2013年 01月 15日
患者さんは1937生まれの男性で初診は1985年でした。歴代の勤務医が担当し私におはちが回ってきたのは上顎が一歯残存になってからのことです。 ちょうどシングルデンチャーに興味を持ちだしていましたし、上顎の大臼歯1歯残存には悩まされることが多かったので、カルテを見直したりスタッフの聞き込みをしたりして大よそのことが分かってきました。 びっくりしたのは初診時に大きな欠損はなかったことですが、上顎のペリオへの対処には苦しみ義歯が装着されのは90年になったようです。当時の記録はありませんが、10年後の2001年転倒事故で入院され、大騒ぎになった時の写真が技工室から出てきました。 院内技工の強みで、これで少数残存歯へ転落の経緯や暗黒の20年がはっきりしてきました。
by my-pixy
| 2013-01-15 19:51
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