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2017年 03月 29日
手仕事の医療・評伝 石原寿郎
f0103459_8522059.jpg 長年音信不通だった人が突然、思いもかけないお土産持参で現れました。石原先生の評伝ということどんな内容だろうと関心はもっていましたので、久しぶりの長話になりました。懐かしいお名前の出てくる評伝を暫く読んだ後、同じ頃、鈴木文雄先生にこれも読んだ方がよいよと頂いた書籍のコピー「補綴と生物学」で懐かしい石原先生の文章を読み返しました。石原先生が補綴学に取り組まれる前に、歯周病学から入られたことを知っておきなさいということで頂いたコピーでした。

 分担執筆のなかで石原先生は「補綴物の生物学的要件は結局のところ、次の二つに帰着する。第1は、形態および機能を正常な状態に恢復すること、すなわちrestorationであり、第2は、かくして恢復された状態を永く保持し、歯牙口腔の健康を維持増進すること、すなわちmaintenanceである。この両者を満足して始めて生物学的に正しい補綴物ということができるのである。」と書かれていますが、他の章では3/4冠、ピンレッジのことだけを書かれていますが、まだ咬合についての言及はありません。まだその前夜だったからでしょう。
 一方、歯周疾患に関する研究の歴史には広く触れられ、歯周膿漏なる名称はいろいろ議論があるように見受けられるが、われわれ補綴学的な立場からは歯肉炎、辺縁性歯周炎、歯周症の3者を考えればよいであろうと述べておられます。
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by my-pixy | 2017-03-29 08:54
2017年 03月 28日
ビームバー
f0103459_8432083.jpg 閉店セールではないのですが、日頃はあまりお目にかからない方も来院されます。今日もトクヤマのお友達がいらっ去るようですが、中には技工士さんも含まれます。昨日は希少のなかの大型ラボの社長がお土産を作ってお見えになりました。
 1970年頃には成書にも記載されていたビームバーです。私も1〜2回はチャレンジしたこともあります。患者さんに嫌われる前方パラタルバーを何とかしたいという思いは同じですが、当時はクラスプ線による屈曲でした。鶴見大学出身のこの社長とは「すれ違い咬合」CAD?CAMなどで時々接点があるのです。

 こちらはお得意のCoCrですから見栄えはします。若手の歯科医に理解してもらうのは大変でしょうが、1970年代の翻訳書籍も持参して頂き珍しくもりあがりました。残り少ない日々でチャンスがあればトライしてみたいのですが・・・。

お問い合わせは横浜トラスト歯科技工研究所へ。

by my-pixy | 2017-03-28 08:50
2017年 03月 27日
10人のセミナー第二回を終わって
f0103459_8164057.jpg さまざまな雑用に追われる中、第2回もぐら塾が終わりました。慌ただしい2日間でしたが実りの多い2日でもありました。写真は静岡図書館館長からの早朝メールで送られてきたものです。受講生の誰かが言っていた「この距離感は替ええがたい」という一言が見事に表現されたワンショットです。

 画像は人の経年変化と補綴物の移り変わりを表現したいと今回つくった画像です。ベースになっている写真は栃木の秋祭りの獅子頭ですが、キーワードは下顎前前歯群です。多くの欠損歯列で最後の残存歯になることが多い下顎前歯群が、職人さんの手で見事に表現されています。われわれの最近の合言葉「患者さんのヒストリー重視」が挺出傾向になっている歯列で再現され、素晴らしい観察眼に驚かされます。

 この他にも前回ブログネタにした技工デスクが、遥か長野県の伊那谷に移住することになりました。閉院は決まり瓦礫の山になるかと心を痛めていた書籍、診療室のキャビネットに続く大型移住が決まりほっとしています。これも土竜塾効果でしょうか。

 セミナー自体も双方向性のプレゼンテーションで、基本ゼミでは果たせない盛り上がりでした。月が変わると第二グループの10名とのお付き合いが始まります。会場は変わって少し広々しますが、熊本組の集団参加で盛り上がってきたようなわけにはいかないだろうと心を引き締めています。 

by my-pixy | 2017-03-27 08:16
2017年 03月 24日
小さなセミナー第2回
f0103459_8184828.jpg 今週末は土竜塾の第2回です。上の写真は前回1月の風景です。この後ろに4名の方々がかくれています。
液晶プロジェクタがなくなって、HDMIケーブルで直結された画像の向上は誰の目にも明らかで、これまで発表前にくり返されてきたパソコンとプロジェクターの色合わせなどは、過去のものになりました。

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 上半分の画像は今週末にプレゼン予定の画像受講者からの画像です。すべての受講生から送って頂いたプレゼンをこちらのスタッフの手で整理しました。このやり方、既に基本ゼミやもくあみ会などで定着していますが、煩雑ではあっても限られた時間の中で、当日のディスカッションはよりきめの細かいものにできます。症例を見る眼の共有化にもつながるので不可欠なステップになりつつあります。キーノートを利用することで時間的にきびしい状態でも対応しやすくなりました。

 後半は私のプレゼン予定ですがまだ続きはあります。好評だった下顎運動描記のデモも再演して頂くことになっています。

by my-pixy | 2017-03-24 08:16
2017年 03月 17日
ラボ
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f0103459_92444.jpgちょうどこの時期、ドイツではIDSと呼ばれる国際デンタルショーが開催されます。間もなく消えていくわが技工室も、1987年ケルンからの輸入品で、長い間、裏の出入り口として活躍してきました。
当時のカタログなども懐かしく見直しています。

by my-pixy | 2017-03-17 09:02