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2011年 04月 25日
歯科 被災地支援チーム
f0103459_7471950.jpg 火曜会を中心にした総員12名の歯科支援チームが、深夜強行日程を終えて帰って来ました。断片的な情報だけで現地の状態は把握できず「自分たちがやろうと思っていた活動内容の半分もできませんでした」(筒井談)とのことですが、急に持ち上がった話へ対応できただけで十分だったと思います。

 バスの出発が夜の10時で、ちょうど行われていた基本ゼミの懇親会からの出発になりましたので、受講生の人たちにも予期しないインパクトがあっただろうと思います。現地到着が朝の9時ということでしたから、これだけでもぐったりするところですが、予定していた場所では治療が行えないといったハプニングも重なり大変だったようです。
 
 詳細レポートは、明日の火曜会でということですが、往復の長時間バスツアーでみんなヘタヘタになっていることでしょう。せめて今夜は一晩ぐっすり休み、明日話しをうかがいます。水曜の夜に持ち上がった初めての機会に、混成チームとはいえ技工士、衛生士を含めた強力チームを編成できたことは素晴らしいことですし、今後への大きな経験になったと思います。皆さんご苦労様でした。


 留守居部隊に回った基本ゼミの方も僅か9人の受講生ですが、それを上回る10人の講師陣が集合してのオープニングに、災地支援チーム歓送会もオーバーラップして、例年にない盛り上がりの中にスタートを切りました。15人より目が届くことは当然で、雑誌広告やWebからの参加者など孤立しそうな人への個別対応もできたかと思います。2日間でこれまでにない連帯感が生まれつつある手応えを感じました。

by my-pixy | 2011-04-25 07:51
2011年 04月 21日
歯科応急処置のボランティア
f0103459_15324636.jpg 火曜会の筒井純也先生が小隊長になり設楽先生,中村貴則先生プラス衛生士2名と筒井先生の同級生3人という構成で、お見舞いだけではなく現地の要請を受けての診療チーム派遣になったようです。
 20日(水)の夜に浮上したことでしたので、ちょっと無理かなとも思っていましたが、訪問診療用の器材や歯ブラシ1500本などももっての出発になりそうです。土曜日の夜行バスで現地入りし、日曜一日働いて深夜に帰京するというハードスケジュールですが、きっと大きな成果を上げてくるだろうと楽しみです。
 写真は震災から1ヶ月目に立ち上げられたという馬場・中山生活センターのものです。たった一日であっても、ここにバス1台の支援チームが入れば、どれほどか安らぎが届けられるだろうとチョッピリうらやましくもなります。留守番組は2011臨床基本ゼミ第1回です。

by my-pixy | 2011-04-21 15:26
2011年 04月 19日
カズオ イシグロ
f0103459_7414827.jpg 衰えた忍耐力で全部なんか読めるわけもないのですが、とりあえず置いておくだけでも安らぎになるかと、丸善で買い込んできました。連休もちかいので何冊かパラパラめくりはできるでしょう。バイオミミクリーに続く熱中症だとお考え下さい。

 ただ私の気持ちの中ではこれらの著作や発表はなぜか同じ領域に入っています。自然環境問題と電力、原発問題は、そのまま口腔内環境問題に置き代わるからです。そしてこの小説では生体移植用のクローン人間を設定することで、置換されていく人間部品、クローンの死、その後に何が残るかという、小説を超えたイシグロ氏の緻密な追求が生まれてきたように感じます。

 大きな視点を開かせてもらった「生物と無生物のあいだ」でしたが、最近タレント化しつつある様子が気になっていました。カメラマンとして行きづまったタレントや、研究者を廃業したタレントが横行する中、福岡氏が選んだという新路線がまっとうであることを願うばかりです。
カズオ・イシグロ
動的平衡

by my-pixy | 2011-04-19 11:48
2011年 04月 18日
カズオ イシグロをさがして
f0103459_13264845.jpg日曜日の夜、いつものように日曜美術館が終わり、クラシック番組になるところで、チャンネルを変えようかと思っていました。ズービン・メータという指揮者のことも、第九交響曲のこともよくは知りませんでしたが、指揮者も楽団員もコーラスも素晴らしい迫力で今こそこの演奏・・・という感を強くしました。
 その感動も覚めぬまま次の番組「カズオ イシグロをさがして」が始まりました。「生物と無生物のあいだ」ですごく惹きつけられた(モグラのトンネル、2007.12.20)生物学者 福岡伸一さんの対話が導入で、さまざまな関係者の発言を交えてどんどんその内容に引き込まれていきました。

 むかし語る会でビデオを無料配布したことのある、骨細胞の新陳代謝を記録した「Bone」。「生物と無生物のあいだ」の「生命とは動的平衡にあるながれである」「秩序は守られるために絶え間なく壊されなければならない」という文言。そしてクローン人間という設定の上に描かれた小説「わたしを離さないで」すべて生命とは何か、人の存在とは何かを問いかけたものです。イシグロ氏は記憶ではないかと考えているようです。

 日本人として生まれながらすべての小説は英語で書かれ、日本に帰ることが一番苦手だというイシグロ氏は、5才までの日本の記憶とも戦いながら小説の構想を練っていったのでしょう。(数十年前には漱石が苦しんだ同じ舞台ロンドンです。)

by my-pixy | 2011-04-18 10:36
2011年 04月 16日
気象庁から
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 たまにはコピーマンになって、水村氏が紹介していた気象庁のグラフを経時的に並べてみました。静かだった3.10から一転し、マグニチュードを表す赤いバルーンは10日後になっても消えていません。凄まじいエネルギーだったことがよく分かりました。別に盗作が意図ではなかったのですが、紙芝居的に1枚ずつではよく分からないのです。気象庁さんも水村氏のように広域にしたり、静止画ブラウジング表示を検討しても良いのではないでしょうか。こういう輩を「盗人猛々しい」というようです。

by my-pixy | 2011-04-16 10:46
2011年 04月 15日
他山の石
f0103459_10251142.jpg これだけの大災害が起こりながら、新興大国首脳が集まっての会議にオブザーバーとしてでも出してもらえないのでしょうか。僅か半世紀の間に原爆からの復興や、津波と原発という大災害を経験し、そこから立ち直ろうとしている経験や苦しみをBRICS達に訴えることは、欧米先進国にはできない日本の責務のはずです。

 温暖化防止を地球規模で考えねばならない最中に起こった原発問題。そんな時でも成長継続を指向し、国民感情とか世論とかあいまいなものに引き回される途上国のリーダー。
日本よりはましかもしれませんが、この4人の中にはチェルノブイリの責任がある大統領も入っています。25年が過ぎ石棺も崩れ新たなより大きな建造物が造られつつあることを知らないはずはありません。あれは旧ソ連時代のことだからと頬被りしているなんてあんまりです。

 どうも政治家という人たちは好きになれません。自分の身の回りさえ固めておけば退任後のことなんか考えるつもりは毛頭無さそうです。その範囲が大きくなるほど末端は切り捨てられるますから、10年か20年後のBRICSは恐ろしいと思います。

by my-pixy | 2011-04-15 10:25
2011年 04月 13日
ガイガーカウンター
f0103459_7415545.jpg 地震発生から1ヶ月以上も経つのに、日に日に新しい深刻な事故が露見する原発事故、一体どうなるのだろうとやりきれない毎日です。東電もおかしいが監督のために存在するはずの保安院は、無責任な評論家気取りで、素人集団の政府をだまし続けているような気がします。その状況下でも、退避か復帰かを決めて行動しなければならない人へ気休めにでもなればと、現地とも協議の上、ガイガーカウンター2基をいわき市に送りました。水素爆発とか、再臨界とかいう恐ろしい事件が起これば「溺れる者藁をもつかむ」ことになるのは分かっていますが、日々自己確認できる小さな拠り所にはなると考えたからです。
 以下は1号機のユーザーレポートです。本日午後からは2号機も稼働予定ですから、別途レポートも入るでしょうが、針が振り切ったなどということがないよう祈るばかりです。

「東京からガイガーカウンターを表示させて移動したところ、都内で0.12μSv毎時だった値は茨城に入っても変わらず、いわき入りしてからも猪狩先生の診療所や、いわき駅前付近まではほとんど変化が見られませんでした。しかし四ツ倉町という、久之浜の手前の町に入った頃からカウンターの数値が上昇し始め、町に入ると屋外で0.3から0.4μSv毎時を示していました。そして到着直後に震度6弱の余震が…(ケイタイの地震速報よりも先にドカン!と揺れて早速の洗礼を受けました)室内ですと、久之浜でも0,13から0.20と比較的安心できる数値ですが、だからと言って「いわき市は安全です」とアナウンスできる状態でもないはずで、政府発表とは何ぞや?と疑問はますます増すばかりです。

 記事をアップしたと思いきや、早くも1号機故障の連絡が入りました。フリーズしてしまって無償交換にはなるようですがこれでは表示データの信憑性も?になってしまいます。Made in China の漢字がどうも気になっていましたが、フランス国営企業御用達を信じたのが早計だったのでしょうか。この商品、日本ではどこからかのお達しで販売停止命令が出され、品切れとなっていたという経緯もあるようです。亘る世界は鬼ばかり?

by my-pixy | 2011-04-13 18:50
2011年 04月 13日
臨床基本ゼミ 2011
f0103459_17413577.jpg 4月23〜24日から今年の基本ゼミが始まりますが、さまざまな出来事が重なって12年目にして始めて定員割れのスタートです。
東日本大震災の直後の3月15日に、日程がさし迫っていた会合の実行か延期かを決めました。それぞれ自粛か強行かに思い悩みましたが、小さなこの会は予定通り行うことにしました。
 自粛の対象になるような性格の会ではありませんし、むしろこうしたときに自分達の足下を見つめ直したいという思いもあったからです。決定は間違っていなかったと思いますが、会期や会場問題もあり想像以上の苦戦になりました。余剰金は残さないという思想がこうしたときには身動きとりにくい結果に繋がり、一時は貸し会場を諦めてわれわれの歯科医院での開催も考えました。
 最終的に定員15人に対し9名の受講生でマンツーマンも極限の状態ですが、それなりにゆっくりお付き合いもできるだろうなどとやせ我慢をしています。幸い大半が火曜会や語る会などのご紹介ですから、将来に向けての人脈作りという点では、受講生側も主催者側も濃い時間を持てるだろうと思います。またOB会のもくあみ会や,語る会のサポートメンバーになってくれるだろうことも期待しています。
 画像は火曜会の対外活動の原点であり、「ある臨床歯科を語る会」のスタートにもなった「あるスタディグループの歩み1980とその第3作2004を縦軸に、基本ゼミやもくあみ会などの連携を表現してみました。 

 先日こんなメールがきました。先生は、2009年度の基本ゼミ受講生の総称が「わけあり組」だったのを覚えていらっしゃいますか。ハイ私が名付け親ですから・・・。「わけあり組」の中では、茨城の赤松先生、岩手の佐藤先生、宮城の新谷先生が被災されました。幸い全員が内陸だったのですが、それでも診療所に井戸水を引かなければならなかったり、度重なる余震に住居に悲鳴をあげつつあるなど被災状況は様々なようです。そこで、林直也が発起人となり「わけあり組」応援プロジェクトを立ち上げたところ10人の有志が集まりました。10人に共通していた想いは、半年間基本ゼミで机を並べ共に学んだ仲間のために何かしたいということでした。プロジェクト第一弾として応援メッセージをそれぞれから集め、1通のメールに寄せ書き形式にして被災した3人に送りました。3人からは大変な中なのにすぐお礼の返事がきました。言葉がどれほどの力になるのかは分かりませんが、気持ちは伝わったのかなと感じています。今後も第二弾、第三弾と継続していけたら…と思っています。
今年の基本ゼミは定員割れしているとのことで非常に驚きましたが、OBの中には仲間を思う気持ちが確実に根付いています。(モグラのトンネル2009.3.23 6.20)

by my-pixy | 2011-04-13 18:20
2011年 04月 12日
Dr. 松井の石巻レポート
f0103459_7372364.jpg 先日のDr. 須貝のいわき市猪狩歯科お見舞いに続き、この週末には松井先生が仙台、石巻まで出かけて下さいました。どちらも相談もなく出かけられましたが、素晴らしいことで「われわれに今できること」のお手本と感動しています。すでにメールから三宅氏の状況の深刻さは伝わってきましたが、私はいわきで手一杯になっていたので大変助かりました。詳細は語る会の「震災ブログ」にのせられていますが、お気づきにならない方もあろうかと思いますので、一部を借用掲載します。

「三宅先生、ご自身のことだけでなく,歯科医師会を通じての筆舌に尽きる辛いお仕事、心よりお見舞い申しあげます。皆様方のご苦労に対しお手伝いできる事があまりにも小さく、申し訳なく思っておりますが、われわれも一時たりも忘れることなく何かは続けてまいります。いわきの人たちもさらに放射能という見えない敵と戦っています。手をとりあってこの難局に立ち向かって行きましょう。」

by my-pixy | 2011-04-12 09:01
2011年 04月 08日
火曜会ホームページ
f0103459_187918.jpg予告していた火曜会ホームページのひな形を仮アップしました。会員の方には千葉先生からのメールが届いていると思いますが、概要はこんな形を想定しています。ご一覧いただいて4月15日までにご意見をお寄せ下さい。事前抄録・事後抄録にデータは入っていません。5月例会から運行を開始します。インフォーメーションにはこちらから入力できます。パスワードは次回メールにてご連絡します。

 各会員へのリンクは看板代わりのHPではなく、更新が多いと思われるブログに設定しましたが、ブログのない方はHPにリンクしました。リンク先の訂正が必要な方は早めにご連絡下さい。この週末バージョンアップしましたので大枠は固まったかと思いますが、これからも進化させますのでどしどしご意見をお寄せ下さい。

by my-pixy | 2011-04-08 11:26