タグ:歯科臨床・Cr-Br ( 112 ) タグの人気記事

2017年 03月 17日
ラボ
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f0103459_92444.jpgちょうどこの時期、ドイツではIDSと呼ばれる国際デンタルショーが開催されます。間もなく消えていくわが技工室も、1987年ケルンからの輸入品で、長い間、裏の出入り口として活躍してきました。
当時のカタログなども懐かしく見直しています。

by my-pixy | 2017-03-17 09:02
2017年 02月 03日
魔法の杖
 歯科医が後期高齢者の咬合崩壊症例に固定性の補綴物を装着しても、良好な結果は得られないともうどれほど繰り返したでしょうか?。それでも同種の質問症例は尽きません。「日暮れて道遠し」という言葉がありますが、最近の歯科雑誌などを見ていると、そんな風潮はどんどん強まっているような感じさえします。魔法の杖願望でしょうか、まじめで熱心な若手でもドラえもん願望からはフリーにはなれないようです?
Cr-BrからRPDへ、そしてオーバーデンチャーへという流れは歯科医療がつくった自然な移行だと思います。いくら患者さんの希望があっても、そこへ無理なく誘導してあげることも歯科医の大事な仕事のひとつではないでしょうか。しかしそれに気づくには長い年月が必要なのでしょう。

f0103459_7592973.jpg 下の症例は前歯だけは固定性に!という要望と大激戦になり、先方も新聞切り抜きなどをちらつかせ、壊れやすいプロビジョナルには結紮で抵抗されました。術後18年たっても感謝の言葉は聞けませんでした。咬合崩壊には到る前だったからこそ成り立った成功事例ですが、敗北例は次のもぐら塾当日にまとめてお目にかけます。

by my-pixy | 2017-02-03 07:24
2017年 01月 04日
フィルム時代
f0103459_1211262.jpg もぐら塾も残り少なくなってきて、昔の資料探しなどが忙しくなってきました、ちょうど19990年代で、画像はフィルムとデジタルの移行期でしたが、何かを探し始めるとフィルム時代に戻っていきます。色調などは最近のものには敵いませんが、被写体の方はどうも当時のほうが面白いものが出てくるようです。
まだ元気もありましたし、テロも怖くなかったのでせっせとフランス通いをしていました。この画像も写真としてはお粗末ですが被写体は何だか忘れていました。製作者は彫刻家でフランスの片田舎で気楽な生活をしているようでした。紹介者は患者さんですが昨日のものよりアングルは少しましなようです。

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by my-pixy | 2017-01-04 15:03
2016年 11月 15日
ブログ「もぐらのトンネル」開通前の2003.7.
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「蔵」の中を整理していたら基本ゼミ受講希望の方に読んで欲しいようなものが出てきました。まだブログは無かったのでこれだけの原稿をアップするにも悪戦苦闘でした。

by my-pixy | 2016-11-15 11:28
2016年 10月 24日
悪いのは日本の役所か!
f0103459_11545766.jpg 少し細かなプライマーの説明が欲しいと思い説明書を探した。薄紙両面に印刷され16折りに畳まれたものが出てきたが、はっきりしない。スキャナーで読み込んで画像調整してやっとこの通り。さらに裏面にも同じ量の記載がある。被着面の処理:セラミックス(陶材以外)・・という出だしで始まったのだが、自分でも私は何を知りたかったのか忘れてしまった。お役所はこういう書式で認可したり、しなったりするのだろうと思うと・・・何ともうんざりしてきた。

 私たちは義歯床のレジンと一部の金属フレームとの接着は期待するが、万能接着剤を求めているわけではない。そのために、この2面に亘る難解な説明書を理解しなさいというのなら、余計なお世話のように思うし、よりシンプルなリベース時に必要な接着剤がほしい。それがゴム糊のような接着剤では困るので、接着用プライマーではあってはほしいのだが、せめてセラミックなどは外したリベースⅢ用の説明だけが欲しいのだが無理なことなのだろうか?

 リベースは一本義歯から総義歯まですべてで必要になる。多くの義歯はプロビジョナルから修理、改造、追加などくり返しながら20〜30年を経過していく。その軸になるのがリベース材とプライマーであることを考えたら、もう少しそれに特化したシステムに向けた材料開発が望まれる。それによって、CAD/CAMより実行力のある医療費軽減も可能になるはずだ。お役所もメーカーも臨床家の悩みをしっかり理解してほしいものだ。「義歯の修理改造」を正面から組止めたセミナーがあってもよさそうだ。レジンコアの話とリベースの話は場が違う。何でもマルチは止めて欲しい。

by my-pixy | 2016-10-24 11:52
2016年 10月 16日
境界線と領域・試行錯誤とヒストリー
 先日の放送大学でも海の国境線を決めるための話が面白かった。北欧、ヨーロッパ沿岸、イギリスなどの領海を時間をかけて平和裏に決めていった歴史などを聞くと、最近の南沙諸島問題などどうしても無理がある。しかし日本政府の駆け込み警護だとかいう対応も苦しい限りだ。

f0103459_14255054.jpg 話は変わって歯科大学の中の境界線は随分勝手に変更されているようだ。われわれの時代は補綴学会は一つで、大学によって2〜3講座に分かれていた。分割しやすい総義歯とCr-Brはそれぞれ一講座を確保しRPDは半端物扱いだった。この分割には不満で、Cr-BrとRPDは一体化すべきだと考えていたので「有歯顎の補綴」という演題をよく使っていた。英文ではFixedかRemovalかだけで明快に分割されるのに、パーシャルデンチャーという長いカタカナは、タイトルとしても何時も苦しんだ。
 しかしこの時期に臼歯部咬合支持という概念がほほ確立していたことが、その後全顎補綴・オーラルリハビリテーションなどの混迷の中に飛び込んでいったときには大いに役立った。


 先日の山形学会の冒頭のケースにしても、左右的な臼歯部咬合支持の欠落という視点で考えなければ、すれ違い咬合にはつながらなかっただろう。この時点でははっきり意識はしていなかったが、現在ならば臼歯部咬合支持の偏在という視点がはっきりしているが、このことには前後的なすれ違い咬合の経験が生かされている。そして「すれ違い咬合」という概念を明確にしないまま、パーシャル・デンチャーの分類を考えてきた欧米との間には、大きな断層を生むことになった。 
  アイマスクをかけたSchweizerの症例には少なからず筋の緊張が見られ、クレンチングやブラキシズムの存在が間違いなさそうだ。とすれば何はともあれその緩解なしには何も始まらないだろう。その過程で必要なこと、その難易度などが解き明かされれば、事後の対応には大きな指針になっただろう。
 しかし半世紀前にはだれもそこまでの余裕が無かったことは当然で、われわれも何も分からずその症例報告に驚くばかりだった。しかしようやくここまでたどり着いたのだ。

by my-pixy | 2016-10-16 07:50
2016年 10月 14日
過蓋咬合とDeep over bite
f0103459_15292714.jpg 今週の火曜会でタイトルの定義を巡ってちょっとした混乱があった。若手の過蓋咬合の症例報告をめぐってのことで、二次会でも話題になったらしく、予定が決まっていなかった12月の特別企画でとりあげようということになったようだ。
 私にも症例提供が要請されたが、ボケも手伝ってあまりきちんとした返事ができなかった。始めは何故かなと考えたが、私の思考回路ではDeep over biteは、全顎補綴に取り組む以前に自分の守備範囲から除外して考えてきたことを思い出した。きっかけはここに提示した症例で、2つの遊離端欠損がクロス偏在状態で存在するケースに、安易に咬合挙上を行ったことの無残な結果だった。これだけではないが同種の症例を組み立てて、山形県歯科医師会初の国際学会の「咬合を考える」というシンポジュームでの「咬合高径ー変更の得失」という冒頭のプレゼンを行った。国内演者だけでなくC.McNeillらも同席した会での挑発的な発言は今思うとやりすぎだったが、多くの聴衆のエールをバックに舞い上がっていた。
 2冊の「臨床ファイル」をまとめ、Eichner譲りの臼歯部咬合支持をベースに「すれ違い咬合」に向き合っていた1988年のことなので、さらに20年前のSchweizerの興奮は遠いものになっていた。最近になって多くの咬合崩壊症例を目にしても、私の臨床区分ではシングルデンチャーなどに向かう後期高齢者の後始末としか考えられないので無難な80台、90台を願うことしかない。   

by my-pixy | 2016-10-14 15:30
2016年 09月 17日
圧迫・ドミノ・いつのまにか骨折と骨粗鬆症
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最近こんな話題が気になります。私たちの診療室でも長くリコールでお見えになっていた患者さんで、ばったり来院が途絶え、ご家族からご連絡を頂いている方が3人はいらっしゃいます。
 年齢的には80台90台でお元気にはしていらっしゃるようですが、義歯の状態には大過ないようですが、来院は途絶えています。皆さん骨粗鬆症ということでそちらの対応はされているようですが、お目にかかることはできずにいます。

われわれの方が少し勉強をして、ご家族の方達とでも連係をとるべきことがあるような気がしています。

by my-pixy | 2016-09-17 09:30
2016年 06月 03日
河馬くんの散歩
f0103459_13315524.jpg この河馬くんKA367のマスコットとしても大切にされてきましたが、生まれ故郷のアメリカ南西部に較べると土地柄がきびしく、ずっと窮屈な思いをさせてきました。ようやく立ち退きでスペースも生まれ、元気な緑にも囲まれて三羽の鳥たちも引き連れて敢歩に出るようになりました。ご自慢のフラットなお腹はときどきディスプレーのスペースにも使われたりもしています。

 これでこちらは大丈夫ですが、蟄居続きの本人のケアも必要です。久しぶりにジパング倶楽部で週末京都へ、母屋を取られかけている村野藤吾先生の勉強に行ってきます。

by my-pixy | 2016-06-03 11:18
2016年 03月 30日
院内改装中
f0103459_90226.jpg 究極の歯科医院を目指して造り上げた内装工事も何度かの改造を重ね、周辺地域の新築ラッシュでいささか古めかしくなってきました。ブリッジストンビルも目下工事中ですし、駅前のヤンマービルも近々とのことです。残ったダイビル、高島屋、明治屋などもそれなりにリフレッシュされています。

 パリの街並みなどを考えると、新しくなってもどんどん無個性になることには抵抗がありますが、現役でいる間はみすぼらしくもなりたくないので、意を決してリニューアル工事を始めました。ユニットの数を減らすと余裕が出てきました。まだこれからも週末ごとに工事が続きますが、大型連休までには一段落する予定です。

by my-pixy | 2016-03-30 09:28