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2013年 03月 13日
賢いデジタル1眼レフ選び
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D1、D1X、D100、D70、D80、D200、D300、D7000、D600、1999年から2012年までの13年間ニコン様にご奉仕してきたデジタル1眼レフのラインアップです。次が記念すべき10台目ですが、途中で愛想をつかしてキャノンEOS20Dに鞍替えしていたこともありましたから、デジタル1眼全体では10台に達しています。ほとんど1年に1台のピッチで買い換えになってきましたから、バカなことをという一言ですが、その度にわずかながらも機能は向上してきましたから、次がでれば変えざるをえなかったのです。特に最初の2台は見かけと価格だけは高級機でしたがひどい画像でした。どうやらまともになったのは2006年の年D80からですが、デジタルをあきらめスライドに戻した人もかなりありました。

 われわれの上納金と企業内リストラでその後は、ほぼ順調に推移しているようですが、ひとが変わって物づくりのポリシーなどは忘れ去られて、その場限りの誇大宣伝ばかりが目につくようになりました。毎年のように発表される新機種には何かの進歩は見られますが、誰も先を見る人はいませんから、行き当たりばったりのことが目につきます。品揃えを広げて1台でも多く売りたいのです。当時の技術不足からAPSCなどという新規格を押しつけ、あたかも35ミリの延長のように粧いながら、何とか状況が改善されると昔のことにはほおかむりして、フルサイズだ FX だと売りまくるのには本当に腹が立ちます。ぐちを並べても仕方ないのですが、そうした歪みはまだ残っていますから、新年度を迎えるにあたり、老婆心からのアドバイスを書いてみます。


 ニコンの罪状の第一はフィルム時代に確立していたリングストロボ組み込みのマクロレンズ「メディカルニッコール」の放棄です。ほとんど独走状態だったこのシステムを放棄しただけでなく、以後それに変わるべき単体のリングストロボさえ製造しないまま現在に到っています。

by my-pixy | 2013-03-13 11:43


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