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2011年 01月 14日
大判プリント
 AAPのポスターセッションで発表した人の現物を見て、大判プリントの別な活用を思いつきました。ただ未経験のこと先方のラボに問い合わせてみました。週末にも関わらず丁寧なお返事を頂きましたので、その一部とこちらからの質問を合わせ転載させて頂きます。

ご質問をいただきましたAPSCの画像での拡大可能なサイズですが、B1サイズ(728×1030mm)ぐらいまでは、皆様、プリントされています。ただしこの場合も、プリントされたものを間近でご覧いただくと、それなりに荒れたものにはなります。B1サイズでご覧いただく場合は、ある程度距離をとられてご覧いただくことと思いますので、皆様ご満足いただけているのではないかと思います。
 お休みのところを再三ご面倒をおかけしましたが、おかげさまで問題はクリアになりました。印刷可能な大きさは画像サイズ× DPIで決まるが、現実には見る距離によりが差がでるので、画像内容や目的により多少の許容幅はでるというお話しと理解しました。
私の現有するカメラの画像サイズ(大)で横4928ピクセルですから出力解像度を300DPIにしておいても、厳密には横41.7㎝までしかプリントできないわけですが、その2倍ぐらいまでは結果オーライで使われているということかと思います。JPGなどの画像圧縮がかかればその分だけ画像は崩れるので、TIFFなどを使用した方が良いというご意見も理解致しました。

 いただいたメールにございましたこと、私がご説明させていただきたかったことと相違ございません。なお、フォルムからのスキャンデータは、今まであまり良い結果となっていないこと、付け加えさせていただきます。
 結局きれいなプリントの王道はJPGさえ歓迎できないというきびしさで、ポスターの場合の甘さは見る側次第ということになるようです。このようにプリントアウトや印刷となると、日常的な使用が72dpiのみでディスプレーやプロジェクターまかせという弱点が暴露されます。ただその抜本解決となると撮像素子の大型化が必要で、35ミリフルサイズでは止まらず6×4.5など中判カメラも必要となりますから容易ではありません。

大判プリント_f0103459_14593631.jpg

by my-pixy | 2011-01-14 08:38


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