願レフは本当に大丈夫か?」などという記事が出ています。今更!という感じですが、ファインダーについての話はまさに同感です。

 現代フルサイズのデジタル一願レフの最高峰と絶賛されているニコンD3でも、ファインダーを較べればご覧の通り、1964年の発売当時3万円のアサヒペンタックスSPの足下にもおよびません。これまでも何回となく書いてきたことですが、ファインダーこそがデジカメの弱点であることは、フィルム一願レフを覗いてみれば誰でも分かることです。海外旅行に出かけても、直接目で見るよりもファインダーを通して風景を見てきた人間にとっては、デジカメのファインダーは小さすぎ、暗すぎます。そんなもの要らないとばかりにファインダーを省略したデジカメも増えていますが、彼らは目のない深海魚と同じこと、まじめな製品は別売で用意しています。
 どんな大きな液晶モニターをつけたって、晴れたスキー場では役には立たないに決まっています。顔認識に始まって複数の笑顔認識とかに進化しているが、自分の目で見て感じて「写真を撮る」という行為からどんどん逸脱しています。誰が撮っても同じ、シャッターチャンスはカメラが決めるなんて、ブレッソンが聞いたら何と言うでしょう。

by my-pixy | 2008-05-09 13:33


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