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2010年 02月 26日
落ち目
f0103459_1124556.jpg 今日は午後から年1回の火曜会のスキーです。ところが今週はさっぱり良いことがありません。先週はあんなに絶好のコンディションだったのに、春一番が吹いたと思ったら天気予報は確信を持って「今日も雨、明日も雨!」。ドタキャンもできませんが3日間どう過ごせば良いのでしょう。
 オリンピックもトリノのような神風は吹かないでしょうから、午後には金メダルゼロは確定するでしょう。明るい話題です。

 さらにです。来週の卒研会場の下見に行ってきました。1992年のことですが Macでフルカラー画像ができるようになり、データプロジェクターも作れるようになって、デジタル・プレゼンテーションのセミナーを開いたのが同じ会場でした。20年近くも昔のことでスライド・プロジェクターを使っての運営でしたが、部屋の照明をすっかり落として暗い中で作業した楽しくない思い出がありました。会場探しの末ここに落ち着いたと聞いたときから気にかかっていて、そして昨日の下見です。

 やはり常識を下回るグレーのスクリーンは健在でした。新プロジェクタで明るさは上げられますが白飛びしてしまいます。巨大なスクリーンはステージいっぱいに拡がりますからプロジェクター3台の併写も可能でしょう。しかし大きいだけがとりえで白はでません。インターネットを使ったブログの画像の方がましだったりして、がっくりきて帰途につきました。画像は92年に使ったものでフィルムレコーダーで出力したスライドからまたデジタル化しました。昔はこうした無駄な行程だらけでした。

by my-pixy | 2010-02-26 10:10
2010年 02月 25日
素敵な笑顔
f0103459_6544515.jpg 長いお付き合いの患者さんとの雑談でも「枕元にメモ用紙」というお話しはよくでてきます。今週になって毎朝ヘッドライトをつけて出勤、6時頃からだるまのようにデスクの前に座り込んでいますが、それでももう暗さはありません。締めきり効果でトンネルの先に明かりが見えてきたからです。

 ヤミクモの資料集めから浮上した昔の写真の人たちからも大いにいやされています。若い澄んだカメラアイを持っていた?とも思いますが、やっぱり被写体に恵まれていただけでしょう。俗悪なタレントや薄っぺらなセレブばかり見せられていると、豊かさが失ったものの大きさを痛感します。

by my-pixy | 2010-02-25 07:26
2010年 02月 24日
卒研フォーラム 5
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 昨日に続いてこの画像もタイトルとの直接関連はありません。ただ文字だけの記事も楽しみがないので昔の写真をのせましたが、これにはもう一つ話しがあります。人はむかし見たイメージを長年月どこかで覚えていて、いつしかそれを自分の思考の拠り所にしてしまうらしいことです。私の場合、日の丸に送られて知覧飛行場を飛び立つ神風特攻隊の写真などがその典型ですが、ケースプレでも似たようなことがあり、講演や発表のなかに印象深いショットが一枚でもあるかないかは大切なことだと思っています。
 
 50年の年月、日本とマダガスカルの違いはあってもあまりに不思議な二枚です。
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前置きが長すぎましたが、現時点での講演予定は以下のようなものです。各パートに約30分を予定していますが、明日プロジェクターを持って会場で試写してきますので進行方法はその後です。

  1. 昭和の鎖国、戦中戦後のブランク
  2. 咬合挙上ということ
  3. すれ違いが問題だ
  4. テレスコープがもたらしたもの
  5. ケースプレがすべて
  6. 一本の歯がもつ部位特異性
  7. 話す、書く、かかわる

by my-pixy | 2010-02-24 08:02
2010年 02月 23日
卒研フォーラム 4
 講演でも原稿でも最期のつめは締め切り時間です。時間に余裕がある間は、あれこれ思いはめぐらしても決めきることができません。決めるために捨てることが怖いのは治療計画でも同じです。(世の中では診断という言葉を使いますが、私は歯科臨床には不向きだと思います。)先週末のスキー旅行にも一眼レフとパソコンを担いで出かけましたが、結局実務はできませんでした。しかし昔からのスキー仲間もすべて定年を過ぎ、悪戦苦闘している話しなどを聞きながら、あらためて今回のテーマ「開業医としての楽しみ」を考えていました。準備できる資料に変わりはないのですが遊びの効用で、話しの組み立ては大きく変更になりました。
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 この画像は白黒街頭テレビの前に黒山の人だかりができた1950年代のものです。この頃歯科臨床も大きく変わっていきました。長丁場のはじまりは、ここから鋳造冠のことなどに入って行きます。このパートを含め全体で7つの話題を想定しています。(今週またスキー場なのでまた気が変わるかも知れませんが大きな舵取りはできないでしょう。)

by my-pixy | 2010-02-23 09:55
2010年 02月 20日
モーグル
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 天候不順もあって例年にない遅い初滑りになりました。しかし待った甲斐あり2日間とも前夜に小雪が積もり、朝はシュプールのなしの一番滑りを満喫することができました。午前中に予選をやっていたモーグルの決勝は、ローカルの大会とはいえ、バンクーバー帰りのゲスト出演もあったりなかなかの盛り上がりでした。
 昨年は液晶ファインダーで悪戦苦闘の動画撮影でしたが、今回はいつもの一眼レフ。狙ったものが撮れたのは良かったのですが、うかつにも入っていたのが1GBのカードだけ。カードリーダーもなしで数は撮れませんでした。
 それでも暮れからの蟄居生活が解消され明日から気合いを入れられそうです。遊びがないと生きられない人間とっては素晴らしい息抜きでした。

by my-pixy | 2010-02-20 17:50
2010年 02月 19日
白黒写真
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 何の写真だとお思いでしょう。べつにサルガドさんに刺激されたわけではありませんが古さだけはそれなみです。奄美大島が日本に返還された直後の1枚です。まだ歯科大学の学生でしたが、何とか海外に行きたくて小遣いをせびり歩いて出かけました。企画自体はわれわれの発案だったのですが、だんだん当局が介入してきて海外ツアーが学術査団になり、自由時間はなくなって口腔診査の日々という結末になった辛い旅行でした。

 この春のハードスケジュールのために資料発掘につとめていたおまけの一枚ですが、両手に荷物をぶらさげた中心の人物を見る二人の女性、反対側をすれ違う手のひらを重油で真っ黒にした船員らしい人など、当時の船着場の状況が面白い対比です。白黒ならではの想像が拡がって行きますが、カラーではこうは行きません。さらに動画だ、3Dだということになれば、ぱっと見の華やかさだけで余韻はどんどんなくなってしまいます。
 そんなセミナーにはしたくないなと思いつつ今日から白馬です。2月の2週連続のスキーとその後の臨床基本ゼミは、もう10年以上も続いている定例番組です。卒研も火曜会55周年もそこに突然割込んできたばっかりに・・・・。

by my-pixy | 2010-02-19 08:09
2010年 02月 16日
卒研フォーラム 3
f0103459_830234.jpg 一日を自由に使って頂いて結構ですから若手を活性化するようなセミナーをお願いします。卒研委員長からのお話にまず2つ注文を出しました。一つは開催日時、この時点で一年半ほど先のことでした。「この歳でそんな先のお約束はできない。」 次は「血脇ホールは使いたくない。」でした。

 素直には受けないということが定説になっているようですが、こちらにも言い分はあります。まず講演会はスライドが命です。診療内容も大切ですが、それを生かすも殺すも映写画像です。撮影から保存、使用画像の制作まで気の遠くなるような時間を費やしています。スタディグループの例会以下の小さなスクリーン、低機能のプロジェクターは絶対にごめんです。ところがほとんどの主催者はこの点にほとんど無頓着です。スクリーンの大きさは?、使うプロジェクターは?というQに即答できる担当者はほとんどありません。

 知らない相手でもないのに最悪会場の幕引き興行など、受けられるはずもありません。差し戻しになって担当のH先生は会場探しに奔走されることになったようです。
 次は演題です。卒研の活性化が大命題と言われても1回の講演会で、長年の低迷から脱出なんか無理としても、せめて興味を持ってもらえそうなテーマということで「開業医ほど楽しい仕事はない」なんていうのはどうだと言ったらバカ受けしました。ビールも大分まわっての話しだったのですが、やがてそのまま委員会で通ったという連絡がきました。今度はこちらがちょっと待って!。
 こんなサブタイトルも考えましたが、いよいよ難解。本人にしか分かりそうもありません。というようなことで15年前のタイトルを引っ張り出しました。

by my-pixy | 2010-02-16 08:30
2010年 02月 13日
東歯卒研フォーラム 2
f0103459_10411576.jpg 下敷きは年表

発表のベースにしたのは昨年整理をした個人的年表です。1年毎の主立ったできごとを拾い出して作りました。その約50項目の中から所々に風穴を開け、関連したお話を展開しようと思っています。
 もちろん具体的なお話しは症例ですから、その経過は症例ごとにアップダウンします。聞いて頂く方には分かりにくくなる危険はあるのですが、できる限り時代やテーマごとに並べることで、症例相互の関連なども浮き彫りにしたいと考えています。
 例えば最初の鋳造冠のところではタービンもまともな埋没材もない中で、大学に先がけて模索していた頃の一端を見て頂きたいと思っていますが、スライドもなかった時代のものは事後の記録になってしまうところもあります。また、医者は先輩の足跡を見て学ぶと言われますが、何も分からなかったこの時代、実に多くのものをお会いした先輩から直接伝承してきました。ネット、コンピュータ時代では考えられない珠玉の宝物でした。
 東京オリンピック後の1$360円、持ち出し制限500ドルと3万円という時代の海外旅行は、軸足はスキーでしたが、同時に以後の臨床の進路を決定づけるさまざまなお土産も持ち帰りました。
 70年代とに入って始まったパーシャルデンチャーへの取り組みは、結果的に私のライフワークになりましたが、始めて雑誌連載した「経過から見た局部義歯の設計」は、咬合位確保とペリオのコントロールに苦闘していた時代の思い出です。

 こんな形でお話しを綴っていきますが初めての試みはいつも失敗するのが気がかりでもあります。

by my-pixy | 2010-02-13 11:28
2010年 02月 12日
東歯卒研フォーラム
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 偶然も重なって来月はセミナーだらけになってしまいました。その第一弾が3月7日なのですが、依頼も曖昧だったので仮タイトルのまま月日が過ぎてしまいました。

 白文字の方がそのタイトルで印刷物などは広くいき渡っていましたが、昨年来準備を進めるほどに内容は長期経過症例のレポートに傾いてしまっています。長年続けてきた記録のいくつかは40年を越すものも少なからず、自分ではこの路線と決めているのですが、身内からは何の話しをするのか分からないなどというブーイングも聞こえてきました。もう1ヶ月も切っているのですが、自分でできる範囲で事態収拾の手を打つことにしました。これまでのメインタイトルをサブに下げ、使い古してはいてもなじみ深いメインタイトルを追加しました。

 長期経過30症例400枚ほどの画像を作り直しましたので少しは分かりやすくなっていると思います。ピカピカのケースはありませんが乞うご期待というところです。

by my-pixy | 2010-02-12 17:14
2010年 02月 11日
白い歯の末路は
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インプラント上部構造、装着後5年後の状態です。(画像クリックで拡大)
ポーセレンは割れるしハイブリットとかいうレジンは摩耗する。(2010.2.3)
そんなことは誰でも知っていることなのに乱用が気になるこの頃です。

咬耗は後方大臼歯部ほど強く起こるので咬合面のメタルアイランドは広めにしましたが、それでも咬耗は大きくリテンションビーズが見え隠れしています。(装着時の状態は「パーシャルデンチャー新時代」をご覧下さい。)

私たちは患者さんに評判の悪い「取り外しの入れ歯」ですから、原型は変えず復旧できる多様な修理法をもっています。その時の頼りの綱はメタルアイランドですが、レジンだけで咬耗とともに対合歯が挺出してしまっていたらお手上げです。患者さんのご希望には応えたいと思いますが迎合はNOです。こんなことはないという方は、強く噛めない患者さんに救われているだけと私は信じています。

by my-pixy | 2010-02-11 08:56