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2016年 04月 30日
夢中は努力に勝る
 押見一先生の「線を引かない歯科臨床」に携わった方々と、炉端焼きでささやかな打ち上げ会をもちました。「偏集者が良い仕事をする」と豪語するひとたちですから日頃は線の外にいるのかもしれません。度重なる出版予定の延期への恨み辛みから話は始まりましたが、日付が変わりそうな宴の終わりには、次作にはこの経験生かしてなどという話題に流れていきましたから今後にも楽しみは続きます。

f0103459_16363896.jpg  話は変わりますが、昨年の「あるスタディグループの歩みⅣ」の座談会はサブタイトルの「夢中は努力に勝る」で締めくくられましたが、ブログの世界ではタグSchweitzerが光を放っています。すでに10回を重ねたタグの内容はその業績を追って素晴らしいConclusionに到達しました。著者の膨大もない業績を追いかけて次々に英文文献を探し出すこともなみの努力ではありませんが、あっという間にその急所急所をおさえて日本語化し統合結論に到達してしまうセンスには驚かされます。
 私の本棚の初期の2冊も手垢には汚れていますが、症例写真だけをパラパラ追いかけていたのとはわけが違います。このブログ、時折ガサネタも混ざりますが、タグが設定されたこのシリーズは取り組みが違います。版権を交渉して縮刷版でもまとめてほしいようなまとめです。

 同じ時代、海を越えて先を歩んでいた米国人の記録ですが、臨床一筋に咬合崩壊と取り組んできた先人の言葉は心に響きます。原文は確認していませんが名訳にも感謝です。

by my-pixy | 2016-04-30 11:03
2016年 04月 28日
歯の移植・再植
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大型連休のさなかに、身内の方々の大型出版が続きます。下地先生の著書は前作から7年もの年月が過ぎたことに驚いています。この間にいろいろな進化があったようで、骨子は変わりませんが明らかに歯の移植・再植が臨床に定着し、より多くの歯科医にとりいれられるようになったことやインプラントがほとんど姿を消したことなどが印象的でした。
 新たに始められた下地先生のセミナーのテキストとして、多くの先生に活用されることでしょう。そのための配慮が行き届いていることに目が引かれました



by my-pixy | 2016-04-28 23:26
2016年 04月 27日
矢倉沢仙人,代官山に進出
f0103459_7394789.jpg 足柄山の仙人こと山本さんが東京の一等地代官山で個展をされているということで、最終日になって拝見に行ってきました。いつもの京橋のギャラリーと較べると展示スペースも十分で、木造日本家屋の一室は周囲の緑とも溶け合って素晴らしい雰囲気でした。私の子供時代から続いている独特な雰囲気は路地を一本入ると健在なようでした。

by my-pixy | 2016-04-27 16:54
2016年 04月 23日
線を引かない歯科臨床
f0103459_16152926.jpg 待望久しかった押見一先生の著書が出版されました。ハードカバー277ページの堂々たる書籍です。もう少しで重すぎるの持ち歩けないのとけちをつけられる寸前のところでした。脱稿!のお声がかかってから、紙が届かないの、フォントが気に入らないのとご機嫌斜めでしたから、どうなることかと心配していましたが、先日医歯薬から届けて頂きました。ぎりぎりで古希のお祝いには間に合い何よりでした。
 著者からの依頼ではありませんが、雑誌掲載用の書評をということで苦しんでいました。いつも感じることですが、この書評という言葉、評価するというイメージが強く、そんなおこがましいことをと!・・・尻込みしてしまうのですが、今回も同じでした。
 著者の労作に何か一言とでも言ってもらえればもう少し気も楽なのですが、遅すぎた単著への評価は重荷でした。ことのほか思い入れは人一倍の著者のことですから、なかば恐怖に近いものがありました。なにしろ旧満州に生まれ、厳しい父親のしつけの下に育たれた古風なサムライデンティストです。これまでもバッサリやられた人は数知れません。顧問を立てて熟慮の末ようやく脱稿になりました。たった1000字のことですから著者の忍耐とは較べものになりませんが。

by my-pixy | 2016-04-23 16:17
2016年 04月 16日
デュープのスタッフ達
f0103459_13133237.jpgf0103459_12595771.jpg デジタル前夜の1990年代、活躍したスタッフ達を総動員して、最後のデュープを楽しんでいます。

 大量処理を命題にした死にものぐるいの葛藤とは全く違います。遮蔽用の黒ビニールやルーペまで揃えて、一枚ずつをチェックしながらのデジカメ取り込み。フォーマットも今回は後から調整の必要がなさそうなので、RAWなしのJPGのみという身軽さです。500枚ほどを処理し、パソコン、4Kディスプレーなどのチェックを終え10人はどの基本ゼミ受講生ギャラリーの反応も確かめました。予想通りの反応で、部屋がもう少し広ければ80〜100インチ位ほしかったなという印象はぬぐえませんが、迷いながらの挑戦結果には満足しています。プロジェクターに変わってのセミナー用の用途には、ブログや単独の画像も簡単にひきだせますし画質も予想通りですから、相互方向のキャッチボールなど新たな展開が楽しみです。ここでは何といっても本人の記憶力が問われることになりそうです。

患者さんへの反応もそれとなく確認していますが、相手次第で多様なようです。旅行やその記録で作ったカレンダーを愛用して頂いた方からは、絵はがきサイズのカードのリクエストも頂いていますが、年齢的にも反応は今ひとつです。何のテレビか不思議そうにしていらっしゃる方もありますが、テレビ放送は一切映していませんし音声もなしです。スクリーンセイバーの流れに乗って頂くには時間がみじかいだけにバオバブに気づいて頂くのにとどまっています。

by my-pixy | 2016-04-16 13:00
2016年 04月 14日
最後のスライドデュープ
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 かってこのA4スチールキャビネット20段ほどに満ちあふれていたスライドはほとんどありません。しかし何回かに分けて進行させたデジタル化作業には一抹の不安を隠せませんでした。方法、その時点でのデジタル一眼レフの性能、そして多量作業に先を焦るばらつきなどです。今回の4Kディスプレーでは懸念していたその問題点が浮き彫りにされました。初期にデジタル化した画像は、最近のマダガスカルの画像とは比較できないのです。

もちろん年代としても1900年代のスライド経由というハンディキャップはありますが、これほどではないはずです。そんなこともあろうかと虎の子の少数のスライドはデジタル化後も捨てずに残しておきました。今回のテストを踏まえて、虎の子達の最デジタル化を始めます。今さらという気分もありますがそれを終わらせれば未練は残らないでしょう。大型連休の身の振り方も決まりました。左側の平積みのスライドの上に乗っているのが、スライドからデジタルへの過渡期に活躍した、オリジナル「4〜9枚合成スライド製作装置」製作は東京技研です。精巧にできた愛着あるこの装置も、今回が最後の舞台です。

by my-pixy | 2016-04-14 16:46
2016年 04月 11日
画像サイズの変更は数値入力で
f0103459_912854.jpg画像は私のカメラD7000の背面モニターです。まず上の方ですがカメラの初期設定ですが、LMS3つのサイズの中でL以外を選ばれる方はないでしょうが、Sを選ばれたとしても画像サイズはほぼ3000×2000ピクセルの大きさです。通常プレゼンに使われる画像は1024×768ですから、4画面が同時に表示できるほどの大きさです。
 プレゼン用ソフトは紙芝居と同じようなものを作るためのソフトですから、大きな画像を縮小して張り込むための機能は優れています。デジカメで撮影された巨大な画像をもてあまわした初心者には、画像の
タテヨコの数値を入力するよりここに放り込んだり、画像のコーナーをつまんでドラッグする方が簡単です。しかしこの便利さの虜になってしまえば、いつになっても3000×2000ピクせルという画像の大きさと名刺大サイズとの比較ができません。

また拡大、縮小をくり返すことで、画像はどんどん劣化していくことも実感できませんから、どのくらいの変更をくり返したら賞味期限を過ぎた食べ物になり果てているかも分かりません。
少なくとも画像の縮小はできるが拡大は御法度!!位のことは理解しておいてください。またこうした無駄で実害の大きい画像の拡大縮小を少なくする手法を身につけて欲しいものです。

また、画像の下のほうの撮影メニューの「ホワイトバランス」では選ぶのは晴天かフラッシュです。何だか良く分からないから「オート」にしておこうが最悪の選択です。自分の人生をオートにする人はいないはずですが、何でもスマホ、何でもオートの風潮は恐ろしいことです。

by my-pixy | 2016-04-11 09:01
2016年 04月 10日
テレビは映さない60インチ4Kディスプレー
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院内小改造の最後に、受付正面にあった画の位置を動かし、60インチのディスプレーを設置しました。迷いに迷った変更でしたが、滑り出しはまずまずです。バオバブの木肌はつい触ってみたくなるような質感です。ことの発端はビル内の新しい住人に無視されていることへの対応で、案内看板などに手を入れていることの一環ですが、スクリーンセイバー実用化の試みでもあります。さらに、デジタル化以降の写真関係のさまざまな製品的歪みへの抵抗でもあります。

 デジタル一眼レフの無用な高機能化と、それを全く生かせないプロジェクタの表現能力の停滞など、話せば長くなりますから、いくつかのテーマに分けて書くつもりです。極論ですが私自身はプロジェクターレスのプレゼンを視野に、10人程度のミーティングに使える待合室へ一歩踏み出すつもりです。すでに再三ブログなどにも書いてきた延長線ですから、興味をもっていただけたらデジカメのタグを見直して下さい。裏を返せば口腔内写真ということが、いかにマイナーな分野かということが分かります。 しかし私は自分がプレゼンの準備をする時間と、当日、プロジェクターの画像を見ながらお話しをする時のギャップに苦しみ通してきました。大会場になるほど落ち込むばかりでした。

by my-pixy | 2016-04-10 14:15
2016年 04月 09日
デジタル一眼の画像サイズとプロジェクタ
 私のデジタル一眼レフの画像は、2台ともLサイズで6000×4000です。これに対してプレゼンのスタンダードは10年以上1400×1050に決めたままです。プレゼンのサイズを決める時には混乱期のデジタル一眼やデジタル・プロジェクターの性能もふまえ、ずいぶん考えました。しかしその後10年プロジェクターは明るさだけは進歩しましたが、画質の向上はありません。99%を占めるXGAサイズのプロジェクター以上の機種は現れず、むしろ少なくなってしまいました。そしてようやく今頃になって、プロジェクターという物は所詮、幻灯機の枠からは抜け出せないことが分かりました。
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XGAからSXGAプラスにサイズアップしてもそんなことで解決できる問題ではないのです。毎年お借りしている医科歯科大の特別講堂のような会場こそ、スクリーンの位置に120インチぐらいのディスプレー1台を設置すれば、はるかに見やすい会場に生まれ変われるしコストダウンにもなること間違いなしです。
問題は今までの観念を切り替えられるかどうかだけです。

by my-pixy | 2016-04-09 07:32
2016年 04月 08日
フィルムのサイズ・受光素子のサイズ
 かってフィルムを製造していたのは世界的規模でコダックが独走状態で、ずっと遅れてアグファ、フジ、小西六(さくら)などが後を追っていたが、その差は大人と子供以上だった。それほど品数は多くないし、消耗品なので何とかなると考えたのか、日本だけで見る限り富士フイルムも、かなりシェアを延ばした時期もあったが結局はデジタル化で一時の夢でしかなかった。消滅前にはかなりユーザー層も広がりわれわれも使用していたが、フィルムにはその時々によってばらつぎきがあり、製品名や乳剤のロットナンバーを気にしながら対応しなければならなっかった。 
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デジタル化の波に流されてからも、フィルムの買いだめは、思うにまかせぬ色調問題の緊急対応手段だったこともあった。。小型デジカメでスタートをきったデジタル化の将来については、専門家の間でも意見はまとまらなかった。最初の問題は受光素子となるCCD問題で、フィルムに匹敵する画像を得るためにどれだけのサイズが必要かということと、それを製造可能かということだったようだ。意見は一致しない中で、35ミリと同じサイズは将来とも無理ということで、一回り小さいAPSCを新たな規格とすることになったようだが、これがいま、フルサイズだDXだFXだという混乱を呼び込むことになっている。画像サイズの問題は撮影レンズの焦点距離とも関連してくるが、そうした説明はなかなか通じない。
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by my-pixy | 2016-04-08 07:06