2013年 08月 28日
80台の男性です。他の処置でお見えになりましたがふと見ると健全だった犬歯が大きく咬耗しています。手前は2~2がメタルボンドのブリッジ(2003)後方は456のレジン前装のブリッジですが1973年製ですから40年が過ぎています。口蓋側のブラッシングに問題がありますが、ここでの話題は犬歯近心部の咬耗で近心のエナメル質にも亀裂が入っていることです。前後のブリッジを背負って健闘して来たことが分かります。下顎は天然歯とインレーでセラミックなどは入っていません。咬耗した4番のエナメルがチップしながら上顎3の咬耗させてきたのでしょう。危ういながら臼歯部の咬合は保たれています。 患者さんはわれわれの方針を受け入れて下さいますが、あなたならコンポジット、メタルインレー、セラミックスの何れを選択されますか?。
by my-pixy
| 2013-08-28 09:40
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