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2017年 09月 23日
次のプレゼンは10月8日
9月の基本ゼミ受講生からの症例提示にはかなり苦しみましたが、最後まで思いのほどは伝えられませんでした。リベンジの機会はもう一度ありますが、繰り返しても年代の差を埋められる自信はありません。
その前に単独のスタディグループを対象に別の機会があるので、ここでは対象のスタディグループのメンバーも巻き込んでのディスカッションを考えています。すでに膨大な参考症例を送っていただいていますが、これまた相互理解は困難そうなので、手の届きそうなお二人に手伝って頂こうと思っています。

 ネタ探しをしていたところ、2年ほど前のブログ記事が見つかりました。ブルーの囲みの症例群もさらにはっきりしてきた部分が増え、最近しばしば話題にする患者さんのヒストリーにつながる長期症例を通して、前回ははっきり提示できなかった、今歯科医に望まれることというフィナーレに向けて、一歩踏み込んだ結論に結び付けられるのではないかと思っています。

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by my-pixy | 2017-09-23 10:54
2017年 09月 11日
卒後20年
f0103459_1023876.jpgいよいよ来週末は2017年の基本ゼミの担当ですがその前に、愛知県のしんせん組の方々が、症例持参でいらして下さいました。もくあみ会などでのお付き合いも長い方々ですが、5人の発表者のうち1人の事前抄録が準備段階から気になりました。
いつものテーマや内容と何かが違うのです。術者年齢などが書き込まれている咬合面観なども不穏です。やがてその謎は次々に明らかにされていくのですが、われわれの失語症は一気に高まってしまいました。
同世代の仲間とは話しながらここに到ったのでしょうがそれにしても信じられない経過でした。
最後になりましたがタイトルは「加圧要素に対応できなかった1症例」でした。担当者の技術も能力も申し分なくてもこうした局面に追い込まれることがある難しさを見せつけられ、「人」を知り、コントロールする難しさを痛感します。

by my-pixy | 2017-09-11 10:04
2017年 09月 01日
新しい仲間に囲まれて
f0103459_8523887.jpg旧診療室の大半が引き取られていった世田谷の林歯科医院にいってきました。あふれんばかりの白い蘭の花にかこまて、ちょっと居心地は悪そうでしたが、院長渾身のデザインの中に溶け込んで違和感はありませんでした。
 私にとっては小学校から疎開までの時期を過ごした町でしたが、今なお当時の雰囲気は残されていて、住み心地は良さそうでした。
 長い放浪生活から抜け出してこれからの前途が楽しみです。

by my-pixy | 2017-09-01 08:54
2017年 08月 29日
1980年代の問題症例
f0103459_87833.jpg まだ余裕はありますが来月の基本ゼミの発表内容には頭を痛めています。とうとう昔デジタル化はしたままになっているRAWデータを引っ張り出すことにしました。
当時も問題は深刻で迷ったものの決めかねて、お断りしたものや中断したケースのスライド画像です。処置は完結していませんが話題にはなるだろうと思っていますが、使用には画像の調整やフォーマット変更が必要です。昔のようにテキパキはいきませんので悪戦苦闘しています。

ここにアップしたのは1970年頃のスライドですが、これをプレゼン用に仕上げるには2週間の準備時間でも十分とは言えません。しかしこれまでに作ってあるプレゼンよりは話が通じそうなので、しぶしぶ作業を再開ました。
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by my-pixy | 2017-08-29 08:12
2017年 08月 21日
咬合採得は難しい
f0103459_1531108.jpgf0103459_1530622.jpg この日の記事、何度か書き換えたりアップし直したりしているので、毎日見ていただいている方には混乱されているかもしれません。
問題は基本ゼミの方々の症例相談のケースから始まったのですが、ちょうどお盆のテレビ番組などとも重なって、ブログにも回想シーンが入り混じったりしてしまいました。不要なものを外したり並べ替えたりはしましたが混乱はまだおさまっていないでしょう。

私が言いたいことは上の画像のように単冠や少数の場合は、ステップを確実に踏んでいけばそれなりの結果を得ることは難しくありません。しかし今回皆さんから送っていただいたような多数歯欠損だったり、咬合が低下しているケースなどでは、患者さんの年齢的な問題も加わって実に複雑になります。

 下の画像はそうした一例で、ゴシックアーチなどを使っていますが、今回の皆さんの多くのケースをこうした形で処理しようとしたら、それだけでぐしゃぐしゃになるでしょう。間違いないことは、TEKの改善に時間をかけて一歩ずつ進めていくしかありません。今回はうまくいかなくても10ケース位をこなせば何かが見えてくるでしょう。

by my-pixy | 2017-08-21 15:31
2017年 08月 11日
欠損段階の分類
f0103459_1632092.jpgCr-Brからパーシャル・デンチャーへの転進を決意したのは1970年のことだったが、この時から特に強く意識していたのは被圧変位・緩圧ということ、経年変化の二つだった。二つの要素は全く別のこととも考えられるが、経年変化を見ていくためには個別に考えられないだけでなく、経年的な歯列の変化がRPDの経過を評価する上で重要な要素になると考えていた。

 また残存歯の減少に伴うRPDの変化は定速ではなく、段階的であること、数だけではなく位置や歯種による影響もあるので、細かな計測は不可能であることもわかっていた。そこで欠損のStageを決める尺度は他の分類と同様な曖昧さを持つことに違和感は持たなかった。

 結果的に1987年「私の臨床ファイル2」パーシャル・デンチャーの100症例提示のために決めた4つのStageは、30年の症例提示のベースとして役立ってきた。今回の基本ゼミの受講生ケースプレの場合も、大きな仕分けとしては患者さんの年齢と、残存歯数、咬合支持などを整理したKA3767によって、まだ見ないケースの概要を判断することができた。
 ただ13症例のほとんどがStage2であるにもかかわらず、咬合状態や残存歯の条件が悪く、予後を考えると可撤性の義歯を選ばざるを得なかった。しかし患者さん術者の両側から、その受け入れには大きな壁があった。患者さんは取り外しの義歯というだけで拒否反応を示し、術者にはそれを押し切る実績も説得力もなさそうだった。歯周病、欠損などの進行に伴い咬合崩壊が目前に迫っていることが患者さんには理解できず、術者側にはその対応策が確立されていないためである。

by my-pixy | 2017-08-11 14:15
2017年 08月 11日
有歯顎の補綴・一次固定か二次固定か
f0103459_9294899.jpgお騒がせの台風5号はなんとか北へ去ってゆきましたが、一部クマモンは9月の基本ゼミに置き土産を残してくれましたし、ほかにも9月にはいろいろ声をかけていただいているので、のんびり夏休みというわけには行きません。

特に基本ゼミの人たちの13症例には仰天しました。われわれの診療室の全盛期でも手を拱いたような全顎の難症例、すれ違い、左右偏在などのオンパレードですが、反面クラスプデンチャーほとんど見当たりません。本当にこの人たちが手がけるとしたら、技工やTEKはどうするのかなど難問山積です。
 数日は呆然としていましたが、そのままというわけにはゆきません。ここに至ったヒストリーを再考するとともに、目標を下げてもより安全に軟着陸する策を提示することに転換しました。患者さんにとっても、術者にとっても辛いことになるとしてもほかに選択肢はありません。苦し紛れにインプラント!などという事態ではないのです。
それにしても皆さんは、Removal Partial Dentureは、ベテラン技工士がいなくても、CADCAMで蘇るとお考えなのでしょうか。

by my-pixy | 2017-08-11 09:31
2017年 08月 07日
セカンドライフ.2
準備段階から長い長い期間がかかりましたが、セカンドライフ第二弾がようやくお披露目段階にこぎつけたようです。まだ余分な張り紙が少々目障りですが、オープンの頃には取り去られて、こだわりの診療室が
お目見えしそうで楽しみです。こちらへは30年間使い続けた診療室の木製キャビネットがリニューアルして登場することでしょう。
そのあとの3.は少し時間がかかりますが、技工室がリニア中央新幹線よりは早く、長野県飯田市で出番を待っています。
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by my-pixy | 2017-08-07 09:07
2017年 08月 06日
セカンド・ライフ・1
f0103459_10362157.jpgf0103459_9322396.jpg4月末日にアップした画像ですが、タイトルも適当ではなかったので再度アップしました。はるばるブラッセルからやってきて30年あまり待合室の壁を飾ってくれていたのですが、その大きさ故あわや処分の瀬戸際に立たされていました。
1989年ブラッセルで、作者ともども解体輸送作業に立ち会ってきた時の写真が、この危機を救ってくれました。記録の重要さを思い知らせる一コマでした。

いずれこの後にもダイビルを離れて旅立っていったモノたちをご紹介します。

by my-pixy | 2017-08-06 09:53
2017年 04月 12日
あえないしあわせ
f0103459_8381949.jpg頼みの下顎前歯群も咬耗には勝てず、一本が脱落し、一本が無髄歯になりました。最後の定期検診、ナイトガードもきちんと使われているようですが、問題は昼間。
全身状態は絶好調だそうですが、私にできることはありません。窮状をしのいでくれた何本かのインプラントを恨めしく思うばかりです。
週末の土竜塾で訴えても理解してはもらえないでしょう。

by my-pixy | 2017-04-12 08:39