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2012年 07月 26日
タグとリンク
f0103459_19142614.jpg ブログではタグはきわめて有効なツールで、これなしでは記事の検索はできません。ビジターの方にもこれほど便利なものはありませんが、有効活用にはその組み立てや分類がものをいいます。
 始めにはあれこれ考えて項目を決めますが、使っている中に予想とは違ってきて、さっぱり使われないものもあれば、どんどん増加して分割しなければならないものも出てきます。ブログ以前にもこうした機能はありましたが、これほど使いやすくはありませんでしたから、予め想定した枠に入るような記事を書いていました。

 ブロクが急速に拡がり始めた2005年頃も、Web 担当の人とH.Pかブログか何度も論争を重ねましたが、タグと記事のアップのし易さから2005年までの「もぐらのつぶやき」を捨て「土竜のトンネル」に移行しました。上から下に流れる通常の原稿と逆になることなど大きな戸惑いもありましたが、記事のアップは飛躍的に増えそれと共に内容も文章も変わりました。 
 この数年間の中で大ブレークして海外旅行から独立した「マダガスカル」は今でも上位に君臨していますが先細りは否めません。これに対して歯科臨床の中の一部だった「義歯の機能とかたち」は「歯科技工」なども引き連れてついに3桁寸前の99になってしまいました。ここまでくるとタグとしての効用が薄れてきますので、新設の別ブロク「KA367」などとの棲み分けを考えねばなりません。

 その作業のために現在の99件の中身を調べ、分割、分離の作戦を練り始めました。2〜3年目このタグを新設したとき、件数が少ないため表示ランキングが下位に低迷して目立たず、かさ上げを目論んだことがあったからです。中身を総点検して分家独立を図らねばならないのですが、100件をスクロールして見てもさっぱり分かりません、99件をソートしてプリントすることにしました。
 
 この作業にはちょっとした裏技も発見し、KA367というタグを新設するだけで、思いのほか早く分家がまとまりました。アルギン酸印象材などと同じ程度のマイナーな話題としてスタートですが、新設ブログとの仲介役にもなるでしょう。

by MY-pixy | 2012-07-26 19:08
2012年 07月 24日
柳の下のドジョウ
  2012年臨床基本ゼミ受講の方々へ
前回のゼミの時「いま困っているパーシャル・デンチャーの症例」があったらメールで送って下さいとお話ししました。2011年にも同じ事をお願いしこれがKA367を考える発端になりました。
 症例提供者の方との頻繁なやりとりや、OBの方々の参加もあって一人だけで考えるよりも大きな実りがあったと思っています。いつも柳の下にドジョウがいるわけではないでしょうが、ご協力のほどお願いします。資料が揃っていて皆さんの共感が得られるようなものには、当日、私の参考症例も用意しゆっくりお話ししたいと思います。資料はパノラマX線、正面、咬合面観、特に問題になる歯のデンタルX線写真などです。送付先はこのメールの返信でお願いします。   金子 一芳
 

 この呼びかけ応じて下の画像が集まりました。昨日のシーラカンスも含まれています。個人別に整理しそれぞれの問題点を考えていくと昨年の咬合崩壊のチェックリストに落ち着くのですが、少し目先を変えて2000年広島大学同窓会でお話しした「長期経過観察の意義と方法」を骨子に多数歯を喪失した症例、咬合挙上のリスク、オーバーデンチャーの行方、片側遊離端欠損義歯の変遷などを提出されたケースと関連づけながら、オムニバス風にお話ししました。
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最後はそれらのケースに再々登場するテレスコープのイロハを、技工士の視点からパートナーの萩原治氏にデモも交えて話して頂きました。
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by MY-PIXY | 2012-07-24 11:48
2012年 07月 22日
シーラカンスとの遭遇
 古くからの患者さんが大半の私の医院では、あまりビックリするような新患を見かけることはありません。そうした点では基本ゼミの方達のケースは新鮮です。昨日ももうとっくに死に絶えたかと思われていた、完全左右的すれ違いのケースが千葉県沖で発見されました。
 若い勤務医には80才という年齢だけでも大変な患者さんで、大真面目で悩まれてている話しをうかがっても、なるべくそっとお大事にと云う以外にアドバイスする言葉がありませんでした。決して逃げているわけではないのですが、私が担当したとしてもここに至った80才の患者さんを救える自信はないからです。
f0103459_1013862.jpgもう一つ気になることがあります。なぜこのケースが今回のわれわれのセミナーで発見されたかということです。もしかすると発見に舞い上がっているのは私だけで、シーラカンスの干物はこの地方の名産品、食べ飽きた院長は見向きもせず勤務医に投げ与えたのかもしれないのです。アフリカからインドネシア、フィリピン海溝を伝って千葉県沖にという推論も成り立ちます。海底の断層には沢山のシーラカンスが生息しているのかもしれないのです。

by MY-pixy | 2012-07-22 08:55
2012年 07月 19日
戻りたいけど戻れない
f0103459_13575628.jpg 季節はずれで恐縮ですが昭和20年代のことだったと思います。裸電球の下のこたつに母親と兄弟5人が集まっています。左にいる子猫に全員の視線が集まっています。まだテレビもなかったからの光景です。
 食糧難は切り抜けたもののお世辞にも豊かとはいえませんでしたが、戻りたいけど戻れない心温まる光景です。

by MY-pixy | 2012-07-19 14:16
2012年 07月 13日
ブログの組み換え
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 タイトルは私がつけたわけではなく、切り絵作家だった叔母がこの作品につけたものです。学生時代から目にかけてもらい今も診療室に何点かの作品を飾っています。
 この絵は、ペルーに入りびたっていた晩年の作品ですが、ご本人もお気に入りの一点だったらしく絵はがきにもなっています。わたしも大好きな作品です。

 KA367、2つ目の用途、データベースのまとめには苦慮していましたが、「おいらが出番だ」の台詞ではっと目が覚めました。これまではどちらかと云えば臨床ファイルの延長線を考えていましたが、幽霊宣言もしたことですから、これからの若手に「おいらが出番だ」と言わせればよいのです。
 すでにCLUBのブログに人質はとってありますから、その延長上に新人発表などを取り込んでいけばデータベースは夢ではないのです。月に2症例程度としても2年後には50症例、4年で100症例に到達するはずです。

 形式としてはWeb だけでなく、会員対象でかねてから考えていたA5カードボックスによる整理検索システムも行いたいと考えています。2ヶ月に1度程度の配信になるでしょうが、どこから有料化するかには迷っています。しばらくそちらにかかりますので、トンネルはご無沙汰するかもしれません。

 今日1日はCLUBにかかり切りでした。さいわい新人発表2人組が実に素早い対応をしてくれましたので、仕事は多いにはかどりました。後は次の「おいら」を待つばかりです。

by my-pixy | 2012-07-13 12:39
2012年 07月 12日
夜中の12.30分
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 若いと云うことは素晴らしいことです。ここに何人いるでしょう。この日は朝9時からセミナー漬けだったのに、まだ大半は元気で歯医者談義です。この他にも別の会場で頑張っている人たちがいます。

 「そろそろ明るくなってきたぞ!」が30年変わらないおやすみの挨拶です。そして‥‥

by MY-pixy | 2012-07-12 10:41
2012年 07月 10日
NDの会15周年記念誌
f0103459_16235694.jpg 今年の 語る会でのかくれた話題は新潟のスタディグループNDの会の15周年記念誌です。始めに話を聞いたときには本当にできるのだろうかと心配でした。節目の時に何かを積み重ねると云うことはわれわれもずっとやってきましたが、何といっても少数精鋭のスタディグループのこと、原稿集めも大変だろうと思っていました。

 しかしさすが雪深い土地で鍛え上げた強靱なねばりと団結力で七夕までを合言葉に頑張ったようです。講演会や懇親会ではなく記念誌というところが如何にもこのグループらしいところです。
雪の重みにも耐えられるハードカバーも今時は珍しい仕上げですが、地味好みの編集と良くマッチしています。

 症例では10年経過は珍しくありませんが、まだ海のものとも山のものとも分からない時の記録も良く集めてあってびっくりします。写真が小さくてわれわれ老人にはルーペなしではよく分かりませんが、明らかにこれはオリジナルメンバーの策略でしょう。それにしてもともかくよく頑張ったものです。

自費出版で定価5000円ですが、売り上げはお隣のフクシマへの義援金にするそうです。派手ではありませんが歯科商業誌よりは充実しています。語る会で50部、残り200部に協力して上げて下さい。

by MY-pixy | 2012-07-10 13:40
2012年 07月 09日
幽霊入門
f0103459_1222817.jpg 今回お話ししたかったことはKA367もありますが私の経過観察の終了宣言です。もちろん臨床を止めては生きていけませんが、時代と共に一緒に旅をしてきた患者さんが亡くなられる中、これまでと同じことは続けられません。加藤周一さんが言われるように幽霊になってこれまでと同じ話しを繰り返すことになるでしょう。そして「花のあとさき」のむつばーさんのように、丹精こめて耕してきた畠を山に返すべき時期が迫っています。

f0103459_12395013.jpg 今年も新人発表できつすぎる発言をしてしまいましたが、その方から嬉しいメールと写真を頂きました。「KA367はまず三上先生に驚かされました。金子先生の膨大な臨床データを入力してその結果を調べようというその発想にも驚きましたし、新人発表で舞い上がっていた私を尻目にあの場で堂々とわかりやすく説明していたからです。
 一方で金子先生のお話を聞いて最初はオーバートリートメントをしないようにするためのツールなのかと思いましたがデータベースができた時にすごい威力を発揮するのではと思いました。また一方で「咬頭嵌合位を変更しない補綴はうまくいく」や「咬合崩壊ラインの前に4犬歯と嵌合位、大臼歯支持、智歯という生体が決める防波堤がある」というのは歯科医師としてまさにこれを日々大事にしないといけないなと思いました。」
 添付された写真には入門一年生とは思えぬ幽霊も写っていて、キャンドルは見えませんが発表画像そのまま3・67でたっていました。

by MY-pixy | 2012-07-09 12:18
2012年 07月 01日
7月 撮影地不明 ネパール
f0103459_15491570.jpg オリジナルが Penta 6×7 であることは分かっていますが、ポジネガ両方を使っていたこともあり、その後のデジタル化もあってもはやインドかネパールかもはっきりしません。動物の種類からすればインドの可能性ありなのですが、先月の画像と一緒になっていますからポカラの帰途だろうと思っています。

 そんなことよりもあと一週間、何度も組み換えて頭がグシャグシャです。一番の悩みはエンディングをどうするかです。

by My-pixy | 2012-07-01 16:06