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2008年 06月 23日
スライドの整理
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 スライド整理の第一段階が終わりました。最大のターゲットだった症例スライドは約6000枚で、オープンファイルもなくしたので、キャビネット2段に収納できました、これで様子が分かったので、テーマ別スライドや記念写真はあまり追い込んでいませんが、それぞれ2段と4段ですべて納まりました。残り2段はマイカレンダー別冊などです。空になったこれと同じ10段のキャビネットは有料で処分場に行きました。
 デジタル化したデータは150ケース44GB です。RAWからJPGへの変換は簡単ですから、必要なときに行うことにしました。大幅な減量作戦は終わったので、残りはぼつぼつでも良さそうですし、この程度になれば「記憶という名のデータベース」でも十分処理可能です。

by my-pixy | 2008-06-23 15:15
2008年 06月 15日
竹藪と大丸
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 そろそろ真竹の季節です。芝生への侵入防止対策は約2メートルのグリーンベルトですが、積年借り倒した竹が折り重なって歩くのも大変です。チョットした大仕事になるので梅雨時に、誰かの手も借りてやっつけていました。(モグラのトンネル07.6.16 真竹の季節)一週のばしにしてきた仕事を今週こそはと出かけてみたら何と何と丸坊主で、素人仕事とはちがって刈った竹はきれいに揃えられています。20年来の仕事から解放されてラッキー!な反面、何になるのかは気になりますが、仕事をしている人達は「サー?」。
 そういえば戦後50年を共に歩いてきた大丸も裏の竹林のように思えてなりません。新しいブルーグレーの間に残ったビルが、9.11の一シーンのようにスルスルと消えていく日が迫っているようです。

by my-pixy | 2008-06-15 11:04
2008年 06月 12日
Ken Okuyama
 昨日の写真はジュネーブモーターショー展示車です。興奮さめやらずなのですが、ちょっと忙しくまずは写真先行です。世界に羽ばたくカーデザイナーをご存じない方はいらっしゃらないでしょうが、その奥山清行さんとの単独インタービューです。
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 カーデザインの未来についてのセミナーですが、最近の燃料問題などもふまえて車のあり方を根底から考え直すという話から始まりました。多岐にわたる話題、多方面からの演者でその全容をお伝えすることは困難ですが、日頃のわれわれのセミナーとは全く違う内容や構成は新鮮でした。日本とイタリア両国協同のイベントでしたが、それぞれの分野で第一線で活躍されている方が、20分という限られた時間でプレゼンをされるので、テンポも説得力も抜群でした。
 スポーツカーのデザインがお得意の奥山さんも、こうした全体の流れにはのって話されましたが、最後は「とはいうものの車には楽しみや夢がなければ!」ということでご自分のフィールドに引き込まれました。しかし私にとってはその前段で、日伊の文化的共通性として職人気質について語られたことが印象に残りました。(写真中)よそ者の2名の聴衆はここで大いに盛り上がり、相棒は講演後のショートブレークに「握手をしてくる」と演壇脇に出ていってしまいました。あわててカメラをもって後を追うと、いち早くあの奥山さんをつかまえて、歯科技工との共通性などを弁じているではないですか。あとからきた私を紹介する余裕です。他に待っている人たちも多いので、何とか話をくくって連れ戻すのが精一杯でした。

by my-pixy | 2008-06-12 16:26
2008年 06月 11日
明日はイタリア文化会館
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 今週だけは木曜臨時休診

  メルトモの詩

仕事が終わり、体のためにと通っている水泳から帰ってきても
酒を飲みはじめてもずっとパンチ棒が頭に残っていました。

ずっと穴開けの事を考えていました。
金属加工用、エンジン用、と色々調べてしていくうちに
革製品用の穴開けポンチに行き着いたのですが
それが果たして正しいのかどうか、まずは挑戦してみます。

パラ箔の「たわみ」を再度見て、ポンチの相手は金属板ではなく
ゴムか、木か?と深読みしていくうちに、酒が進んでしまいました。

では仕上げにもう一杯!

by my-pixy | 2008-06-11 17:15
2008年 06月 11日
歯科技工
f0103459_1656392.jpg 当然見ているだろうと思っている人が見ていなかったり、来て欲しくもない冷やかし組がまめにチェックしていたり、所詮Webなんていうものは・・・なのですが、反面もともとボランティアと思ってやろうと心に決めたことですから、どこかで出会ったときに「見たよ」といってもらえるだけのことで満足するしかありません。
 期待の望月さんもすっかり熱は冷めてしまわれたようです。あの売れっ子ぶりからすれば無理だろうことは思っていました。その点こちらはたまに原稿などあっても、始めからえり好みして、売れない人ですから余力はあります。

 そんな中このところずっと気になっているのは歯科技工の行方です。大事な仕事なのにさっぱり陽の目を見ていません。それどころか離職、転職ばかりが目立つのです。そこまではいかないにしても籠城体制を決め込んだ人も少なくありません。関連商業誌も一見華やかですが根無し草です。
 その立て直しなどできるはずもありませんが、少しはエールを送ったり、気晴らしになったりするようなことをと考え、小さな小さな草の根運動ですがモグラのトンネルにタグを設けて話題の場を作ったり、身内のブログと相互リンクさせたりしてみることにしました。

by my-pixy | 2008-06-11 09:12
2008年 06月 08日
技工室の片隅
f0103459_7502731.jpg 上の写真は外冠内面に貼り付けたパラ箔の残りです。テレスコープデンチャーの必需品です。内外冠は同時製作して維持力をチェックし、内冠を支台歯にセメント合着します。外冠を試適、咬合調整する段階で個々の維持力は確認できます。

 きつくなりそうなものはこの時点でマークします。デンチャーを組み立てる段階で多少変化することもありますが、維持力が出過ぎそうなものは完成前にパラ箔を内面に貼ることもあります。厚みは50ミクロンと20ミクロンを使い分けます。

 下のようなスポットウエルダーで仮着しますが剥がすことも容易です。困るのは白い歯ブームで外冠外面に接点がとれない場合です。硬質レジンに穴を空けなければならないこともでてきますが、長年続けてきてこれほど的確に維持力をコントロールする方法はありません。

 バイトが高くならないかという質問もよく受けますが、そんなことは一度もありません。オーダーが違うようです。(咬合調整の方が大きい。)
もっぱら維持力を落とすことに使ってきましたが、10年、20年たった古い外冠の維持力増強にも使えます。あまり美しくはないので写真は撮っていませんが、緊急対応としては有効です。

by my-pixy | 2008-06-08 17:57
2008年 06月 05日
技工室の40年
f0103459_8481224.jpg 臨床に出て12年目にビル改築のため仮オフィスに移動しました。新幹線が走り始め社会も歯科界も高度成長の始まりでした。戦前からの流れを引きずりながらも次のニューオフィスのためにさまざまなトライアルを始めていました。

 まん中のガスストーブにヤカンがかかっているかと思えば、最先端のモデルトリマーがあるなどチングハングなのですが、すべては2〜3年後を見据えてのことでした。

 そして東京オリンピックの3年後、すべての夢を詰め込んだオフィスができあがりました。ポーセレン室は奥に分離、作業机以外のすべての器械は収納されてスッキリですがコードネームは潜水艦でした。

 全顎補綴、ポーセレン、テレスコープなど数々の挑戦が始まりました。しかし予想より早く10年後には拡大のため総取り替え、そして86年には再びアングルを組んだ照明など、次に向けての模索が始まっています。

 その翌年、ドイツデンタルショーで買い付けた技工机が到着、4人がゆとりを持って作業できる環境が完成しました。その後20年間、細部の修正だけで使われています。

 技工スタッフは2〜3名で空いた机を歯科医が使うという体制もそのままですが、困ったことに毎日残業という伝統も引き継がれています。家賃免除の独立支援も持ちかけるのですが、植民地のほうが住み心地が良いようです。装着後数年もたてば、無惨な姿で戻ってくることも知りながら、顕微鏡に向かってもくもくと次の作業に取り組む姿にはいつも励まされています。私にとってはかけがえのない仲間です。

 卒業直後、大学では教育されなかった鋳造冠を作りたくて、患者さんを放り出して技工室に閉じこもっていました。私にとって卒直後の研修は間接法と鋳造だったのです。器材には恵まれずに五里霧中でしたがハングリーさは満点で、今の研修医と較べれば素晴らしいスタートでした。

by my-pixy | 2008-06-05 16:16