2021年 03月 10日
スライドが無くなってデジタルに移行する時期に大活躍してくれたオリジナルのツールです。元はと言えばスライドのコピーを作ることから始まったのですが、やがてその機会に何枚かのスライドを合成して1枚の画像にすることや、1枚の画像から最大9コマの画像を合成したいなどというとんでも無いない要求まで応えて頂きました。それもシャッタを切ることと土台の枠を動かすだけの簡単な操作でのことです。類似したお手本があったわけどもなく、こちらは勝手な注文を出すだけno全くのオリジナルでしたから大発明でしたが、素晴らしい操作性のオリジナル製品が出来上がりました。火曜会とその周辺のごく一部の人たちだけで独占していましたが、これなしでデジタル化の大波を超えていくことは不可能でした。下の画像はそんな機能をフルに利用し、ポスターの画像を製作した一例です。
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by my-pixy
| 2021-03-10 14:17
2021年 03月 07日
口腔内写真の特性は等倍から1/4倍ぐらいの大きさで被写体を撮影する際に、なるべく影ができないようにしなければななければなりません。ただ撮影レンズとストロボで狭い入射ルートを取り合いになるんで、リングストロボは不可欠になります。さらに直接被写体を視野に収められることは少なく、ミラー像を撮影することが問題をさらに複雑にします。 通常の写真撮影とは異なる悪条件をさらに難しいものにしたのが、スライドフィルムからのデジタル化で、2000年台の始まりには多種多様なな機材が導入されました。下の画像がその一部ですが、カメラメーカー以外の用品メーカーからも多種多様、複雑怪奇なシステムが基本ゼミにも持ち込まれました。 フィルムの消滅とデジタル化という古今未曾有の大変革についていけない大小の会社が、それぞれのレベルで変革に対応した結果、毎年の臨床基本ゼミに持ち込まれて、それぞれへの対応にわれわれは大騒動になった。 大混乱は10年ほど続いたが、われわれは問題の原点を整理する事で次への方向を見つけた。その原点が上の画像の組み合わせだった。歯科の口腔内写真の被写体は周囲を囲まれた穴蔵の中にあり、カメラを動かして視野を広げることはできない。ギリギリのスペースの中でワーキングでィスタンスを確保するための余裕は極めて限られている。その窮状を避けるのはミラー撮影で、正面観以外のほとんどは直接撮影はできない。さらに周辺は視野を妨げる唇、舌などに取り囲まれている。水蒸気による曇りも障害になる。そんな中で患者さんとの対話のベースになるクリアな画像を確保することは、熟練を必要とする。装置は出来る限りシンプルで簡便なものでなければならない。 #
by my-pixy
| 2021-03-07 09:42
2021年 03月 03日
2021年 02月 26日
口腔内写真やカメラのことから、1960年代の初の海外旅行の日記に繋がってしまいました。久々に昔の思い出を読み返してみると、それはそれで面白いので50年後の現代に続いても良いかなと思い始めました。チロルの山里の写真もフラッシュバックに面白そうで、2021年の臨床基本ゼミのイントロに使おうかなどと考えました。 不思議なのは1960年の時点ではまだブログなどはありませんでした。後から書き加えた記事が、ブログの中でなんとかやりくりしたらしく、経時的に並んでいることです。
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by my-pixy
| 2021-02-26 16:11
2021年 02月 12日
イタリア半島滞在中、借りていたのは小さなレンタカーでしたが、島へ渡って次々に展開してくるシーンはこの世のものとは思われない光景の連続でした。特に最後に出てきたアメリカズカップ挑戦艇の2艇には度肝を抜かれました。前回と次回のレース艇を自在に上げ下げできるクレーンもびっくりする様な設備でしたが、20年前のわれわれのチャイナシー参戦のことを思い出すと彼らと話をする気にもなれませんせした。いくら総合2位だったといっても、レベルが違い過ぎました。まだまだ日本は貧乏國だったのです。
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by my-pixy
| 2021-02-12 12:41
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