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2009年 05月 30日
異能にたずねる
f0103459_1636335.jpg 歯科以外の集会を始めたりした都合で(09.4.17)ときどき他所の会に出かけてみています。異文化交流はときに新鮮ですが、はずれもさけられません。先週はそれらの中ではビッグな会で「異能にたずね、異界をさぐる。」というテーマで漫画家の萩尾望都、評論家の松本謙一そして美術家の横尾忠則というメンバーでした。延々7時間の長丁場にもかかわらず満員盛況の極でした。私にとっては二人目までは新鮮でしたが最後は途中でドロンしました。始めから作品も人柄もある程度分かっていて???と思っていましたがやはりだめでした。
 それにもましてビックリしたのは会場となった品川のタワー群です。しかもそれらはスカイウオークとかいう屋根付き連絡橋で結ばれているのです。{60年前、復員の兵隊さんであふれていた港南口・・)
品川は自宅最寄り駅の一つで、下り坂なので昔は朝歩いていたこともあります。しかし新幹線サイドはまさに未来都市です。会場に行くのに何度も道を尋ねましたし、途中に立っていた3人のサンドイッチマンがいなかったらスカイウオーク・スカイウオークだったでしょう。

by my-pixy | 2009-05-30 18:50
2009年 05月 28日
タグと日記
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 お気づきの方もいらっしゃるでしょうがHPのリニューアルを始めました。3年前「土竜のトンネル」がスタートしてからその更新は続けてきましたが、HP本体の方は荒れ放題になってきたからです。どう再建するか?先週から構想を練りましたが、結論はブログのタグを中心に全体を組み立てることにしました。

1. HPは更新が命ですからそれが辛くなれば運営を止めますが、講演も執筆も尻つぼみの中、何も発言の場が無くなったらストレスのもとになるでしょう。言いたいことをいう場として日記帳のようなブログは最適です。しかし月日が経てば、ストレス解消のため書いたものなど見苦しいだけです。文豪の日記ならともかく・・・

2. 3年間の記事数は500を超え、一つのタグで100を越しそうなものも出ています。こうなってはタグ本来の機能は果たせていません。

3. 新しい記事のアップはすべてブログを使いますが、最初の段階での整理はタグ頼みです。ときどきその見直しや、吹き貯まった記事の整理をするシステムは不可欠です。見苦しくなったものはここで削除すればよい!、ここまで決まって実行に入りました。かなり集中しても一ヶ月はかかるでしょう。どこから変わるかは風の吹くままです。

by my-pixy | 2009-05-28 09:09
2009年 05月 27日
円空12万体の仏の願い
f0103459_8152242.jpg このところすっかり仏像づいています。この画像は番組のものではありませんが、昨晩のNHKの番組プレミアム8、出演者もちゃらちゃらしていないで(滝田榮)さすがNHKでした。再放送は5月30日14.30〜16.00と6月2日 14.00〜15.30です。

f0103459_82218.jpg それにつけても民放の製作者の人たちはお気の毒です。この須賀敦子さんの番組も、原田知世の語りが活かされて雰囲気のある意欲作なのですが、そうなるほど途中に飛び込んでくるやかましい、自動車保険のコマーシャルでずたずたにされます。先日再放送で2回目を見ていたのですが、あれで逆効果にならないのが不思議です。

by my-pixy | 2009-05-27 12:18
2009年 05月 21日
プレス.オン.メタルセラミックス
f0103459_1456378.jpgイボクラーから新しいエンプレスの兄弟分が登場しました。メタルボンドのメタルフレームの上にエンプレスを圧入するというものです。始めはなんのことだかさっぱり分かりませんでしたが、昨日3人組がメーカーの説明会に出席してだんだん分かってきました。

 メタルボンドのクラウンやブリッジを製作するには、一度全体の形をワックスアップしてからポーセレンを盛る部分をカットバックします。メタル鋳造後カットバックした部分に陶材を盛り上げて焼成するわけですが、ケースによってはかなり時間がとられます。カットバック前の形態を記録しておいて、その部分にエンプレスを圧入すればかなり手間暇がセイブできるということのようです。前歯の単冠などでは大したことなくても、大きなブリッジや臼歯部などでは効果あるのかもしれません。
 いずれにしたも現場を知り抜いた人でなければ分からないことを、着実に製品化するスタンスには敬服します。15年ほど前の機材がほとんど使えるとのことですから、いずれ導入することになるでしょう。
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by my-pixy | 2009-05-21 15:56
2009年 05月 19日
総義歯に手こずる
f0103459_925775.jpg 今年の正月は稀にみるケースに恵まれ大ハッスルで始まりました。連続3回もブログにアップしたまではよかったのですが、その後、続きをアップしなければ!というプレッシャーは高まるものの思ったようにまとまらずず、ついにはケースプレというタグの存在すら忘れたくなってしまいました。
 長い間避けて通っててきた総義歯に手痛いしっぺ返しを食うことになったのです。上段右の写真は1月末の写真ですが、この頃から前歯の配列に苦しむことになりました。顔貌とのバランスは何とかとれても、口角鉤を入れて写真を撮ろうという気になる配列がどうにも決まらないのです。チェアサイドでいじくり回しては手に負えなくなって次の仮義歯に移行するという反復が続きました。

 最初は唯一の残存歯である左下犬歯の位置や長さに引きずられていました。上唇の位置から上顎前歯を決めようとすれば上段右のようになりますが、安静位空隙はたっぷりあるので下顎前歯がひどく目立ち、喋ってもらうと口中、歯だらけという印象になってしまいます。始めがはじめだけにことさらです。その後、短い鼻下上唇部、パノラマに見られる生中部の骨体の上下巾などに気づいて諦めるまで、空しい時間を使いました。日焼けした顔の色とマッチしないグレーっぽい人工歯の色調も悩みの種でした。
 予定を1ヶ月オーバーしましたが「1本のインプラント」支援を得て左下犬歯の動揺はなく、義歯が安定していることは不幸中の幸いでした。レジンだけの穴あき下顎義歯を再製する機会があればもう一度チャレンジしてみます。(まとめてご覧になる方はタグで「ケースプレ」を選んで下さい。

by my-pixy | 2009-05-19 20:02
2009年 05月 16日
2010臨床歯科を語る会
事情がありパンフレットを作り直しましたので再度アップしました。
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 2009年の臨床歯科を語る会もあと1ヶ月半を残すだけになっています。1981年に都ホテル東京でスタートして間もなく30年を迎えようとしています。経費的にホテルでの開催は困難になり10年以上を日本青年会館で過ごしてきました。畳の大部屋にごろ寝を続けながらも修学旅行的雰囲気を大事にしていました。
 しかし世の流れには逆らえず2000年代に入ってからほ代々木の青少年センター、新宿厚生年金会館、駒場エミナースと渡り歩いてきました。できればもう少し定着したいと思っても、企業側の事情から次々に閉鎖などに追い込まれるのです。当分安心かと考えていた駒場エミナースも今年限りとなり、次の会場探しには松井宏榮先生に一方ならずご尽力頂きました。候補探しから始まって、下見、見積もりにたどりついたものだけでも数カ所に及びました。ホテル以外で、大会議場、中会議室、宿泊、パーティ会場をもち、手頃な金額の会場は見つかりませんでした。たまにこれはと思っても「結婚披露パーティ」優先の壁に阻まれました。ほとんど諦めかけた頃、最後に見つかったのがクロスウエーブです。
 パンフレット、見積もりから、下見の写真までを揃えてはずむようにお見えになった松井先生の笑顔は忘れられません。「そのとき歴史は動いた!」です。地理的なハンディキャップはありますが、到着後の2日間は快適な時間がもてるのではないかと思います。ただこの話は2010年の七夕のはなしです。今年は駒場エミナースですからお間違いのないよう!。

by my-pixy | 2009-05-16 09:07
2009年 05月 14日
世にも不思議な物語
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 めったに見ることなどない新聞ですが、こんな記事が載っていました。個人の投稿ではなく中医協のレポートらしいのですが、その内容には唖然としました。誰が資料を作りどんな審議をして、結論を出すのかは知りませんが、あまりにもひどすぎます。一人でもふつうの開業医がこの場にいればこんなことにはならないはずです。横文字、カタカナに弱い云々で済むことではありません。

 手作業軽視は歯科の根源に関わる問題です。最初にその大波をかぶった技工業界で、中堅の人たちの離職が急増、技工士学校の閉鎖、廃校も続いています。中国製のナイロンデンチャーは業績好調と聞いています。歯科医の裁量権問題と責任回避は役人の常ですが、歯科医師も身内の窮状に何の手も差し伸べていません。

 AAPがAAIに変身して20年ほどになりますがその波は歯科全体にも拡がっているようです。先日頂いたメールの一部です。「歯内療法学会にもインプラントの大波が押し寄せていました。抜歯か保存か向こう側が提示する新しい抜歯基準に反論することもなく感謝状を渡す姿は学会としての自殺行為に思えました。ショックでした。」

f0103459_8425946.jpg 左は今朝の朝刊です。社会もみな一杯一杯ですから今どき窮状を訴えても聞いてなんかもらえません。インプラントとシンビで乗り切れると思ったら大間違い。手作業の大切さに目覚めひたむきな努力を続けなければ、1975年の悪夢『歯科110番」はもう木戸口に迫っています。

by my-pixy | 2009-05-14 18:39
2009年 05月 10日
ジルコニア
f0103459_15585285.jpg一般に陶材と呼ばれているものは焼成の過程で大きく収縮します。ジャケットクラウンでもメタルボンドでも陶材築盛時にはそれを見込んでかなり大きめに作ります。
技工士の方々には当たり前のことでも歯科医でその実態をご存じの方は少ないのではないでしょうか。収縮は築盛のテクニックにより変わりますがCADCAMに使われるジルコニアも例外ではありません。ほとんどのシステムではインゴットを半焼成状態でCAMで削り出します。加工を容易にするにはそれしかないのですが、その後に焼成しますからボリュームは大きく変わります。

写真は上からインゴットのまま、インプラントのアバットメント、クラウンの焼成前後の状態ですが、大きな方が焼成前です。
インゴットの収縮状態はデータとして入力されているのでその分大きく削り出しておけば焼成後にぴったりおさまるのだそうです。その現場は確認していませんがうそではなさそうです。
そうなるとメタル鋳造などの常識は大きく変えねばならないことになりますが、反対にこれまでは何事もなく行ってきた技工作業のあちこちに、思いもがけぬ落とし穴があいていることも事実です。スキャンニング、ソフトウエア、切削器材などのせいといわれますが、それらが一斉に足並みを揃えるのは何時になるのでしょうが。今はインプラントの上部構造様最優先でことは進んでいるようです。

by my-pixy | 2009-05-10 15:32
2009年 05月 06日
阿修羅展
f0103459_17441937.jpg 3時間待ちとか長蛇の列とかを見せられて諦めていましたが、やはりあの表情には魅せられて、ダメモトと覚悟して上野に出かけてみました。
 ところが聞くと見るとは大違い。まったく足止めもなくスルスルと入れてしまいました。スーパースターはお一人だけスイートルームでしたが、ここも後ろから押されたり誘導員にせかされたりするようなこともなく自分のペースで動けました。当然のことですが、絵画以上に実物と画像の違いは大きく、ミニチュアが売り切れるのも分かるような気がしました。

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 雨の晴れ間にロダンなども見てきましたが、わが家にも脇役達の仲間がいたのでご紹介。昔々、無理して京都から連れ帰った人です。

by my-pixy | 2009-05-06 16:58
2009年 05月 04日
撮影用背景
f0103459_15263226.jpgf0103459_15271058.jpg X線フィルムやスライドデュープ用のコピースタンドは完備しているのですが、少し大きなものを撮影するには無反射の紙やスクリーンが必要です。
 できれば多様な色調のものも用意しておきたいのですが収納が問題です。小さく丸めておくといざという時きれいに拡がってくれません。拡げたままケースに入れたりいろいろやってはみるものの置き場所の悩みは尽きません。
 ドアー1枚分のスペースができたので一工夫しようと、東急ハンズに出かけたりして上の写真のようなところまではこぎ着けました。連休中に出てきてみるとまん中のようなメモが転がっていました。思わずにんまり。
 この構想をどうして実現するかが宿題になりました。真鶴の戸棚をかき回したりしていると昔の残骸が出てきました。PhotoshopやCADのように簡単にサイズ変更はできませんが、どうやらめどはつきました。

by my-pixy | 2009-05-04 15:23