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2013年 07月 27日
Vol 3 咬耗と挙上と年齢と
f0103459_910158.jpg いつものことですが締め切り最終段階でねばっているため仕上がりは一日二日遅れ気味です。オンデマンド印刷で印刷の縛りを大幅に排除した上で、出版社にお願いしていたレイアウト、原稿のチェックなどの作業も自分のテリトリーの中に持ち込みました。暇をもてあましている老人ならではのことですが、これで読者との距離は縮まりましたが、まだまだ勉強しなければならないことだらけです。

 先日は忙しい印刷所のオペレーターまで出張して頂いて画像調整の打ち合わせもいたしましたが、反動で来週からはキャリブレータ、ディスプレーのフードなどまで調達するはめになりました。クオークやインデザインなどまでは踏み込みませんでしたが、素人用編集ソフト Pages には振り回されています。
 こんなことをやっている間に肝腎な長期経過症例が品切れになりそうですが、今回も患者さんの年齢という切り口で全額症例を見直すことで、見えてきたものは大きいと思っています。あと1〜2冊まとめれば、バインダーやアルミプレートなどをお買い上げ頂いた方にも、サギ商法だなどと云われないですみそうです。少しペースダウンはしますが年内到達を目指して行きます。

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by my-pixy | 2013-07-27 16:59
2013年 07月 26日
1999年エンプレス2
f0103459_10511761.jpg1990年 、あだ花のように咲き競ったガラスセラミックスは、数年後にして次々と消え去って、生き残ったのはたった2つインセラムとエンプレスだけになった。強度的には劣るエンプレスだったが、1990年代最後になってコア剤と組みあわせるエンプレス2を発売した。前歯部3ユニットのブリッジにも使えそうなこのシステムはわれわれにとって待望のもので、インセラムには及ばないものの適応症は拡がった。

 このケースも破折で失った左1番を補綴したものだがすでに15年を順調に経過した。現在のインプラント+ジルコニアの組み合わせと比べると、生体に対する優しさという点で大きな違いがある。インプラントの上部構造は壊れることに追われて目まぐるしく変わっているようだが、フルジルコニアだなどという暴力システムのつけは遠からずはっきりしてくるだろう。最近の貴金属高騰もあって eMax は大うけのようだが、これはエンプレス2の改良版にほかならない。eMaxになって適合性など進歩した点は多いがこれでも咬合面材料としては固すぎると思っている。金属は使えないとしても、せめて古くから使われてきたポーセレンにして欲しいものである。

白い歯

by my-pixy | 2013-07-26 18:40
2013年 07月 26日
HP とブログとオンデマンド印刷
f0103459_8173218.jpg 机の上からあの鏡面ディスプレーが無くなって心静かに物事が考えられるようになった。空いたスペースに紙と鉛筆を置いておくとパソコンに縛られない発想も浮かんでくる。

 話しは変わるがブログは簡便な発信ツールで2006年から多用してきた。しかし契約によって表示画面から広告は排除しても、原稿をアップする入力画面や記事設定画面には広告がべたべたはりめぐらされ、さらにそれが動画化される傾向にある。とても考えながら原稿を書いたりできる状態ではない。

 そうした中で新規開業で医院の存在をPRしたい若手歯科医が業者に依頼してHP作成に走るわけだから、われわれから見れば「退屈な内容」になるのもやむを得ない。一方自分の進路もほぼ定まった上の世代は死に体になっているHPを活性化したり、自由にならないブログの縛りから抜け出して社会への発信を進めるべきだろう。そう考えると現在のリニューアルはまだ緒についたばかりだ。

by my-pixy | 2013-07-26 08:16
2013年 07月 22日
個展 ?
f0103459_1635328.jpg 患者さんからのリクエストで古い風景写真をB1サイズ(103X73センチ)10枚にプリントしてもらいました。スライド、デジカメ半々ですがフレームつきだと1枚9000円になりますし、後始末のこともありますから自分ではおいそれとはできません。何かの展覧会などといっても1枚か2枚ですから、10枚揃っては生涯初めての経験です。同じビルの中のシオの会社なので塩田の写真が多くなりましたが、マダガスカルも半数ほど選に入りましたので、お金はかからないちょっとした個展ムードでした。よその会社の中ですから皆さんをご案内はできませんが、またいつか次のご注文が来ることを期待しています。

by my-pixy | 2013-07-22 16:57
2013年 07月 13日
たったこれだけのこと
f0103459_93468.jpg 何か電話が来ないか、もう到着するかと待つこと久しかったのですが、予定どおり19時過ぎに重い紙袋が届きました。何とか100部を前倒しで仕上げてくれたようです。
 今日から年一度の「臨床歯科を語る会」ですがここでも発表から事後抄録まで同じような話題が並んでいます。あらためてそのステップを見直してみると、決まり切った繰り返しの中で右往左往していることが分かります。私が引っかかっていたのもどちらかといえば前半の問題で、ディスプレーとチームプレーということがネックでした。赤字のところが問題でそれが片づけば随分簡単になるのですが、今日からはプロジェクターとノートパソコンががんになるでしょう。
関連記事は蔵のモニターにもあります。

by my-pixy | 2013-07-13 09:42
2013年 07月 08日
ナナオ1997からEIZO 2013へ
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 フィルムカメラがデジタル一眼レフにかわる前には、スキャナーを使ってスライドからデジタル画像を作っていました。画像合成や文字入れも自在になりプレゼンは大きくレベルアップしました。
 といってもスライドの色調を真似ることが精一杯で、長い年月をかけて熟成してきた35ミリのシステムが10年もせずに消滅するなどとは誰も想像しませんでした。この頃デジタル画像用のスタンダードとして広く評価されていたのがナナオのディスプレーでした。カメラマンはまだまだフィルムの方を信じていましたから、デザイナー関係の人に圧倒的に支持されていたのでしょう。この後ブラウン管から液晶への変化も大変だったろうと思いますが、それについていくわれわれの懐も大変でした。

 神のごとき存在のナナオのディスプレーについていくために、キャリブレーターも何度かトライしましたが見るべき成果はあげられず、ヤケッパチで安易なアップルのモニターに身を落とし、コストパフォーマンスのよい一体型のマシンに流されてきましたが,
がまの油でもないのに見たくもない顔が映り込むド派手な色調にはずっと不満でした。
 このところ印刷にのめり込んで昔の苦しさを辛さを思い出しました。20年が過ぎても石川県でがんばるナナオは相変わらず独自の道で頑張っているようです。名前こそはEIZOに変わりましたがキャリブレーターが内蔵されたり、フードが準標準装備になったり、一般的なパソコンのおまけとはちょっとちがいます。上の写真のようにサブにしているノートで起動させていますから、2台の色調の差とどう付き合っていくかは今後の課題ですが、ギラギラモニターから解放され心は穏やかです(上の右)。
 これで一体型のパソコンからは離脱しましたので、どこかバオバブに似たタワー型のMAc Pro との組み合わせにも道が開けました。バックアップのシステムも4TのUSB3.0に完全分離しましたので、次の楽しみはパソコン、ディスプレーの完全分離です。考えて見るとわれわれの身の回りテレビもスマホなども光りものに囲まれています。その分考えるチャンスが失われていくのでしょう。関連記事は蔵の中の「モニター」などにもあります。
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by my-pixy | 2013-07-08 12:11
2013年 07月 02日
生物模倣技術
f0103459_19304698.jpg 昨夜のNHK クローズアップ現代は生物模倣技術でしたが、タイミングも内容も、それにもったいつけて10億円出すという国もずいぶん出遅れだなーと思いました。土竜だって2010年9月なのに。
 Ted プレゼンテーションでわれわれを魅了した Janine m. Benyus はすっかり売れっ子のようですし、学会のようなものもできているようです。バイオミミクリーは私にとってはこのすぐ後に起こった東日本大震災をうけて、さまざまな面で物事を考え直す基盤になりました。農業をするハキリアリなども紹介されていますが、女王蜂を中心に全体で一つの社会を形成して集団で行動する昆虫たちは驚異としかいいようがありません。

by my-pixy | 2013-07-02 19:30