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2015年 09月 29日
サムライ技工士
f0103459_8445145.jpg 歯科医の方も大変ですが,技工士の世界はさらに多難で、技工士学校の閉鎖、卒業後の離職の多さなどは目を背けたくなるようです。臨床歯科を語る会などでもそうしたことへの対応は必要と感じていますが、この本も絶滅危惧種に近づきつつある技工士という職種への魅力を伝えられればということで、日本歯科新聞に連載されたものを書籍化したもののようです。

 それぞれの時代、それぞれの国の事情などのなかで揺れ動く、海外進出の難しさももひたひた感じますが、続編も進行中のようです。 おそらく今後はや新素材やCAD.CAMなども無視できなくなるので、先進国で確立しつつあった日本人技工士のスキルも、その嵐と戦わざるを得なくなるでしょう。他人事ではないのですが。

by my-pixy | 2015-09-29 13:54
2015年 09月 28日
嬉しいメール
今朝パソコンをつけると嬉しいメールが入っていました。
「半年間にわたる基本ゼミ、本当にありがとうございました。大変多くのことを学ばさせて頂いたのですが、何よりも歯科臨床に対する基本姿勢を学んだ半年間であると感じております。明日からは早速臨床の日々ですが、筋の通った臨床を地道に行い、いずれまた先生方の前で症例発表できるようになりたいと思います。ありがとうございました。」
 最年少組27才の若手ですが大学在籍者が多い中、臨床まっしぐらのスタンスに注目していました。下の画像は彼の最終ケースプレ初診時のものです。難しい咬合崩壊症例ですが怖めず臆せず真っ向勝負していました。まだ詰めには到っていませんでしたが、年内にはきっと結果を出してくるでしょう。
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 彼のプレゼンを見ていたら、無我夢中だった私の1966年のケースを思い出しました。石膏模型の写真しか残っていませんが、写真を見ながらKA367に入力してみるとそっくりです。模型の写真も瓜二つといっても良いでしょう。われわれ歯科医は50年以上も同じような欠損を追いかけているようです。経過の記録はないので参考症例にはなりませんが、
 1. 4犬歯や下顎前歯群の健在
 2. 大臼歯部咬合支持の低下
 3. 咬合位低下とディープ.オーバーバイトなど、ナチュラルヒストリー的には興味深いことです。
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by my-pixy | 2015-09-28 08:27
2015年 09月 27日
2015臨床基本ゼミ最終回
f0103459_16134842.jpg 3月にスタートした臨床基本ゼミは先週末が最終回で、最大の山場、受講生全員のケースプレゼンテーションでした。 これまで聞いていれば良かった立場から一転して自分のケースを話す立場になり、終了後の受講生たちのコメントも様変わりしました。ケースプレをまとめる厳しさを経験して、何気なく聞いていた講師の発表が「美しかった!」というコメントが何人かの口から出てきました。意味するところは少しずつ違うようですが「美しい」という言葉には深みや、若さ故のナイーブさも感じられて嬉しい表現でした。
「あるスタディグループの歩みⅣ」の出版もあってスケジュール的には混乱もありましたが、それを埋めようとする若手の頑張りもあり、何かをし遂げたという共通の達成感から、懇親会は火曜会スタッフにも、受講生全員にも異様な緊張感と盛り上がりを感じました。
 私としても商業主義と一線を画して続けてきたことにあらためて自信を感じ、修了証書をかねてこんなカードをプレゼントしました。(このゾウガメは今回のゼミのマスコットでした。)

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by my-pixy | 2015-09-27 11:48
2015年 09月 18日
パーシャルデンチャーの機能と形
f0103459_1815580.jpg いつまでマダガスカルだという声が聞こえてきてようやく本来の話題に戻りました。臨床ファイルⅤの合本が一部出来上がってきたおかげです。
 146ページというボリュームで一冊では600gになり、数冊まとまるとずしりという感じになってしまいました。軽量化の目論見は少々はずれましたが、広告もなくパーシャルデンチャーに特化した話題は見応えはあると思います。この本のタイトルはブログ「土竜のトンネル」タグから引き継いだもので内容的にもブログの書籍化ですが、同時に1985年に始まった臨床ファイルシリーズの最新版の任も背負っています。いつまで続けられるかは不明ですが、形は変わっても現役引退までは頑張るつもりです。同時に世代差を補う意味も含めて、臨床基本ゼミOB会の方々にも参加して頂く試みもVシリーズがら継承しています。少しづつでも軸足はこちらに移っていくでしょう。

 表紙の画像はマダガスカル地下水路の開口部で、電線のように見えるのはバーミヤンの木の根です。つららのように水を求めて降りてきた木の上には、イチジクのような実を求めてワオキツネザルが群がっていました。f0103459_930061.jpg

 

by my-pixy | 2015-09-18 18:16
2015年 09月 15日
陸路に変えた帰途の楽しみ
 f0103459_874874.jpg夢のリゾートからボートで帰り、一泊してマダガスカル航空でアンタナナリボに戻るのが当初の予定でした。しかし出発直前これをサザンクロス街道のドライブに変えたのは、道路端にカメレオンを連れた子供たちがいるのではないかという期待とともに、8年間で何が変わったのかを知るには辛くてもこの方が興味深く、同行2名にとってもこのことは同じだろうと考えたからです。途中2泊は半ば捨てるつもりでした。出だしで期待していた子供たちには会えずがっくりきていましたが、コースの最後ではこのアウトレットモールに期待していました。

f0103459_884426.jpg 場所は正確には分からずガイドやドライバーにも伝えられませんでしたが、テニスコートや小さなプールなどもバックに備えた設計はいかにも初々しく、お土産の後ろ側で期待の目を輝かせる村人たちの姿もマラガシらしくて大好きな1枚でした。{左上)右下のお兄さんも愉快な人でピザか何かを頼んだと思いますが、女の子が遊びにきて甘えていました。
 しかし早すぎた夢は空しく空港なみの店舗のすべては閉鎖、人影はありませんでした。カメレオンの少年に続く第2の夢も破れ、悪路との挌闘だけが残りました。

いつもの台詞ですが「記録があると経過観察は面白い!」ものです。

by my-pixy | 2015-09-15 08:08
2015年 09月 14日
身内のドローン
 週末の2日をかけて写真の整理を進めています。 自分の分もそこそこに同行者の面倒も見ていますが、シャコ貝を取ってきた一名が異常な才能を発揮しています。一月前同行がきまってから、自分のカメラは持っていないということで、娘のカメラを取り上げてきました。取説もなくSDカードもなしの家電メーカーのミラーレスで、たいしたアドバイスもできませんでした。 日常は車関係の整備などをしていて、どこからかマセラティやジャグァーのコンパーチブルなどを見つけてきて、所有したりしているので電気関係には詳しく、リングライトのK-Max製作時代にはLEDの相談もしていました。
f0103459_1228980.jpg そんなこともあって充電対策はいろいろ取りそろえてきました。ソーラーパネルまでご持参ですから夜は真っ暗のマダガスカル対策は万全でしたが、カメラのスペアバッテリーは?、取説もないので設定には分からないところがありました。バンコクでの大ストップ中も、何かブツブツ言いながらカメラをいじっていましたが、こちらはそれどころではないので取り合う余裕はありませんでした。
 現地、到着後も私の10年前と同じで、何もかもが珍しく、やたらめたらとシャッタを切っているようでしたが、時々私のそばでカメラを構えていることぐらいしか覚えていません。成田から帰り道、二人のデータのコピーをつくって交換し、打ち上げのビールを飲んで分かれました。翌日から自分の画像整理に掛かりましたが、他の雑用もありドローン以外のデータを見る余裕はなく過ぎました。
f0103459_1236624.jpg 先週末少し余裕ができて、彼の画像をチェック始めました。まずは明らかなNGを削除し始めたのですが、次第にうかつには捨てられないことが分かってきました。この2枚がそのサンプルです。
 上の写真はもう少し周辺が写っているのですが、何取ったのだ!と危うく捨てそうになりました。しかし次の写真は全くノートリミングです。これを見てようやく後輪の前でうごめく怪しい陰に気づきました。さすが車やさん、この作業が何をしているのかおおよそ分かっていて、被写体に選んでいるのです。振り返った顔には作業内容について何か語りかける表情が浮かんでいます。言葉は通じないが同業者ならではの会話がこぼれるようです。
 大きな一眼レフではないミラーレスと,撮影者の笑顔が2人の距離をぎゅっと狭めていることが分かります。このあとにもこうした人物撮影で彼にしてやられているものが次々に出てきて、うかつに削除ができなくなりました。スクリーンショットにして流してみると、その場の雰囲気がみごとに蘇ってくるのです。カメラはど素人なのに不思議な才能です。

今回の撮影画像をスクーンセイバーにいれましたが、日数が経ってもその時の気分がよみがえってきます。好評につき受付のサブモニターやデンタルX線用テレビにも流すようにしました。 マダガスカル三昧です。f0103459_13234430.jpg

by my-pixy | 2015-09-14 11:41
2015年 09月 11日
愛車ご帰還
f0103459_168498.jpg ご主人の留守中ドック入りしていた愛車が帰ってきました。最近はディラーに見放され武蔵村山のKSPさんにお願いしていますが、このお迎えお見送りつきですから自分で迷いながら行くよりもよほどましです。今回はちょうどバンコク空港をウロウロしている頃、優しいスタッフにお迎えにきて頂いたようです。このKSPさんも最近のドローン情報もすべて20年の相棒のお陰です。

by my-pixy | 2015-09-11 16:20
2015年 09月 10日
ドローンの脅威
f0103459_9185526.jpg スキーにしてもヨットにしても長いこと続けてきても、自分の写真はすこぶる少ない。誰でも頼めるわけではなし、頼まれた方には迷惑になるからだ。どうやらそんなこともドローンは簡単にやってのけそうだし、操縦もスマホ感覚でできるようになっているらしい。ヨットなどは急劇な風の変化がない限り、暇はもてあましていることが多いし,自分は動かないから簡単そうだ。他の舟を頼んだりするなど要らないし、距離や高度も思いのままだ。
 タヒチなど行くたびにチャーターヘリは楽しみにしていた。マダガスカルはそれができないのでせいぜい車の屋根に上るぐらいで、群生するバオバブのなどを思った角度からは見られなかった。航空写真は夢だったが、手軽さも撮影の自由度からもプロの世界で、写真集を見るにとどまっていた。

f0103459_9292974.jpg 何かというと並んで指を立てる集合写真はげんなりしていたが、これはもう少しましな高度な記念写真になりそうだ。変な規制がかかる前にちょっと試してみたいものだが、そうなるとまたマダガスカル航空が困ったものだ。

by my-pixy | 2015-09-10 08:56
2015年 09月 09日
地下水脈とワオキツネザルの関係
f0103459_123133.jpg臨床ファイルⅤの表紙についてのブログ解説で、理解して頂いた方も多いようです。こんな時一通のメールでも頂けると本当にうれしいものですが、見るだけ専門の方にはなかなか理解して頂けないようです。
 
 この木は菩提樹の仲間とことでしたが、今回は夏だったのでイチジクのような実を沢山つけていました。それを狙って水脈の岩盤に住み着いているワオキツネザルがはじゃぎながら食事をしていました。前回は年末の休暇時でしたのでこんな光景はみられませんでした。寒暖差はそれほどなくても植物の変化が、季節の変わり目になっているようでした。

 気になったのはこのキツネザルさたち、森をつたってホテル付近にも出没し、カメたちとにらみあいなどをしていましたが、今回はそうした光景は見かけませんでした。

by my-pixy | 2015-09-09 12:03
2015年 09月 08日
臨床ファイル Ⅴシリーズ合本
f0103459_13221867.jpg土竜のトンネル8月18日に予告したとおり臨床ファイルⅤシリーズの合本を製作作中ですが9月24日仕上がります。新しい合本は150ページで新たな装丁で軽量化を目指しています。バインダーに変わる新たな試みも進行中ですが、発送は2015基本ゼミが終了する28日からになります。これに伴いこれまでの分冊のものは在庫がなくなり次第販売を中止します。

f0103459_10321623.jpg合本の表紙に使った画像は先日のマダガスカル旅行の時のものですが、地下水脈に根を下ろす地上のマングローブのような植物の陰です。状況が分かりにくいので全体像もアップします。電線かワイヤーのように見えるのはこの根の一本です。

by my-pixy | 2015-09-08 09:50