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2019年 12月 04日
蔵王どっこ沼
この写真は先日ご紹介した須佐美氏の作品集の裏表紙です。美しい写真ですが私も酷似した写真を持っています。まだゴンドラなどない頃、樹氷を見ようと温泉から登ってきました。事件はこの直後に起こりました。薄氷が割れて片足が水没。大慌てで小屋にとんで帰り乾燥室へ。裏表紙に選ばれた訳をお分りいただけたことでしょう。

そんなことはつゆ知らないスタディグループの若手は先日「今年は蔵王に行こう!」などと言ってきました。もう昔のことで、小屋も沼もなくなったでしょうが、スキー場のコースはイマイチで「温泉と樹氷」の蔵王は変わりません。
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# by my-pixy | 2019-12-04 20:37
2019年 12月 02日
支台歯として長期間機能した下顎智歯
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いよいよ今日から12月、今年の例会も最後になりましたが最終回には大きな期待をかけています。画像は20年前の私のプレゼンのタイトルです。この時の出席者からはかなりの反応があり、すれ違い咬合に次ぐ共通話題にしたいという熱気も感じられました。
しかし現実は反対で、具体的な反応もないまま年月だけが過ぎてゆきました。このまま消滅させたくないと、基本ゼミなどで再演もしましたが具体的な成果はありませんでした。当時を記憶している人も少なくなくなったと思っていた先日、思いもかけない事前抄録が送られてきました。

今、ようやく現れそうな継承プレゼンテーションに胸をときめかせています。

それにしても最近のエキサイトブログの種々変更には手を焼いています。この記事にしても何回書き直したことか。その上にパスワードなどを毎年変えろなどなどという案内も!!
冗談じゃない。


# by my-pixy | 2019-12-02 11:20
2019年 11月 30日
4K.8K.カメラとドローンと
f0103459_12502261.jpgNHKが総力を挙げたアフリカ、タンザニアからの動物ロケが放映されました。数々の新機材を投入した2時間番組というふれこみでしたが内容は機材の紹介ばかり。バックアップ用として投入された岩合さん河馬の大集団の入浴とライオンのにらみ合いだけが唯一の興味深いシーンでした。
考えればこの手の番組では、キャッチフレーズのような見出しだけでタイトルはっきりしません。「ダーウ”インがきた」とか「ワイルドライフ」などという分類で大体の内容を想像しそれ以上のことは分からないでも事は足りるからです。

画像は1886年に出版された岩合光昭さんの写真集です。30年近く昔の著書ですが、今回の近代の機材なしでも、動物たちの自然の姿や人と自然の係わりが申し分なく伝わってきます。それと同時に南極のペンギンたちの越冬を経験し、現在の世界中のねこたちとの関わりを見つめる岩合さんの優しい眼差しを痛いほど感じるのです。

話は大きく変わりますが、われわれプレゼンテーションでも一番大切なことは、症例となる患者さんを見つめる目にあることは間違いありません。「おきて」という簡明なタイトルには語りきれないほどの多くの思いが込められています。






# by my-pixy | 2019-11-30 21:44
2019年 11月 30日
ケース・プレゼンテーション
f0103459_11022716.jpgわれわれ歯科開業医として自分の経験をレポートすることは、自分自身にとって不可欠なことであろう。患者さんが求めていることへの対応は簡単な場合もあるがとめどもなく難しいこともある。

局所的な問題を確認するだけは簡単でも、なぜ問題が起こったのか、再発はないかなどを考えていくと、問題は次第に複雑になる。簡単な虫歯!とケリがつくような問題も、どんな人がどんな状況でといったサブファクターは千差万別で2度と同じ繰り返しはない。

 繰り返し思い悩んでもケリがつかず、誰かに相談したくなることがケースプレの始まりだが、そのためにはことの始まりからの要点だけでも言葉で伝えなければならない。伝えるべき要点は、どんな人がいつ、どこで、といった項目だけでも多項目になるが、相談相手によっては追加、差し替えなしには終わらない。グループでの発表となれば聞く耳はさまざまで、限定したつもりの相手といえども伝わり方は千差万別で、聞き手の数だけ異なった物語が生まれる。それが交錯するデイスカッションでは話はダシガラ状態だ。

先日も、そんな辛いカツオだし、トンコツの片ずけをしながら、まだ懲りずにこんなブログを書いている。        Never give up


# by my-pixy | 2019-11-30 10:50
2019年 11月 27日
須佐美康治写真作品集
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金子一芳大兄
先日、ちょっと話したと思いますが、昔々の学生時代からとそのあと数年ほどの間、つまり60年前後昔の撮り溜めてあったモノクロ写真を50枚ほど集めて写真集にしてみました。出来上がってみると、2・3枚の写真を除いて殆どが貴兄と一緒に撮ったものか、4階の暗室で見てもらってプリントしたもの、あるいは月例で見せたものばかりの写真です。
というわけで、どうしてもこの写真集を貴兄には見てもらいたいと思い送る次第です。笑わず見て、何か思いが湧いたら知らせてください。
他にこの写真集を見てもらいたい人はもういなくなりました。
早々。

大型の写真集ですのでスキャナーにも入らず、右側が切れてしまっていますが1953〜1966撮影、2019年刊行の堂々たる作品集です。まだフィルムの種類も少なく、暗いところの撮影などに苦労したことなどを思い出しました。
 何より最後の文章がグサリときましたが、それでもたった2〜3冊の写真集製作に勇気を与えられました。中身までご紹介できなのが残念です。須佐美康治氏は私のブログ「とりとめもない話」の作者でもあり、最初の40日間世界一周貧乏旅行のパートナーでもありました。(旅と写真の話)


# by my-pixy | 2019-11-27 15:37
2019年 11月 14日
ケースプレと「草枕」
f0103459_12314833.jpg先日は火曜会のケースプレに中堅のお二人が登場でした。今一番の期待株でそれぞれに迫力ある発表でした。お二人の中の1人のブログには発表の前から漱石の草枕が紹介されていて、それとの関わりも興味深く拝見していました。
ここまでなら話はそれほどややこしくしくならないのですが、昨夜はBSの番組でフォルテピアノと呼ばれるクラシックなピアノを使っての、ショパンコンクールの番組を見ていました。
作曲者の思いを再現することはもちろんですが、その後の歴史の中でピアノ自体にも様々な進歩が加えられ、それらを踏まえて演奏自体にも深化が進みます。あちらを立てればこちらが立たずという悩みは草枕と同じです。1ヶ月にもわたる長いコンクールはオーケストラとの共演でフィナーレとなりますが、難しさに隔たりはあってもわれわの臨床と要素に違いはなさそうです。


# by my-pixy | 2019-11-14 10:55
2019年 11月 10日
久しぶりのデンタルショー
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どのみちそれほど名作ができるわけでもなく、泣く子と地頭には勝てずと諦めて、ブログ任せの記事のアップに切り替えてみました。

好天に誘われ新橋から初めての「ゆりかもめ」とやらに乗ってビッグサイトまで、ドバイでもきた様な異次元空間の始まりです。

京橋からタクシーで来たことはあったと思うのですが海の上をトロッコで渡って来たことはなかったので、これが今のトウキョウ!と驚きの連続でした。駅の数は10以上、数十分をかけて異国の旅は佳境に入ります。






下の写真は東京技研のブースでモルモットになっていた時のスナップです。
患者の体験を予備体験できるとのことでしたがどんな出番があるのかは?でした。


# by my-pixy | 2019-11-10 09:14
2019年 11月 08日
なかなか思うに任せない
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2006年から使ってきたブログの記事管理がめまぐるしく変わり、新規画面でアップするたびに悪戦苦闘しています。

これまでは「旧管理画面に戻る」などというボタンもあって何とかなっていたのですが、少数派民族はいよいよ追い詰められて新規記事のアップの度にバタバタしています。
急速なブログ族の落ち込みを何とかしたいと焦りから入力画面は様変わりして、使いたいボタンや見出しなどはどんどんなくなってしまいます。流れに棹さしていつまで頑張れるかまさに薄氷を踏む思いです。

これまでは「旧管理画面に戻る」などというボタンもあって何とかなっていたのですが、少数派民族はいよいよ追い詰められて新規記事のアップの度にバタバタしています。
急速なブログ族の落ち込みを何とかしたいと焦りから入力画面は様変わりして、使いたいボタンや見出しなどはどんどんなくなってしまいます。流れに棹さしていつまで頑張れるかまさに薄氷を踏む思いです。



# by my-pixy | 2019-11-08 11:12
2019年 10月 31日
NHK.BS・マチュピチュ大絶景

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f0103459_13592937.jpg昔から行って見たかったところでしたが夢は実りませんでした。しかし個人的に行ったとしてもとても見られなかったような視点、解説付きで2時間の番組に大満足でした。一般観光客が入れない場所、時間の景観や、精緻を極めた石の建造物が惜しげもなく紹介されましたが、その原点になっている思想のおおらかさと精緻な建築物の共存は素晴らしいものでした。

見終わってから本棚の隅にあった1冊の本をパラパラ見しました。写真家としても好きだった田沼武能さんの写真ブックですが、巻末の「インカの幻影を追って」という章に500年冷凍のまま眠る続けるインカの少年が紹介されていました。そして「祇園精舎の鐘の声」を頼りにインカの王道を旅してきましたと結ばれていました。テレビとは違うなと思いました。
田沼武能さん今年の文化の日に叙勲されました。写真家としては珍しいことです。


# by my-pixy | 2019-10-31 12:57
2019年 10月 28日
ヨット仲間のミーティング
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f0103459_11535248.jpg志摩ヨットクラブの菅井さんがレースで上京中ということで、ヨット仲間が久しぶりで集合しました。写真は数年前のマダガスカルに同行した元永氏で、あわや総入れ歯!!という崖っぷちからの奇跡の復活者ですが、最近はディズニーシーのボート修復などもよくある仕事になっているようです。


 2枚目のチャートは私にとって忘れられない記録です。まさかまさかの一本の下顎犬歯が、インプラントの力を借りたとはいえ立ち直り、10年余の逆転劇を支える大黒柱になっています。ペリオは決して得意種目ではありませんが、生体側のギアがうまくかみ合ってくれると、「自然と生体に学ぶバイオミミクリー」などというキャッチコピーを思い出させるドラマが見られました。

 10年前、絶望的状態でも残っていたのは下顎の犬歯で、そのわずかな記憶が下顎位と咬合を安定してバトンタッチしてくれました。その傘下で上下の顎堤も総義歯も安定しています。

# by my-pixy | 2019-10-28 11:09
2019年 10月 20日
パソコン2台体制の混乱
f0103459_10115673.pngこの1週間は基本ゼミ準備のためアジトに出勤していました。決められていたテーマのプレゼンをまとめていたためですが、ここで新入りのiMacがちょこちょこ邪魔をしてくれて、何度も大騒動になりました。特に最終段階では出来上がったプレゼンのホルダーが、デスクトップ上から突如消失するなどの事件もあり青くなりました。

 次の問題は長期経過を見てきた本人と、後からそれを見聞きする人とのギャップです。両者の間には時代経験などの大きなギャップがあります。今回のわがチームの年齢差も数十年、受講生との差はさらに大きく、生まれ育った環境も全く違います。セラミックなどの長期経過に意義はあるか、すでに「過去のこと」なり葬り去られたこととの選別はどうするかなど迷いは続きました。しかしプレゼン後の発言などから全員ではないにしても、きちんと理解してもらえた人もあったことが分かりホッとしました。
 

# by my-pixy | 2019-10-20 10:44
2019年 10月 15日
長期経過から見えるもの
f0103459_16181447.jpgこの週末は2019年最後の臨床基本ゼミです。日程は記録していましたがタイトルはお任せのままにしていました。パソコンの引越しなどでバタバタしていて、気がつくとなかなか難しいタイトルになっていました。長期経過症例はどちらかといえば得意なのですが、セミナーは相手があってのこと、前回の記憶などを思い出すとまたパーシャルデンチャーの話をしても関心は持ってもらえそうもありません。
急遽方針を変え、セラミックなど10年ほど前に関心を持っていた症例を見直しました。と言っても最近のジルコニアなどには全く関心がないので持っていません。長期経過ということでそれ以前のものにフォーカスを当てて画像を並べ替えました。パソコンが変わったりして少々手こずりましたが、横長の大画面で見ていただけるようほぼ準備は完了しました。
思いもかけぬ台風直撃で、被害を受けられた方も少なくありませんが、熊本方面の方はまずまずのお天気かと思います。

# by my-pixy | 2019-10-15 16:21
2019年 10月 10日
引きこもりは許さない!
f0103459_1418627.jpg自宅の方は一段落して台風前の好天を楽しんでいたところ、綺麗にかたづいたブログを見て、一部に抵抗勢力からクレームがつきました。
何だかんだと言っている間に、広々した空間にはiMacが持ち込まれてしまいました。消費税アップの直後だというのにご覧の有様です。一旦持ち帰っていたハードディスクが出戻ってきてあっという間にバックアップができ、2台体制が構築されてしまいました。
このところあまり働いていなかったCDプレーヤーも付いてきて、引きこもり許さず体制もどんどん進んでいます。嬉しい様な恐ろしい様な不思議な心境です。

# by my-pixy | 2019-10-10 14:23
2019年 10月 07日
ブログ管理画面の変化
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ほかに良さそうなブログがなかったわけではなく、
使い慣れたという消極的な理由だけで20年が過ぎました。
 
会社側としては色々な思惑があって変化していくのでしょうが、
マイナーなユーザーの思いは全く無視されます。
 
今もいろいろ変更の予告が出ていますが、楽しみなことはなく
当惑してしまうようなことばかりです。その一端に引っかかって
この数日も、とんでもない時間をロスしました。

職業としてこだわってきたことと、余暇や趣味として接してきた
ことの間にある距離感は何なのだろうと考えています。

いつしか発言しないではいられない性格になってしまいました。
そして発言するから考えるのです。

# by my-pixy | 2019-10-07 09:36
2019年 10月 05日
アジトから引きこもりへ
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長年、診療室で連れ添ってきた仲間たちですが、アジト組を伴って白金台に集まってきました。現役中は受付に、待合室に、診療室に別れ別れになっていた家具たちも大集合です。マダガスカルなどからやってきた新入りたちも、フォンテネル先生や寺田先生から頂いたアフリカの人形なども集まっていますが、実はこの場所、ついこの間までは4畳半の押入れだったところです。

違う時期に購入した椅子、机や、キャビネットも、生まれ育ちは忘れて仲良くしている間に、一つにまとまってきたのは不思議です。新入りのパソコンも何となく遠慮がちのようです。

問題はこの椅子と、テレビの前の椅子の間を往復するだけの毎日になることです。今日も良いお天気で冷暖房もなくても快適です。明日はアジトに出勤することにしていますが、あとかたずけの様な仕事しか残っていませんから???です。

# by my-pixy | 2019-10-05 09:55
2019年 10月 03日
1992・岩合さん・ペンギン大陸
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デビューの「海からの手紙」から11年の年月を経て南極とペンギンの総集編です。流石にこちらを見てしまうと前作はたどたどしくさえ見えてきます。すでにペンギンから「猫」への転進も決まっていましたし、極地で大掛かりな取材はこれが最後という「別れの手紙」でもあったような気がします。アマゾンで探されるとしたらご紹介した4冊の中では文句なしにこれがベストです。

# by my-pixy | 2019-10-03 14:45
2019年 09月 30日
岩合さん撮影のこつ
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ワイルドライフなど動物の生態を記録した番組は大好きでよく見ています。しかし南極やタンザニアなどで長い時間を過ごされながら、今は世界中の猫と仲良く過ごされている岩合さんのお話を伺っていると、同じネイチュア写真家として過ごされたお父様の撮影スタンスとは、決定的に違うものを感じました。

 「海からの手紙」の5年後第2作は「サバンナからの手紙」でしたが、タンザニア長期滞在中の動物写真は僅か1年後に「おきて」にまとめられました。3冊の写真集を見ていて感じることは、1冊ごとに進路は変わっていったことです。特に家族3人のタンザニア長期滞在の中で、ネイチャーフォトグラファー岩合さんの視点は身近な猫に、その手段は写真集からビデオに大転換されたことを感じます。

 写真集からテレビへの転身は、見る人の数の激的な革命をもたらし、取材方法も対象もマスメデイアだけに絞り込まれたのでしょう。消えゆく希少動物から何処にでもいる猫に絞ることで、「対象との対話」は極めて重要な課題になったと思います。「いいこだね!」で始まる岩合さんの対象との接近は、この時から始まったようです。

 岩合さんが父親から受け継いたネイチャーフォトグラファーとして心は、「おきて」で次の世代に伝えられながら、ご本人は次世代の4K8Kテレビの世界に夢をかけていらっしゃるようです。羨ましいヒーローです。

# by my-pixy | 2019-09-30 07:37
2019年 09月 28日
動物写真家50年
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f0103459_12174684.jpg今ではすっかり世界中の猫物語で、NHKも独占するネーチャーカメラマン・プロデユーサーになられた岩合さんですが、その生まれ育ちなどについての詳細は知りませんでした。1981年朝日新聞から出版された「海からの手紙」は衝撃的で一度でファンになりました。その後2回もナショナルジェオグラッフィクスの巻頭を飾られたことも大きな話題になりました。

昨日、思いもかけず岩合さんのヒストリーが放映されていました。第2作目の「サバンナからの手紙」ではまだ4才だった女の子連れで一家をあげてタンザニアに滞在され、すっかりヒロインになっていましたが、当のご本人も子供時代にはお父様の撮影旅行に同行されていたとのことでした。


f0103459_1113343.jpgオンデマンドはなさそうなので、途中からはメモがわりにテレビ画面の撮影にも大忙しでした。下の写真は初期の写真集3冊です。

# by my-pixy | 2019-09-28 15:55
2019年 09月 26日
補綴学のヒストリー
f0103459_836885.jpg必ずしも企画してのことではなかったのですが、外来講師の力もお借りして、せラミックス、パーシャルデンチャーを回顧したことで、補綴領域の何かが見えてきたような気がしています。いずれも臨床を通しての考察ですから、簡単に白黒がつくことではありませんし、むしろ悩みは深くなったような気もしますが、少しばかりは進路が見通せてきたような感じもしています。何はともあれこんな子供から高齢者まで、いつも次を見据えて安らかな予後を迎えられることが願いです。

最先端の技法や超絶テクニックを駆使することも魅力的ですが、歯科医として臨床に直面できる日々も残念ながらそう長くはありません。一日一日の積み重ねを大切に、ヒストリーを積み重ねていくこと以上に確実な確実な進路予測はありません。

# by my-pixy | 2019-09-26 08:23
2019年 09月 17日
二次固定をどうまとめるか
f0103459_114892.jpg5月の基本ゼミで受講生に現在進行中の症例を提示して頂き、それぞれに対する私たちからのコメントをお伝えしました。その後の進捗状態をうかがいながら、具体的な設計寸前の状態でもご相談できればと思っていましたが、どうやらそれにはあまりにも期間が短すぎたようです。

例年でも最終ケースプレが、簡単な歯牙移動や移植が多くなってしまうことから考えても、高齢者を対象にするパーシャル・デンチャーの相互プレゼンテーションを、1年以内にまとめるなど、暴挙に近いものでした。何とかプロビジョナルまでと再考しても、3年ぐらいの期間は必要だったと猛反省し、遅ればせながら看板を掛け替え、参考資料も大幅差し替えています。
f0103459_11193513.jpg4人の演者と症例提供した受講生の立場も考え悪戦苦闘しましたが、二次固定という旗印を、昔から使ってきた有歯額の補綴というタイトルとドッキングすることで、自分なりの整理はつきました。残るはその思いが受講生に伝わるかどうかです。しかし英文ではFixedとRemovalに過ぎない二つの間にある断層は、半端なもではありません。

過去数十年振り返ってもも日本の大学では、補綴学教室は2講座と3講座が入り乱れてきました。そんな状態が一気に変わることなどは期待もしませんが、放置して良いとも思われません。総義歯の講座も存続の是非は難しいところに来ているでしょう。

# by my-pixy | 2019-09-17 11:55