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2015年 08月 11日
1 day セミナー2.
f0103459_930870.jpg 今回のディスカッションを円滑に進めさせた原動力は事前協議で煮詰まっていたフォーマットである。KA367とパノラマを上段に配置して3段組6枚合成の画像で、プロジェクターと事前配布のプリントを統一したことで、8名の12症例がシームレスに見比べられた。これにもくあみ会事後症例「犬歯の使い方」のような事後抄録が連動すれば、スタディグループ活動が大きく一歩を踏み出すことができるはずだ。長年こだわってきたSXGA+(1400×1050)も有効に活用できることになる。

 左上のケースのように正面観、上下咬合面観、左右側方観の5枚をを同時に表示できるので、スライド時代の十字クロスから完全に脱皮できるだけでなく、センターの空きエリアを自由に使うことができる画期的なもので実用新案でもとりたいところだ。

by my-pixy | 2015-08-11 09:30
2015年 08月 10日
1 day セミナー
f0103459_10202422.jpgf0103459_10565970.jpg 10時スタート、5時終了のショートセミナーでしたが8人の参加者にはもくあみ会の主力メンバーも含まれ、現役基本ゼミ受講生の提示症例も、完璧な事前抄録を用意してくれました。おかげで若手3名のプレゼンも1時間づつスタディグループ例会以上の緊迫感で進みました。テーマは一次固定と2次固定ですが、ペリオ症例と咬合崩壊症例により軸足の置き方が異なってくることなどを積み残しながら進行しました。
 事前の準備が行き届けば、無駄のないディスカッションができることが分かったことは、もくあみ会などの企画に役立つはずです。今回は8人中3人が女性という日本の内閣の上を行くメンバーでしたが,その壁は感じませんでした。中堅のパートはそれぞれが若手の面倒見に手をとられてか迫真の・・・・というところまでは届きませんでしたが、レベリングのためにはやむを得なかったでしょう。

 昼休みに私の急患でテレスプの患者さんが見えるハプニングがあったり、ちょうど修理改造中だった片側遊離端欠損の実物を、手にとって見て頂けたことは予期せぬプレゼンになりました。5時のバスで空港行きの方もあり、やや時間を繰り上げての懇親会でしたが、日頃鍛えたデパチカ、メニューはそれなりに好評だったようです。来年のもくあみ会に目が向いている中堅メンバーは、不良在庫のビールが効いたようです。午後8時、炊きあがった鯛飯でお開きになりました。それぞれにご苦労様でした。

by my-pixy | 2015-08-10 09:59
2015年 07月 20日
一次固定はもうしませんか?
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2015年基本ゼミです。歯周病を抱えた高齢者の補綴処置をめぐって全員から症例提示をして頂きました。主催者側でも、若手メンバーの協力を得てプレゼンを整理した後に術者と一問一答。続いてこちらの類似症例の長期経過を見て頂いた後、それでも一次固定はやめられないか、2次固定で再検討するか問いかけたときの一コマです。多くの方から「ためしてガッテン」2次固定賛同の手が上がりました。

 マスキングした人が犯人というわけではありませんが、ちょうどこのくらいが患者さんの要望に引きずられて、無理な一次固定に突入する危機一髪でした。ただ否定するだけでは流れは止められないので、即重を使う伝家の宝刀、自称カメレオンデンチャーも公開して、一人一人にしつこくくり返したことで思いは伝わったようです。 私としては最近、気になっていたクロス偏在の発生源を確定できたことで大満足。調子に乗って懇親会でもつい飲み過ぎてしまいました。
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by my-pixy | 2015-07-20 12:07
2015年 07月 05日
世代と時代を語る会2015
恒例の7月はじめの臨床歯科を語る会が終わりました。たった200人の小さな会ですが、2泊3日を緊迫の中で終わりました。10以上のさまざまな分科会も息つく暇な充実ぶりでしたが、今年の圧巻はなんと言っても最後の全体会で、すれ違い、支台歯の移植、10年以上の長期経過という3重苦の難題への果敢な挑戦でした。固定したメンバーで営々と続けてきたからこそできる白熱のディスカッションは時間を延長して続きました。
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座長と4名の演者から提供された5症例は、何れも高齢化時代の苦しみを真っ向から受け止めたもので、ご本人だけでなくご家族のトラブルまでを背負っての20年は、若年者や成人時代の経過とは異なる重さがありました。また当時30代半ばだった座長、演者の症例にかける情熱がひたひたと伝わってきました。「思えばみんな若かったあの時代!」という情熱です。移植歯への思い入れもひとしおで、このことがインプラントに対する距離の取り方を物語っていました。
 出席頂けなかった方もDVDや事後抄録をお楽しみに。前日の須貝先生の「私の目指す家庭医の姿」も圧巻でしたが、みんなまもなく還暦で歯科臨床のピークに立とうとしています。

by my-pixy | 2015-07-05 18:23
2015年 07月 03日
もくあみ会事後抄録
f0103459_11534612.jpg駆け込みですが今日からの5015臨床歯科を語る会に間に合わせるべく頑張っていたもくあみ会事後抄録ができあがったようです。

編集にプロの手が入っていないこともあり、ページを繰ると「あれ」と思うこともありますが、素人の初仕事としてはきれいにまとまったと思います。内容が勝負ですが、症例提供者からブーイングが出ることはないでしょう。
「初」の字が幾つもつく4か月前の記録でしたが、これが叩き台になることを祈っています。

by my-pixy | 2015-07-03 12:05
2015年 06月 26日
もくあみ会レポート
f0103459_13355367.jpg 3月に打ち上げた2015のもくあみ会でしたが、営々と準備どを続けたにもかかわらず進行に無理があり、不完全燃焼の感はいなめませんでした。
 語る会エントリーの相談をしていたとき、せっかくの資料を無為にしておくのは惜しいので、事後抄録風にまとめておけば、今後のためにもなるだろうということになりました。発表者に球を投げ返して整理する地道な作業は、その道の権威某氏がまだ雪の残る中で黙々と続け、異例のスピードでオンデマンド印刷にまでこぎつけました。
 資金も乏しく人手もない中で、最後には空白ページにアルバムをはさみこむなどの余裕を見せ、来週には発行できることになったようです。もくあみ会終了後も異例の写真なしの記事に埋められていた編集長のブログにも、ようやく陽の光が差し込むようになりました。販売するものがなかった独活の樹書房も、来週からお手伝いをさせて頂きます。

お申し込みは金子歯科医院トップページの「出版」からお願いします。発送は7月6日以降になりますので語る会にご参加の方は会場で

by my-pixy | 2015-06-26 13:42
2015年 05月 25日
基本ゼミ・サプライズ
 f0103459_8465775.jpg2015年の基本ゼミも第3回が終わり残りはあと2回で少しあっけないような感じもします。材料屋さんに頼んだりせずすべてを自分たちでやっているので雑用も多く、一部の人に負担がかかりすぎる問題もありますが、一回一回が充実しているからでしょうか。
 今回の主な演者だった須貝先生の出版記念を、それとなく懇親会でやろうというサプライズ企画も、会場からプレゼントまでうまくまとまりました。画像は千葉先生のアイディアで出版物用に造られたブックケースですが、著者の第一の趣味とゆかりの地が舞台になっています。まだ量産はできていませんが実費販売の予定です。須貝歯科にはゼミ修了者の勤務医も多いので、30周年記念パーティのような雰囲気にもなりました。

 もう一つのサプライズは次回に向けて募集していた欠損補綴初診時の症例募集です。最終ケースプレのように強制はしていませんが、まだ1ヶ月余を残して12/16の応募が集まりました。こうなると残りの4/16にもプレシャーがかかるでしょうから全員も夢ではなさそうです。もちろん処置方針や経過は要求していませんが、年齢、性別、主訴など必要資料もきちんとして、予想を上回ることにびっくりしています。まさに前代未聞のことで、初回オリエンテーションで個別対応したことの成果か反発かもしれませんが、2014年の多くが画像サイズの調節もおぼつかなかったこととは大違いで、3人の担当は楽しみにしています。

by my-pixy | 2015-05-25 08:42
2015年 05月 14日
ティアラからジョーズへ
f0103459_1251725.jpg ケースプレは口からでまかせでも何とでもごまかせますが印刷となれば同じことではすまされません。また決まりきった「◎◎の一症例」というようなレポートではなく新たな視点からの発表では、その信憑性自体が問われますからタイトルは重要です。

 咬耗ですり減った歯も,自然の移り変わりとして時に美しく見えることもあります。はじめはそんなことが頭の片隅にあって、旅行で買ってきた貝殻のティアラなどをタイトルバックとして考えていました。

しかし、クレンチングなどとも深く関わり、犬歯などを巻き込んで偏在の片棒にもなろうかという話と、珊瑚礁のリーフやティアラはどうにもつながりません。前段ではティアラが勝っていたのですが、日時が迫るとともに色調もトーンダウンし,とうとうサメの顎の登場になってしまいました。最初の立役者だった抜去歯牙は前日になって、発表内容や対象患者群一覧をかくすサングラスとして生き長らえました。

 内容的にはドグマも混ざりますが、切端や咬合面のエナメル質崩落から始まった負のヒストリーをタスキをわたしながらKA367、咬合挙上、すれ違いへと繋げられたことで満足しています。

by my-pixy | 2015-05-14 11:15
2015年 05月 13日
エナメル・ジョーズ
f0103459_17402889.jpg テーマと関連したケースを集めたところ、10症例のすべてが70〜80代の患者さんで、術者とともに加齢を重ねていることがはっきりしました。そこでの問題点と対応などを考えていく中で、これまではっきり意識はしていなかった幾つかの課題がクローズアップされました。何れも年齢に起因するもので即対応できるようなものではありませんが、欠損歯列の改変などという目先の問題ではなく、術前、術後に対しての長期的な展望を必要とすることで、歯科臨床で流れが切られたり不明確になったりしないような、経年変化の本来の姿を見いだすことの重要性です。
 その一つの情景がこの抜去歯牙です。まだ歯科医一年生の頃インレーのマージンをどこに設定すべきか多いに迷っていました。この歯牙に出会ってさまざまなことを考え、数十年大切にしまっておいたのですが、今回どうしても探し出せませんでした。幸い1枚の写真は残っていて、テーマを決めたときからそれを使うことは決めていました。まだリングストロボは使っていなかったことは分かりますが,正確な撮影日は不明なままです。エナメル・リングなど、このイメージから何かニックネームをつけたかったのですが、連想したリング状の環礁などと組み合わせたタイトル画像しかできませんでした。こタイトルはこのブログを書きながら無理やり命名しました。
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by my-pixy | 2015-05-13 13:25
2015年 03月 24日
2015臨床基本ゼミ.2
f0103459_1274549.jpg 先週末は二日間ご苦労さまでした。慣れない話、ぎっしりのスケジュールでお疲れのことと人気者になった君たちも案じています。
 私たちは初回の様子を参考に次回の内容の打ち合わせを始めています。ご希望があればお知らせ下さい。双方向がこのゼミの特徴ですが、それを生かすも殺すも皆さん次第です。

 口腔内写真のパートでは私にとっても大変参考になることがありました。これまではデジタル一眼レフやリングストロボなど主力となる機材のことをお話ししていました。しかし今回の皆さんの写真を見ていて、ほとんどがアングルワイダーと呼ばれる左右連結された口角鉤を使い、お一人で撮影されているようでした。講師となるわれわれは例外なく二人もしくは三人がかりで、ベストショットを狙ってシャッターを切っています。ミラーを使わない場合には二人でも何とかなりますが、咬合面観、側方観などでは三人で、それも息が合わなければ思い通りのショットにはなりませんが、大学病院の臨床ではとても無理でしょう。持参された写真を見ても苦労のほどが忍ばれます。それを見てあっちが欠けている、画面が曲がっているなどといわれても「そレどころではない」のです。」口角鉤に45度に取り付けられたミラーでも開発しない限り規格写真なんて夢のまた夢です。
それでも何とかやっている人間のほうがよっぽどどうかしているのです。

by my-pixy | 2015-03-24 08:25