2012年 09月 19日
最近の経済誌からの借用です。ミラーレスを象徴にするカメラの在り方の変化を、カメラ雑誌にはない視点でとらえています。 どこかの島に押し寄せるスマホ漁船、最近のことでもあり、砦に立て籠もるカメラメーカーは、城や砦の歴史やら太平洋戦争の戦艦の悲劇を思い出させるようでもあります。 先日の愛蔵フィルムカメラ大整理も、Facebook、スマホ軍団大局的に追い詰められた信長的心境でしたが、その前にはスライド、雑誌原稿などとの葛藤もあり、時代の変わり目への対応はとめどがありません。 先日、学生時代の写真部生き残りが数人集まり、昔話に花を咲かせていました。それぞれ足下が危なくなり温泉療法だ定期通院だといいながら、やれネパールだ東欧だと自分なりの画を追っている様子は昔のままでした、 この日のために数十年前のネガを探しだして、グレースケールの思い出のアルバムを作ってきた人もいました。白黒のネガがきちんと整理されているはずはないのに、心打つ、青春の一齣が写っているものが多く、回覧しながら話題はつきませんでした。 これらの写真にはスマホに向かって指を2本という今時の記念写真ではなく、その集団の組み合わせや時代、さらに撮影者の思いなどもつまっているような気がしました。いま湯水のごとく乱射されるスマホ写真の中から、こうした一枚が生き残るとは思いません。 何かが変わってしまったのです。 フィルムを持っている人見つかりましたか。
by my-pixy
| 2012-09-19 10:57
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