2006年 04月 10日
風の男
 
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先週の水曜日NHKの「そのとき歴史が動いた」で白洲次郎さんの戦後物語が放映されました。時間帯も10時に変わり夕食後かぶりつきで見ていました。どちらかといえば白洲正子さんの著作物などに接する機会の方が多く、次郎さんの方については断片的な話で聞くだけで、伝説的なベールに包まれたままでした。
 テレビ番組のこととは思うものの、戦後のこの時期のことは鮮明な記憶として残っているので、戦国時代の物語とは違うリアリティで迫ってくるものがありました。あまりにも美しすぎると思うことの連続なのですが、マッカーサー、吉田茂を筆頭に登場してくる面々にはそれなりの記憶はありますし、敗戦当時の生々しい出来事は世代の片隅で共有してきたので、絵空事とは思えなかったのです。
 翌日、ブックセンターに出かけてみるとおびただしい書籍がありましたが、そのうち3冊を選んで週末はどっぷり「風の男」の世界に浸かっていました。ちょうど私の父親の世代になると思うのですが、私自身は小学校高学年から社会人になる時期のことですから、うらやましさと共感が交錯した久々の読書でした。
 敗戦という未曾有の混乱期ゆえにヒーローやヒロインが活躍できる場があり、そこにピタリとタイミングを合わせて類い希なるスターが登場したということでしょう。正子さんとはまったく異なる分野で大輪の花を咲かせた、それぞれのDNAにはただ驚きのほかありません。

by my-pixy | 2006-04-10 17:16


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