2016年 07月 21日
ミラクルボディ・NHK
 シンクロナイズドスイミングの方はドーピング問題も絡んで何とも後味の悪いことになっていますが、今度は陸上、走り幅跳び、舞台はオーストリアですから大丈夫です。しかも事故で膝から下をなくした方が、義足を使って健常者の記録を抜いてしまったということですから驚きです。それでも義足がツールとして有利に使われているのではないかという意見も出て、現在は参考記録に止まり、健常者のチャンピオンとともにメダル受賞ということに止まり、リオオリンピック出場は決まっていないようです。素晴らしい選手ですし良い方向に決まってほしいものです。

f0103459_8124797.jpg一方昨日のotomodatiの方も最近にないアクセスでびっくりしています。提示症例が私自身のものでないことが良かったのか、誰にも分かりやすい症例提示だったのかは不明ですが、今後の対応がむずかしくなりました。

もう一つ昨日、あるスタディグループ例会に誌上参加しておきました。どんな反応が返ってくるかこちらも楽しみです。

# by my-pixy | 2016-07-21 07:24
2016年 07月 20日
otomodati?
f0103459_17111788.jpg 迷うことばかりで困った時にはお友達が役に立ちます。あまり身内では効き目が限られてしまいますが、普段は何を言いたいのかよく分からない意見は助けになります。

本当のお気に入りは仙人の「風」「雲居」などですが、美しすぎるので今朝はこの一枚です。

前後的すれ違い、ゆきちがう顎堤など今回も何を言いたいのかはよくは分かりません。治療方針は決まっているが、どうしてこうなったかが問題だそうです。患者さんの主訴や年齢などはありませんから、アバウトのことしかいえませんがいつものことですから気にはしていません。

# by my-pixy | 2016-07-20 08:13
2016年 07月 18日
あざらしになりたかった女性たち
 このところのWeb環境の変化には愛想をつかしてやる気をなくしている。もともと何かを発信したくて始めたことで、医院広告用H.Pにはまったく関心がなくブログに住み着いてきた。自分が熱中している間はそれで良かった。しかし前回の福岡技工セミナーの記事は、思いもかけないチラシと主催者からのメールのご紹介で随分多くのアクセスがあったが、この一日二日はすっかり沈静化してしまったようだ。300人以上という参加者はどこかに消えてしまったのだろう。台風一過だ。
 幸い 昨日の基本ゼミでは、受講生の演者思いの優しいコメントに癒やされたが、こちらは夏休み後のご本人達のプレゼンテーションが見物だ。そこでガックリしないように、かなり釘は刺したつもりだが、その成果は2ヶ月先までは分からない。一人一人と話をすれば皆まじめに聞いてくれて、受け取り方も申し分ない。しかしどうも優等生的すぎることが少し気になる。

f0103459_7494610.jpgスマホ時代の影響でこのブログのメインのネタもなくなり、懇親会の記念写真もみなスマホばかりだ。1〜2年に書いた写真が無くなるという記事はまさに現実になって、年々淋しくなっているがもはや以前に戻ることはないだろう。
そんな中ではテレビネタは時に貴重だ。オリンピックを寸前に、ロシアのシンクロナイズドスイミングの選手を対象にしたNHKのミラクルボディは面白かった。オンデマンドで見られるはずだ。
しかし「いるかに乗った少年」は良いが「ゴマフアザラシになりたかった女性たち」はちょっと怖いような気もした。

この記事をアップした二日後、ミラクルボディの主役達がロシヤ ドーピング問題のヒロインとして再登場しようとはまったく予測もしなかった。別の番組でかっての新体操世界チャンピオンが日本の過疎の村に移住し、若い子を鍛える番組もやっていた。振りかざす殺し文句は 「ガマン!ガマン!]で、こちらのほうがもっと怖かった。

# by my-pixy | 2016-07-18 07:49
2016年 07月 13日
福岡技工研究会 30周年
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f0103459_13354742.jpg 6月13日付のブログにご紹介とも思い出話ともつかない記事を書きました。確かにその時点にはパンフレットを手にはしたものの何をどう書いたら良いのか見当がつきませんでした。その後15年前の中核だった井川宗太郎氏とも久しぶりの電話で話はしましたが、あまりに久しぶりのことで要領は得ませんでした。

 今朝、7月10日当日のレポートと写真が送られてきました。そこに書かれていた当日の出席者数と添付されていた写真には度肝を抜かれました。メールの文章をお借りします。

「7月10日日曜日、レソラ天神夢ホールにて、福岡技工研究会30周年記念発表会を開催し、学生115名一般208名、合計333名のご参加をいただき、無事終了いたしました。有名人のいない、会員のみの発表で、当初、200名集まるか…。とおもって、決めたホールでした。蓋あければ、学びたいと思う学生や技工士の多い事に本当に驚き、嬉しい限りでした。先生のブログを見てご参加申し込みの先生も実はいらっしゃいましたが、満席でお断りしてしまうというご迷惑をおかけることになりました。大変申し訳ごさいません。」

 大変申しわけないどころか、こんなに立派な会を成功裏に終了されたというのに、祝電一本もさしあげなかったことを恥ずかしく思っています。また演題の大半が間接法の基礎的問題で、少なくとも50%以上の問題に歯科医側が絡んでいるにも拘わらず、模型を読み、咬合を考えるとして技工の出発点として苦労されていることを心苦しく感じました。小さな医院内で特定のコンビで行っていても、なかなか防げないエラーの問題に悩まれている姿が目に浮かびました。

長く臨床に携わるほど、「咬合」と一口で決めつけている中に生体のさまざまな変化に振り回されている歯科臨床の奥の深さがあります。それは誰にも解けない迷路の連続です。補綴にまつわるわれわれは手を取り合って、正解なき答を夢見つつ模索するしかありません。今回の一歩からまた次を目指してたゆみない足どりを続けられることを祈っています。
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# by my-pixy | 2016-07-13 12:56
2016年 07月 13日
やえす道の駅
f0103459_9561255.jpgf0103459_9354376.jpg お中元シーズンで毎日沢山のプレゼントを頂いています。アルコール類はご辞退のご連絡を差し上げて一段落ですが、健康志向に変更して頂いて果物や野菜類に一変しました。昨日ははるばる石垣島からパイナップルが届きました。昔小網代湾でヨット仲間だった方ですが、或る日沖縄の唄と海に見せられて石垣島に移住されました。その後、毎年地元産のパイナップルを送って頂いていますが、今年はパッケージや管理もすっかりスマートになりました。何年か前には箱を開ける同時に、羽の生えた昆虫が飛び立ったりということもありましたが、今年は完璧でした。

 ちょうどメインテナンスで見える患者さんがいらっしゃいました。横浜からミニトマトなどをよく頂く方です。その青々した姿に一目惚れで、2個は持てないからとスイーツの袋入りで1個おすそわけをしました。
 昼過ぎには千葉のシングルデンチャーの方から、見るからに健康そうな無農薬なすときゅーり、こちらは今日の昼食用です。ユニットを外した院内庭園前に交換用のデスク設置も考えています。
 皆さんありがとうございました。お持ち帰りがご無理の方には、技工物と同様、宅急便の手配もさせて頂いています。キュウリのお返しにはこちらをご利用頂きました。
 

# by my-pixy | 2016-07-13 09:42
2016年 07月 12日
689トリオ
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f0103459_185498.jpg昭和30年代を象徴するトリオの最後、永六輔さんが亡くなられ昭和もいよいよ昔のことになりました。

 まったく関係もないことですが、今週末は2016年臨床基本ゼミで 「長期経過症例から見えること」というタイトルでお話しをすることにしています。こちらのベースは「KA367」ですがその中には当時の患者さんが少なからず含まれています。そうした口腔内写真を眺めるにつけ、歯科の開業医の生涯は数十年前の記憶に繋がっていることを痛感します。そして夢で逢ましょうや上を向いて歩こうのメロディとともに一人一人の患者さんのことが浮かんでくるのです。
今の若手はAKB48なのでしょうが人と人の繋がりという点では変わりはありません。先日の京都物語やニセコストーりーなどもみな長期経過症例です。もちろん亡くなられた方も少なくありませんが、今もお元気な方達のお話しもできるはずです。私に今できることはそれで良いのだと割り切っています。

KA367の画像はPSDでレーヤーが積み重なっていますから、レーヤー単位ではここにピックアップしたものの数倍になります。とてもこの全部はこなせませんし、見せられる方もたまらないでしょう。
聞き手の顔色を見ながら半分こなせれば上々ですが、途中で大休止の声がかかれば、こちらとしては万々歳です。初診から54年ものも混ざっています。

# by my-pixy | 2016-07-12 16:41
2016年 07月 04日
咬合崩壊と二次固定
f0103459_14123954.jpg 臨床歯科を語る会でのお披露目に合わせて、同時進行でさまざまな仕事を進めていました。しかし回転の悪くなった頭で多くの仕事をやりすぎて、落ち着いてみるといろいろぼろが出てきました。最大の問題は出版物の原稿なのですが、ブログも混乱していましたので、不要な原稿を削除し整理をしした。
 今回の私の原稿はこの数年間、臨床の最重要課題としてきたテーマです。さらに遡れば臼歯部咬合支持、すれ違い咬合などにも行き着きます。それだけに切り口はいろいろありますが、高齢の患者さんを中心に考えてきましたので、初診の段階から最終的にどういう補綴処置に導入するかを明確にしたいと考えていました。

 図番号がない P27上の「症例分析と義歯のイメージ」は、欠損段階ごとに縦に図を追っていくことで、最終的な義歯の形態をイメージできるようにしたものです。
 また全体に、図説や参考症例の説明文はフォントサイズを小さくして、本文との混乱を避けるようにしていたのですが、最終段階で一律にされ、本文も4行ずつずれて見苦しくなってしまいました。ゲラのチェックは私ですから文句は言えません。

# by my-pixy | 2016-07-04 14:16
2016年 07月 03日
伝統とマンネリ・2016臨床歯科を語る会
f0103459_753569.jpg 35回目の臨床歯科を語る会が終わりました。前夜祭から始まって3日目の全体会まで、途中では3会場に分かれて殆ど休憩時間もなく続くプログラムは息つくひまがありません。プログラムの殆どは会員自体によるシンポジューム形式ですからその企画、人選、リハーサルまで当日の運営を含めてすべて手作りです。
実行委員の方々は全員が帰途についた散会後に居残っての反省会で、2017年への第一歩が切られます。1ヶ月後にはそれぞれの企画案が俎上にのり、発表者の依頼などが始まります。終わった2016年の事後抄録の原稿取りまとめも必要で、現役第一線の方々にとって休む暇はありません。

 しかしこうして歴史は作られてきました。マンネリだ変わり映えがしないなどといわれても、ゆっくり考える余裕などはまったく存在しないのです。それにもかかわらずこの集まりが続いていきたのは、それぞれの方が日常的には同じ体験をご自分のグループでされているからで、それが30年余の伝統にもなってきたのでしょう。

 全部のプログラムには参加せず昼寝時間もとってきましたが、日曜日は死んだように眠っていました。年齢のせいもありますが、この疲労感は独特でかなり昔から同じ状態をくり返してきたように思います。

# by my-pixy | 2016-07-03 07:50
2016年 06月 24日
書籍の機能と形
f0103459_936335.jpg 今頃になってご紹介しても遅いのですが、臨床ファイルシリーズを合本するとき、あとの利用法を考えて綴じ込まない本を一つだけ作ってみました。
必要なものを何度も見返すのに便利なように、また不要なものまで持ち歩かないでもよいようにと考えたバインダー方式だったのですが、合本にすることで全体としては150ページになってしまいました。
これでは本末転倒なので再分割を考慮し、分けたものはクリアファイルなどで管理するつもりでしたが、それ程の代物ではない絵本にすぎなかったということでしょう。 結局しまいこんだまま活用はしませんでしたが、アイディアとしては悪くなかったと思っています。
 昔、Goldmanの翻訳本が重すぎて2分割して製本した経験からの発想でしたが、紙とデジタル化の関係はそんな簡単なことではなさそうです。

# by my-pixy | 2016-06-24 14:37
2016年 06月 24日
独活の樹書房・臨床ファイル
f0103459_1129373.jpg 新刊発行に備え独活の樹書房の在庫整理中です。2013年から始めは単独で、途中からはもくあみ会とのコラボで出版を続けてきましたが、素人商法の悲しさで在庫調整に行き詰まり、昨年6巻が揃ったところで合本した形の総集編も併売しました。

 これにより後からバラバラでご購入頂くよりは、低コストで同じ内容のものを見て頂けるようになりました。こちらも残りは僅か10部になりましたので目的は果たしました。6巻の内容は下のようなものです。今回の「咬合崩壊と二次固定」はそのまとめとして編集にも関わりました。今後の形はまだ見えていませんが、赤枠「パーシャル・デンチャーと機能と形」の再刊予定はありません。

# by my-pixy | 2016-06-24 10:41
2016年 06月 23日
ビルはビルでも(再)
f0103459_7492096.jpg画像は2015.3.のものですが、昨夜はこの仕掛け人で、今回ビル内看板のことでもいろいろお世話になったダイビル営業開発部長さんと、29才新婚旅行帰りの部員の方との食事会にお招き頂きました。
この方は京都出身で7年間単身赴任とか、この広告のヒットで表彰の金一封は社内の集まりに寄付されたなど話題は多く、あっという間の二時間半でした。何よりも営業開発という第一線をひっぱっていらしただけに、部下の指導育成などについても金言至言が多く、有名タレントなどに依存したいるわれわれ業界とは大違いでした。私からの情報としては近年の技工士不足のことなどをお話ししましたが、ご自身学生時代ラガーマンで大臼歯部咬合崩壊には悩まれたようでしたが、大阪本拠のビルでもテナントとして3軒の歯科医院とお付き合いされているだけに、きわめて正確な認識をされていることに驚きました。
 これからも時々こうした機会が欲しいと思い、松隈先生上京の折の屋上庭園見学会など、いろいろ提案させて頂きました。村野藤吾先生、京都、工芸繊維大学出身社員など共通項は多い上、年齢、お人柄もぴったりですから、想像するだけでも楽しみです。
f0103459_8563965.jpgこちらは京都にいらしたら是非とお勧め頂いたお寺です。

# by my-pixy | 2016-06-23 07:48
2016年 06月 22日
咬合崩壊と二次固定
f0103459_10142740.jpg 今年2月のもくあみ会のテーマは、2011.3.11直後の少人数の基本ゼミからスタートしたものです。手のつけようもない咬合崩壊症例からの脱却のために・・・と9人の受講生と考える中からKA367は生まれました。先日のブログに再録したとおりの状況の中です。

 初期段階から思いのほか多くの方に支持されて、KA367は実用化への道を歩みましたが、若い受講生サイドとの間にあるギャップは気になっていました。頭では分かっているいるものの実体験がともなわないことによるものと思われました。それを埋めるべく企画した今年のもくあみ会でしたが、思いは実りませんでした。

企画の意図を確認し当日の演者とも話し合って、同じ発表をもう一度見直すことで、咬合崩壊とパーシャル・デンチャーの関係を再確認することに焦点を絞ろうと、新たな思いで事後抄録を編集しました。新たに書き原稿にして頂くことで、口頭のプレゼンより問題点はしぼられ、同じ発表も新たな発展が見られました。

 私も片足を踏み込んだばっかりにだんだん深みにはまり、たった4ページですがこれまでにない気合いの入った原稿をまとめました。臨床歯科を語る会に間に合わせるべく準備は完了しましたのでお楽しみに。
表紙の写真は昔のお気に入りの一枚ですがチロルのキッツビエールです。

# by my-pixy | 2016-06-22 08:37
2016年 06月 21日
ガサねた?
f0103459_1042242.jpg これまで続けてきた一眼レフによる口腔内撮影に取って代わるなどということではありません。小さくて軽い方が良いという方、写真はスマホで撮るものと思っていらっしゃる方への提案です。現物も見ていませんし使ってみたわけでもありませんが、もしかしたらこんなものが歓迎されるのかなというご紹介です。
LEDライト内蔵でマクロレンズ付きでミラーレス機で等倍以上も可能というのですから騙されても良いかもしれません。7月下旬ということですが、こんなかたちでミラーレス機が新しいシステムカメラに成長していくのかもしれません。
 ただ、キャノンのやること・・・・という不安もあります。
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やっぱりミラー撮影はおろか直接でもムリ!!!

# by my-pixy | 2016-06-21 10:38
2016年 06月 19日
仙人の里へ・入り口
f0103459_7423062.jpg いつも戦国時代ばかりなので大河ドラマは敬遠しているのですが、今年は菅平周辺の上田、真田や小田原などが舞台なのでよく見ています。秀吉の陣がはられていた一夜城付近は2〜3年前に歩いてきたので、今回は小田原城を挟んで向かい側にある一帯です。上段はいつも不思議な大雄山線です。ここも不思議な地域で懐かしい昔の仲間、三宅先生や、今通院中の患者さん、そして一番最後にできたお友達矢倉沢の仙人などの地元です。行く先にも途中にもこれといった観光地があるわけでもなし、20キロほどの間に12もの駅がありますから場所によっては前後の駅がよく見えて、ホームを伸ばせば1つの駅になりそうなところもあります。車両もJRとほぼ同じきれいな3両連結ですが、お客はガラガラ、なぜこれを終日12分間隔で運行するのか全く分かりません。普通なら住人からの強い存続の要請があっても廃線、代替バスになっても何の不思議もなさそうです。いくら親会社が箱根登山鉄道だからといってもこの赤字路線が問題にならないはずがありません。
f0103459_162797.jpg 帰途利用した御殿場線は戦前の東海道本線でその中核だった山北でさえ、無人駅でSuicaも使えず駅前はシャッター街になっているにとは大違いです。「不思議発見」です。

写真中段の矢倉沢の入り口ではあじさいがこれでもかとばかりに咲き競っていました。それにカメラを向ける姿をみて、あじさいの群落地へと案内して下さいましたが大渋滞。

私には竹の風鈴の音を聞きながら仙人の新しい窯の話を聞いている方がはるかに素晴らしい時間でした。

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# by my-pixy | 2016-06-19 16:02
2016年 06月 18日
書評ではなく賛歌「線を引かない歯科臨床」
 f0103459_1603554.jpg押見一先生が単著に取り組み始めたという噂はちらほらと聞こえてきました。歯科出版界もごたごたが始まってからのことだったので、成り行きが心配で時々激励とも冷やかしともつかない電話をかけたりしていました。妥協をゆるさぬ著者のこと何かことが起こらねば良いがと懸念していたからです。偉そうにいうわけではないのですが私自身書籍の数だけゴタゴタを繰り返して、自費出版に追い込まれたからです。
始めは作業が遅遅として進まない苛立ちでしたが、だんだん諦めにもにた愚痴が多くなり大丈夫かなと心配になりました。電話の回数が減り、励ましとも諦めともつかない会話になっていきました。

 しかし最後に蓋を開けてみれば、著者の言い分はしっかり貫かれていて驚くばかりなのです。普通の著者ではとてもここまでは突っ張れず「まあいいかに」なったであろうことを、独特のこだわりで貫かれていました。発売直後の慰労会でも必ずしも著者のサイドばかりには立てなくなりましたが、両者とも根負けせずよくがんばったものだと感心しました。
 私の時代は出版社、編集者はほぼ一体でしたが、この書籍では三者関係は年代差をふくめ三つ巴で、問題ははるかに複雑だったはずです。著者の思いを捨てれば印刷物は湯水のようにできるでしょう。しかし患者さんに寄り添った線を引かない歯科臨床をまとめるには「経済」という魔物との付き合いが不可欠です。少し意地悪ですが、押見先生が今後のどんなチームでそれを実現されるかを楽しみにしています。先日の技工セミナーのブログもそうでしたが、押見先生と私の年代差は15年です。

# by my-pixy | 2016-06-18 15:44
2016年 06月 17日
前方後円墳
f0103459_9233036.jpgこのところケースプレのヒストリーから始まってだんだん昔のことに関心が高まっています。そのせいかNHKでもそんな番組が多くなってきました。お笑い番組とプロ野球などを避けるとそんなところしか行き場がないせいもありますが、見始めると何でこんなことを知らなかったのだろうと思うことばかりです。さいわい歴史ヒストリアなどという番組も時間帯も繰り上がり、内容もリフレッシュされて面白くなりました、
 昨日までこのタイトルの意味もまったく理解していない考古学音痴でしたから、ピラミットより大きな古墳が日本にあるなどといわれてもちんぷんかんぷんで、制作者の思惑にはまりっぱなしの一時間半ほどでした。

  これにくらべればショートショートのデンタルヒストリーですが、パーシャル・デンチャーの流れを追っての「一次固定二次固定物語」も最終段階に入っています。大学からパーシャル・デンチャーの教室が消え技工士もセラミック、ジルコニアにしがみつかざるを得ない現代から見れば、これも考古学入りするのではないかとの焦りで一杯です。

# by my-pixy | 2016-06-17 09:31
2016年 06月 16日
2011年3月11日から5年
f0103459_9371884.jpg 終戦の年の3月10日東京大空襲の記憶が蘇る3.11東日本大震災を受けて、自分に何ができるかを自問する日々が続きました。その直後、開催予定の臨床基本ゼミも中止するかどうかに迷いました。しかし、自分にできることは他にない一人の開業医の立場では、大巾定員割れでも実行するしかないと考えました。
 この年、少ない受講生により持ち込まれた高齢者の咬合崩壊症例は、何故か福島の悲劇や父の歯科医院の焼け跡の光景とオーバーラップし、自分が取り組むべき仕事として印象づけられました。
その後5年、咬合崩壊症例は止まることなく続き、何時しか私の最重要テーマになりました。今年2月にももくあみ会のテーマとして同じ問題を取り上げディスカッションしましたが、状況は少し変わりつつあるように感じ始めました。
問題は東北被災地だけのものではなく、歯科医療を取り囲む社会的な変革に連動しているとしか思えなくなってきたのです。KA367は身近な方々には理解されつつあるのですが、そんなことより歯科医師の技工離れや技工士不足が急速に顕在化しているのです。その結果、咬合崩壊症例への対応の第一歩となるプロビジョナルが遅々として進まないのです。セミナーや追加補講でどんなに頑張っても勤務先での診療が進まなければプロビジョナルは進化しません。こうした事態を少しでも減らそうと、臨床基本ゼミの受け皿もくあみ会で事後抄録症例集を制作中です。ほぼ脱稿しましたので臨床歯科を語る会までにはお披露目します。

# by my-pixy | 2016-06-16 09:37
2016年 06月 13日
たった15年前だが遠い昔
f0103459_842866.jpg 先週末こんなパンフレットが舞い込んできました。確かこのグループが主力になり、2001年、技工士会や、後援の会社もあって大がかりな講演会が行われたことがありました。同じ時期に臨床歯科を語る会もあったはずだと昔の写真も引っ張り出してみました。ちょうど私の臨床ファイル3出版直後でいろいろ多忙な時期でした。







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 しかし今日の話題は少し違います。この会が30周年の記念発表会を迎えられるということですが、私がお招きいただいたのちょうどその中間の15年目のことでした。土地柄のちがいもあるのでしょうが、2001年の時の盛況を忘れることができないからです。大きな会場は満員盛況で溢れた人を収容するために急遽、ビデオ中継をする部屋までが設けられましたが、そちらに収容されたほとんどは、歯科技工を目指す若い人たちでした。その人達の熱気に支えられてお話ししたことを、つい先日のことのように覚えています。
 今回のテーマ「臨床の礎」〜も模型を読み、咬合を考える〜も素晴らしいテーマです。古参のメンバーの後押しがあってのことでしょうが、日本歯科医師会に掲げて開催して欲しいようなテーマです。問題はそれが空しい響きになって聞こえてしまう昨今の状態です。たった15年の年月がこうした変化を呼び込んだことそれが問題です。

# by my-pixy | 2016-06-13 08:37
2016年 06月 10日
お土産2 
f0103459_10394133.jpg このところ前川国男先生、辰野金吾先生と松隈先生からの宿題です。とても勉強が間に合いませんので、リクエストがありました当ビルの屋上ガーデンの写真を撮ってきました。

 一次かなり荒れていた時期もありましたが、植木屋さんがまめに手を入れられているらしく、とてもきれいになり小さな花々も咲いていました。鳥の巣があるのかどうかは分かりませんでしたが、これなら村野さんの構想通り、海の方からきた小さな集団が一休みして行くかもしれません。天気も良かったので白鷺はいませんでしたが、ビジネスマンも10人ぐらいは散らばっていて、悪い雰囲気ではありませんでした。
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# by my-pixy | 2016-06-10 10:41
2016年 06月 08日
お土産
f0103459_1040352.jpgf0103459_1039514.jpg京都工芸繊維大学からはいろいろお土産を頂きましたが中にはまか不思議な物もありました。
横12センチ6つ折りのパンフレットなのですが、折りたたまれた状態と拡げたときでは天地が逆転したところも出てくるので目を白黒です。建築を志す者そんなことでどうする!という声が聞こえてきます。

# by my-pixy | 2016-06-08 09:17