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2009年 01月 28日
今年最初の勉強会
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 今年最初のスタディグループ例会は、オシリックスを使ってのCT画像診断の勉強会でした。講師は放射線技師の方でしたが、実務経験十分な上お話しの組み立ても素晴らしく、久々に緊張の3時間でした。内容は以下の通りでしたが、写真は全員に事前配布してあったデータを使っての実習風景です。20台以上のMacがずらりとコの字に並んだ光景は圧巻で、慌ててカメラを取りに走りましたが、アングルの関係で両側にアップルマークが並ぶシーンは撮れませんでした。(実際は写真以上に暗く、ISO1600と手ぶれ防止でやっとでした。)

1、インプラント術前CTの画像診断の基礎情報について
2、CT撮影から画像処理に至るまでの流れについて
3、OsiriXを使用したインプラントCTの画像診断方法の紹介
4、OsiriXを使用した画像診断の実演 基礎編
5、OsiriXを使用した画像診断の実演 応用編
6、医科用、歯科用CT装置の違いについて
7、CT画像から得られる情報のまとめ
8、その他、及び質疑応答

by my-pixy | 2009-01-28 19:10
2009年 01月 20日
日本の役人
f0103459_8455290.jpg 楽しいことばかりだと良いのですが、腹の立つことも次々に起こります。姉歯事件後に建築を始めた人は許認可問題で工期延長に泣かされています。
 このビル、スプリンクラーも火災報知器も避難路案内も毎年更新していますし、防火訓練なども欠かさずやっています。その上防火責任者の研修とやらにも呼び出されます。丸一日の講習ですから自分で行けば発狂間違いなしです。今年も就職内定のテクニシャンに行ってもらいました。古手に頼んでもそっぽを向かれますからやむを得ません。一日を棒に振って要りもしない手帳などをもらって帰ってきました。
 
 これで終わればまだ我慢もできるのですが、後を大量の書類が追いかけてきました。A4で13枚、記入要領の説明だけで約一時間、それを受けて実際の記入には二人がかりで3時間がかかりました。途中で「こんなことやっているより技工がしたい!」と泣きがははいりましたが「内定取り消しが増えているよ!」とか何とか脅かしてようやく終わりました。でももっと気の毒なのは同じことをすべてのテナントに頼んで歩いているビルの担当者、まさに役人どもの犠牲です。

by my-pixy | 2009-01-20 10:13
2009年 01月 15日
苦闘のあと
f0103459_18121613.jpg 初日の苦闘の跡をとどめる即時義歯で、何度もやりかえながら結局逆被蓋になりかけています。たしかに残した一本の犬歯が拠り所にして、人工歯配列をするしかなかったのですが、ある程度歯が並んでしまうと、前後左右あちこちで咬合する犬歯が、初期接触で脱臼することが恐ろしく、「そっと咬んでみて」と言いながら、その切端や対向する前歯を削合している間に、反対咬合になるやら犬歯周辺が挺出傾向になるやらで、ぶざまなままお引き取りを頂くことになりました。

 それでも文字通りのたたき台ができたので、これから印象、バイトを起こして2つめの義歯を作る準備だけはしておきました。



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by my-pixy | 2009-01-15 19:19
2009年 01月 09日
ロープの先の大物
f0103459_8302125.jpg たぐり寄せたロープについてきたのは、懸念していたすれ違いではありませんでした。30年前の記録があれば、まったく歯科医の手が入っていないナチュラルヒストリーだったのですが、それは夢。通院回数は問題なく立て直しのて手順だけが問題でした。
 地道な保存治療よりも野戦病院的な処置は大好きなので、午後の診療時間中に一応の決着をつけようと勢い込んでスタートしました。実はここに落とし穴がありました。壊滅的な状態を何とかしたことはあると思っていましたが、その総てには何かの処置がされていて、それを手がかりに事を進めていたのです。
 X線撮影、上顎の印象、浸麻、ホープレスの3歯の抜歯、下顎の印象の順で進め、技工室ではピンクの即重で、咬合床のようなものを作ってもらいました。最初に戻ってきた上顎模型と床があれば、試適をしながらヤマカンで前歯部の配列ぐらいはできると踏んでいたのです。

 ところがこれが大間違いで、中切歯2本の位置さえも何度やっても決められないのです。口輪筋の緊張はきわめて強く、開口状態で一定位置を保つことはできないので、正面観の写真撮影も大変でした。対合関係が分からない石膏模型上ではレジン歯1本も配列できず、口腔内では即重が固まるまで位置をキープできないという泥沼作業の繰り返しでした。
 作戦を変更し一歩遅れてでき上がった下顎の基礎床に、下顎左側3と顎堤頼みで人工歯を何本か仮配列し、それと対向する上顎に小さな蝋堤をつけました。これでも咬合位は決まりませんが、なんとか瞬間芸で上顎にも人工歯を接着しました。ところが何本か並んだところで咬んでもらうと、それまでより1センチ近くも下顎を前方にして反対咬合。
 技工士2名と3人がかりで悪戦苦闘すること3時間あまり、結局きちんとした咬合床をつくらなかった罰をしこたま味あわされました。初めての義歯だからと無口蓋にした基礎床の安定は悪いうえ、本人は咬むという感覚を放棄して久しいわけですから、きちんとステップを踏んでもむずかしかったでしょう。それでも一本の犬歯がさまざまな指標にはなったことは幸いでした。開始から数時間、予定は大分オーバーしましたが上下の義歯を装着し、鏡の前で「かみさんに家に入れてもらえるかなー」とつぶやきながら帰っていきました。

by my-pixy | 2009-01-09 10:29
2009年 01月 08日
旧友に出会えたことよりも
f0103459_7574989.jpg 昨年の暮れある会で旧知の友人とお会いしました。久しぶりだったので、暫くは誰なのかまったく分かりませんでしたが、話しているうちに記憶の底から一つのシーンが浮き上がってきました。アッ○○だ!と気づいてからもも、まさか!まさか!の思いは去りません。たしかに30年近い年月は流れていますが、それにしてもです。

 しかし宴もたけなわになる頃には、私の関心は職業的なものに変わっていきました。楽しかった思い出ばなしは尽きませんが、欠損歯列の方が気になってそれどころではないのです。(むかし可愛いいコブタをつれて伊豆にでかけ、一夜にして美味しい丸焼きに変わることを経験しましたが、何かそれを思い出していました。)

 咬頭嵌合位が失われていることは明らかですが、時折、下顎前歯がちらちら見えるので無歯顎ではなさそうです。前後的なすれ違いかもしれません。


 下の画像は海外で買ってきたパロディの絵はがきで、講演会の時などに「総義歯にしたくない」というコメントに使っていたものです。その生まれ変わりのような人を目の前にしては、心穏やかにいられるはずはありません。わが歯科医人生50余年でもこんなケースは見たことありませんが、それが身内というのは絶対に困ります。首に綱をつけても診療室に連れ込まなければなりません。

 歯科医としてのショックと生き甲斐に満たされ、明日の作戦を思いめぐらしつつ眠りにつきました。

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by my-pixy | 2009-01-08 19:16
2009年 01月 05日
コメント、トラックバックの非表示と記事管理
 長い休日をのんびり過ごした余波もあって、少しお休みしていますが話題がないわけではありません。お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、トラックバックとコメントの表示をなくしました。土竜のトンネルがスターとして3年、450の記事を書いてきました。始めの頃はときどきコメントが入り面白いと思っていましたが、次第にまともなものは消え、迷惑メールに類したものばかりになり、その駆除に手を焼くことになりました。
 秋口にも大掃除をしたばかりなのに、同じ手口をエスカレートさせた千数百の書き込みをまた見つけました。もはや個別対応は無理と判断し一括削除すると同時に、書き込み不可、非表示にも踏み切りました。せっかくの機能なのですが、この世界では楽しいキャッチボールなどは夢のまた夢のようです。
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 双方向の夢はなくなりましたが、一方方向の情報発信では一歩を進めたいと考えています。その手始めがタグの改良です。現在14個のタグで記事管理をしていますが、記事の増加とともに1タグで100に近づいているものもあり、本来の役割が果たせなくなってきました。新たなタグを増やすか、カテゴリーの新設をするなど、抜本的な対応が必要なようです。

by my-pixy | 2009-01-05 08:44
2009年 01月 01日
1月 バルディゼール フランス
f0103459_9115020.jpg謹賀新年

休みに入って6日になりますが、西高東低が安定しているせいか毎日快晴が続いています。カーテンを開けるとぱっと暖かい陽の光が飛び込んできて、夕方まで暖房は不要です。雪国の方には申し訳ないのですがこの陽光で気分もずいぶん楽になります。気が向いたときだけスキーに出かけたりしていい気なものだとわれながら思います。

 写真は正確にはティーニュというスキー場です。バルディーゼルの街から2本のゴンドラが稜線に向かって伸びています。この終点から何本かのリフトを使いながら、いやというほど滑ると、ここティーニュにやってきます。周囲360度を山に囲まれた山懐のような地形で、ホテルとコンドミニアムが小さくまとまっています。
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周囲の山々向かってリフトが伸びていて、バルディーゼルをベースキャンプとすれば、登頂を目指す最終キャンプのようなところです。来た道に向けて長いリフトを乗り継げばまたもとにも戻れますが、途中に何本も滑降コースがあるので同じ斜面を滑ることはありません。どこコースを下りてきても5分も歩かないところを無料循環バスが走っていますから迷子の心配はありません。オリンピック3冠王になったキリーの街でキリーの空間「エスパスキリー」と呼ばれています。

by my-pixy | 2009-01-01 17:25