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2006年 03月 30日
グーグル・アース
f0103459_10545741.jpg このところグーグル・アースにすっかりはまっています。昨年も一度はまりかけたのですが、この時はMacでの機能がウィンドウズとは異なりいまいちで放り出してしまいました。ところが患者さんにいわれて再度試したところ今度はバッチリで、一度やり出したら止められなくなってしまいました。
 何といっても移動の早さは人工衛星や孫悟空のキントウンそこのけですし、その上高性能望遠鏡を積み込んでいるようなものですから鬼に金棒です。まず地球儀を回して行きたい見たいところを探したら急降下です。目標がぐんぐん近づいてくるのはスカイダイビング感覚です。島を一回りしたり高度を変えて眺めたりしている中に、次の目的地が浮かんできます。
 マダガスカルなんかはっきり見えないないかなと思ったら大間違い。先日飛行機から撮った光景と同じ眺めが出てきて、画像はこちらに負けている感じです。それどころか「アッ!ここで写真撮った。こんな地形になっていたんだ。・・・・」もう抜け出せません。フィヨルド、ラグーンなどヘリで飛ばなければ全体像が分からなかったことが一目瞭然です。
 観光だけではありません。沖縄上空を飛んで見ると普天間基地問題などの理解も深まります。こんな夢のオモチャがタダで手にはいるなんてインターネット様々ですが、地名が見にくいことと、場所によって画像の質が少々落ちることだけが難点です。私ごとでは小田原までは精細に見えるのに、真鶴半島はちょっと圏外になることなどです。それでもこの魅力は大変なものですから、今度入院するときはこれだけは持って行きたいのですが、個室に入れるかどうか、大きいディスプレーが持ち込めるかが問題です。

by my-pixy | 2006-03-30 14:38
2006年 03月 29日
破折した支台歯
f0103459_1063587.jpgf0103459_10255635.jpg 今月始めにリポートした6本の水平破折歯のうち復旧が最後になったのが左下の写真の小臼歯です。ブリッジをセットしたのは1976年11月でまだ高校生の時でした。正確な記憶はありませんが上顎の叢生をなおしたりして、近心傾斜した7をクラウンにしてブリッジを装着しました。1977年には右側にも4~7のブリッジを装着しています。
 孫の子守りとしても来院されるようになった患者さんを見ていると、30年という年月が容易ではないことを感じますが、エナメル上に形成された4/5冠のマージンにはどの部分にも異常は認められません(1)。素晴らしきかなリン酸亜鉛セメントです。同じ様なケースで「歯を削るよりもインプラント!」と主張するには、少なくとも、あと20年の年月を必要とするでしょう。
 キーウエイの部分には著しい摩耗がみられましたが、4/5冠を切断しレジン前装冠を鑞着するだけで、あえてブリッジの構造は変えませんでした(2)。再び小臼歯に何らかのトラブルが起こり、キーウエーが次の補綴物を受け入れる状況もイメージされたからです。現在この患者さんは、不利な歯冠歯根比に歯周病が重なり上顎臼歯部の崩壊が進み、パーシャル・デンチャーが避けられなくなっています。上顎は3~3のみ残存という状態は避けられないかもしれませんが、生涯その壁は破られないと思っています。

by my-pixy | 2006-03-29 16:05
2006年 03月 10日
口腔内撮影用ミラー 2
 この話題は04年の11月にも載せたことがあるのですが、どうもきちんと理解されていないようなので、再度、書くことにしました。問題はミラーの反射率が画像の明るさに大きく影響するということです。東京都産業技術研究所のテストでも7種類の市販品の反射率は最高97%から最低59%までばらついていました。

 その位ならたいしたことないじゃないかと思われるかもしれません。しかしそう簡単には行かないのです。もしストロボの光量を100とすると、ミラーを使わない正面観の撮影では、そのまま100の光量がカメラの撮像素子に届きます。ところが大半のミラーは反射率70%位ですから、ストロボの光が被写体に届く時には70になってしまいます。70の光で照らされた歯列の状態がミラーに反射させてカメラに届くには、もう一度ミラーのロスが避けられないのです。繰り返すとカメラから出たストロボ光とカメラに戻ってくる画像の明るさ両方で30%づつが失われるわけです。
 結果としてミラーを使わない場合と比較すると49%しか受光素子には戻ってこないのです。反射率が95%であれば往復しても90%は確保されますから無視しても良いでしょう。しかし半分以下になるのでは補正が必要です。テスト品の中で最悪の59%のミラーでは、正面観の1/3以下になってしまうのですから、ミラー撮影で画像が暗くなるのは当然です。

 抜本的な解決策は反射率95%クラスのミラーを使うことなのですが、市販品にはありません。コストを考えながら製造を引き受けてくれる相手を探すのは容易なことではありません。撮影頻度はミラー撮影の方が圧倒的に多いわけですから、こちらで基準を決め、正面観には一段明るさを落とすことが安直な解決策です。何れにしてもカメラだけではなくミラーは大切な道具です。平面度が悪く画像が歪むミラーもあるくらいですから。
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by my-pixy | 2006-03-10 17:43
2006年 03月 06日
カムイ・リンクス
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 今シーズンの締めくくりはパッケージツアーで旭川行きになりました。このスキー場、オープンして15年ほどになりますが、その直後に2~3回通ったことがある思い出の場所です。人気者の4本スキーのセントバーナードなど、工夫をこらした演出もなかなかでしたが、何よりも気持ちよく滑れる広大なゲレンデが魅力でした。スキー場に隣接してホテルやペンションなどが無いことが難点ですが、旭川市内から40分という距離が、多彩なナイトライフを可能にする魅力もあって、われわれのスキー仲間でも根強い人気のスポットです。このスキー場も最近の不況やスキー凋落の影響で倒産の危機に瀕したようですが、受け皿となった第3セクターが旭川市の支援も受けて、何とか持ちこたえているとのことでした。金曜、土曜日はゴンドラもリフトももガラガラで他人事ながら心配でしたが、最終日だけはお昼の「ジンギスカン大会}など、イベントも効あってか往年をしのぐにぎわいでした。

f0103459_831898.jpg 今回同行のメンバーは、スタディグループの若手中心の12名に、偶然合流したスキー仲間3人、夜だけ参加の地元2名も加わってにぎやかなスキー旅行でした。天候は晴れから薄曇り気温はマイナス3度から4度で、春スキーとしては期待以上の粉雪に恵まれ申し分ない3日間でした。

by my-pixy | 2006-03-06 16:57
2006年 03月 01日
有髄歯の破折
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 歯の話がとんと無いのもいかがなものかと反省し、臨床の話題も入れることにしました。トップバッターはちょっと暗くなりますが、普通ではあまり考えられない有髄歯の破折です。なぜかこの半年ぐらい絶え間なく連発しているのです。インフルエンザでもないので流行などあるわけもないのですがほとほと閉口しています。
 下顎小臼歯の3本は大根輪切り状態で歯髄が露出し、即抜髄以外にありませんでした。上顎小臼歯の2本と下顎大臼歯は、歯冠長はひどく短くなりましたが何とか浅い帽子をスーパーボンドで被らせました。6本中バージンティースは1歯だけでしたが、修復物が起因になったと思われるものはなく、4本は修復後20年ちかくを経過していました。ブリッジとデンチャーの支台歯は各1歯で残りの4歯は単独の歯牙でした。
 患者さんはお一人だけが40台でこの方だけはかなり欠損がありますが、ほかの4人の方は欠損は1〜2歯だけペリオの問題もない優等生です。歯だけを診ていては「そんな馬鹿な!」といいたい気分なのですが、あまり認めたくない共通項が一つだけあります。4人の方とも70才台の入り口以降だということです。恵まれた体質とメインテナンスで、歯の悩みからは縁遠いところにいらした方々を突然襲ったアクシデントに「この歳になればお互い何かはありますよ」という以外かける言葉がありませんでいた。

by my-pixy | 2006-03-01 17:34
2006年 03月 01日
3月 サントリーニ
 1971年の写真ですからもう35年も経っているのですが、ペンタックス6×7の大判スライドのおかげで見事に蘇りました。カリブ、南太平洋と並んで世界の3最大クルージング・スポットといわれていましたが、その中で最も行きやすかったのがエーゲ海でした。この時もドイツの学会デンタルショーと半分半分で計画しましたが、日本での情報はまったくなく、アテネに入ってからあちこちの船会社を尋ね回って、1週間のクルーズを選びました。もちろん始めてのことですから見るもの聞くもの珍しく、寝る暇も惜しんで寄港地、船内を徘徊していました。
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by my-pixy | 2006-03-01 16:51