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2014年 04月 29日
Canon G16
f0103459_8562281.jpg 後に写っているG2というのは多分2000年頃のコンパクトデジカメです。デジタル化でリングストロボが使えなくなった穴を何とか埋めようと悪戦苦闘していた頃のものです。当時としても大振りでしたがその厚みはかなりなものです。それでもこんなものに頼らなければならないほど困っていたことも事実です。
 当時のデジタル一眼はニコンD1かD1Xでしたがこの頃の画像は今でも見たくありません。先行したnニコンでしたが、 コンパクトはさっぱりで今なお特徴ないものを作り続けています。 一方キャノンはこのGシリーズを作り続け現在の16のなっても基本設計は変えていません。細部ではフラフラしたモデルもありますが、光学ファインダー、視度調整などは堅持され、アクセサリーなども踏襲しながら進化していくスタンスは見上げたものです。旧モデル14でふらついていた接写機能もきちんと直して16に進化していました。古くからの制約のなかでまとめられたカメラらしいデザインに惚れ込んで衝動買いをしてしまいました。
早速、取説のまとめかたなどケイタイ同様の悲哀を感じてはいますが、使わなくてもお金はとられませんから何とかなるでしょう。お断りしておきますがこのカメラ、口腔内写真に使うつもりはありません。そちらはレンズ交換できるデジタル一眼とマクロレンズの世界です。念のため。
 f0103459_9297.jpg連休のお供にD7000と一緒につれて歩きました。デジタル一眼で写真を撮る感覚とはちがいますが、少なくとも眼なしカメラのケイタイスタイルではなく、小さいながらクリアなファインダーで視野を確認しながら、ズーミングもできることにかなり満足しています。色調、描写も問題なしですがやはり近距離向きで、この写真の奥に並んだ漁船などの描写はいまいちです。

by my-pixy | 2014-04-29 16:19
2014年 04月 28日
EichnerからKA367
f0103459_14361763.jpg特別出かける当てもなく、変わりばえもしない蟄居生活を送っていますが、睡眠時間も十分で明け方ぼんやり考えたことをまとめてみました。
 イラスト上で欠損歯列の受圧の事しか考えない、100年前のケネディの分類などに辟易して頃でしたから、4つの咬合支持域で臨床例を考えるというアイヒナーの発想は新鮮で、その後半世紀もその縛りに目がくらんでいました。しかし眠りすぎの頭でそのイラストを見ていると、おかしな事が気になりは始めました、
 最初はわれわれが問題にするだけで英文名もないと思っていた前後的すれ違い咬合が、C1として記載されていることに気づいたことです。Eichnerの分類と云えばB1からB4が問題で、AやCグループはあまり意味がないとくくっていたことが問題でした。前後的すれ違いやシングルデンチャーなどがCグループにまぎれ込み、反対に私の考えでは少数残存になるB3、B4などはちゃっかりより上段のB1,B2などと一緒に中段に並んでいるのです。お雛様のように。
 不用なお雛様は片づけて10人から6人になりましたが、仕分け、受け持ちはハッキリしました。

by my-pixy | 2014-04-28 14:36
2014年 04月 22日
軽トラ温泉誕生記
f0103459_178649.png少し手が空いたので藏にしまい込んだ画像などをチェックしました。多くはブログができる前のもので 暗中模索だったせいもありますが、その後のリニューアルの影響も受けて画像も小さくなっていました。そのため鳴り物入りで取り組んでいた「軽トラ温泉」なども影が薄くなっていました。
担当のかたに相談し可能なものは元の形に復旧して頂いています。10年以上前の記事ですがお暇なおりにはのぞいてみて下さい。

f0103459_8293858.jpg 復刻のご案内を受けて早速たくさんの方にお立ち寄りを頂きました。やはりわがリピーターはもの好きなかたが多く、入れ歯の話しだけではだめなようです。
 実はこのシリーズの間2006.10月にちょっとした事件がありました。それにもめげず当日も記事をアップしたのですが、あんまりかなと思って同じ日に削除してしまいました。物好きな方はこの日のブログを探して下されば、中秋の名月という訳の分からぬ残骸が残っています。わたしも非表示にしただけで削除はしなかったかと思っていましたが、記事の原稿はありませんでした。また名月が戻ってくるころにでも再現を考えます。

by my-pixy | 2014-04-22 16:53
2014年 04月 21日
深川の雪
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 昨夜の日曜美術館は歌麿物語でした。藤田嗣治の「秋田の行事」ほどではありませが、横幅3.6メートルという肉筆浮世絵が辿った運命はミステリアスですし、作品自体や修復も見事でしたが、私にとってはもう一つ驚いたのは、発見されたのが栃木だったことです。
 小さな掘わりにかけられた小さな鯉のぼりと藏の情景に惹かれて昨年栃木に出かけました。栃木県の県庁所在地ではない栃木という街に「深川の雪」は眠っていたようです。三部作の2枚はすでにアメリカに渡ってもう帰ってこないでしょう。最後の1枚が一度はパリに渡りながら栃木に戻っていた。しかもそこはこの浮世絵の描かれた土地だったということは不思議としかいいようがありません。 歌麿は幕府の迫害を受け50日の投獄までされながら、栃木の人達の支えで何度か長期滞在し、反骨の精神を絶やさずこの大作に取り組んでいたのだそうです。鯉のぼりを追って今年も館林に行って感じた栃木との違いはやはりこれだったのです。

 「深川の雪」発見を機会に、栃木で花魁をのせた小舟を巡らせて歌麿祭りをやるなどという企画もされているようですが、最近流行のおかしなイベントにはしてほしくないと願っています。いま、箱根で公開されているようですので混雑するでしょうが仙人を誘って行ってみたいと思っています。

by my-pixy | 2014-04-21 09:02
2014年 04月 17日
大江戸入れ歯事情
f0103459_1529502.jpg最近、何人かの身内の人から表題のタイトルのテレビ番組を紹介されました。オンデマンドということでちらりとのぞき見をしてみましたが、私にはどうにも肌が合いませんでした。大衆相手と云うことになるとこうしたドタバタやお笑い番組にしかならないのかといういらだちで5分と続きませんでした。

f0103459_160432.jpg  この後本棚から引き出したのは、1988年に刊行された下の小さな著書です。浜松の森先生が推奨されていたもので、翻訳後の出版元についてのご相談をした記憶があります。見せて頂いたものがどんな形だったか、はっきり記憶はありませんが一読して私もファンの一人になりました。幸いに出版も決まりその後多くの方々にご紹介しました。
古代文明諸民族の歯科医学から始まって、15世紀のヨーロッパ最古の義歯、歯の移植が大流行した18世紀の話しから、ジョージワシントンの入れ歯の話しなど、サブタイトル通りのエピソードでつづられた補綴の歴史はきわめて興味深いものでした。その後、大きな歯科歴史書も手にしましたが、これほどコンパクトで印象深いものは見たことがありません。

by my-pixy | 2014-04-17 14:22
2014年 04月 14日
やもりと仙人とご隠居
f0103459_9133173.jpg 土曜日にも家の中にやもりの子供が入り込んでいました。まだ生きていたのですがレスキューの方法が分からずお別れになってしまいました。富士山の右下にあるのが楽しい出会いのきっかけになった山本氏の照明器具で、その上にもやもりが1匹乗っています。
f0103459_9135122.jpg小田原の駅から静かに発着している大雄山線、いつも気にはなっていましたが、乗ってみてさらにびっくり。ほとんど10分おきに出ているのですが、乗客は少なく三陸鉄道を連想するような感じです。駅はバス停でもこんな小刻みではないというくらいで、終点までの20分ぐらいの間に10以上の駅があります。親会社が伊豆箱根鉄道ですから車両もきれいですし、ワンマン運転でもありません。
 パスモ、スイカなどで大半で無人駅ですが車掌の出番もあるというレトロさはほほえましくなります。箱根の周りを走っているようですが湯本、強羅といったメインルートは小田急の天下です。新幹線こだまから乗り継ぐとその落差が何ともいえません。500羅漢と金太郎そしてフジフィルムでもっているようですが、そんなところですから桃源郷が拡がり、仙人も住み着いています。

 山本さんに言わせれば仙人はそちらだといわれそうですが、雨水をためおき飲み水は山の下までポリタンで汲みに行く人には敵いません。彼のブログに書かれていた私の第一印象「ご隠居」は気に入っているので、共通の友達「やもり」を加えてトリオでお付き合いしていきたいと思っています。ゴールデンウイークが急に楽しみになりました。

by my-pixy | 2014-04-14 09:14
2014年 04月 13日
やもりのご縁
f0103459_16443914.jpg 相変わらずの休日出勤の土曜日、通りがかった画廊で作品を展示していた方から声をかけられました。きっかけは作品のモチーフにもなっていて、真鶴の家でもよく見かけるやもりです。一旦オフィスに戻りましたが待合室にいるアンコウを見てもらおうと誘ってみました。

 それから話しはトントン拍子で展示会終了後には小田原に帰る山本さんが真鶴に立ち寄り、日曜の朝には小田原から新幹線に乗る前に、南足柄の彼の工房を見せて頂きました。水道はなく雨水というヤモリ仲間の会話が決め手でした。大雄山線の途中駅でピックアップして頂いてうかがった工房は自然が一杯、文字通り桃源郷という呼び方がぴったりのところでした。

 興奮もさめやらず写真を整理したりリンクの相談をしたりしています。工房のガラス戸に写っているのが工房の主です。若いお友達出現にはしゃいでいるカメラマンの方は、年齢相応に影が薄くなっています。

by my-pixy | 2014-04-13 16:45
2014年 04月 10日
既往歴のもつ意義(前回のつづき)
 多様な欠損歯列への対応を考えながら、そこに到るまでにどんな過程をたどったのかを知りたい思うことは少なくない。経過観察がその流れを知る唯一の方法とは思っても、観察できる期間は私でも20〜30年がせいぜいで、現症に到る経過を目の当たりにすることはほとんどない。処置の結果を見ることはできても、術前の状態からの流れはなかなか突き止められない。
 もくあみ会の発表で身内の方の左右的すれ違いに、手をこまねいているしかなかった術者のレポートなどを見るにつけ、そうした実態を知りたいという気持ちはますます強くなり臨床ファイルⅤ 「クロス偏在とすれ違い」をまとめたが、そのお披露目も兼ねていたもくあみ会で、典型的なすれ違い咬合のもう一つのケースプレを見た。 発表者自身が担当されたわけではなく前任者の後始末ではあるが、数十年にわたる既往歴を、その時々の問題点とともに正確に記憶されていた患者さんとそれを聞きだした術者の話しにはびっくりした。

片側遊離端欠損から始まって反体側の犬歯を失ってクロス偏在に、その後最初の遊離端欠損に隣接していた犬歯を失って左右的なすれ違いになる経緯が、時間経過とともに明確にレポートされていた。
 こうしたケースをみるにつけ、初診時に現症を克明にチェックするだけでなく、昔からいわれてきたように既往歴をきちんと聞くことの大切さを痛感します。相手によりますが患者さんの記憶はわれわれの経過観察を上回るとともにその裏付けになる隠れたデータの宝庫なのだと痛感した。

前回のような臨床研究やレビューでは、100年かけても分からないような真実がここには存在し、同時にいま悩む患者さんへの治療指針の一助にもなる。

by my-pixy | 2014-04-10 16:29
2014年 04月 05日
日曜美術館
f0103459_8275239.jpg 
 日曜の夜の楽しみは8.00からの日曜美術館で仕事以外のソースとしてははだんとつだ。右上の2枚は画家野見山暁治さんのものだが、この人の画にはついていけなかった。私のような人間が多いからか番組の中では俳優の寺田さんを使って野見山さんのたくさんの著書が紹介された。番組製作者の狙い通りその分かりやすくキレの良い日本語に魅了された。すでに絶版になっていたものも多かったが、いくつかは見つかった。93才というがその精力的行動と、20台の満州、パリでの思い出ばなしなど、信じられない交友の多彩さ、正確な記憶には驚かされる。

 下の1枚は何度か登場された藤城清治さんのものだが、この猫君はすばらしい。家主に可愛がられると猫もオウムもまったく家族の一員になるようだ。ご自分の体力を気にされながらの89才とのことだが、東日本大震災の現場にも通いながら「風の又三郎」を仕上げて行かれる迫力には圧倒される。

by my-pixy | 2014-04-05 08:27