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2015年 11月 13日
eMaxでノントラブルはエンプレス時代のラミネートベニア
eMaxでノントラブルはエンプレス時代のラミネートベニア_f0103459_9135576.jpgeMaxでノントラブルはエンプレス時代のラミネートベニア_f0103459_10544056.jpgポーセレン・ジャケットクラウンの破折には昭和40年代から悩まされてきたが、その自然観から患者、術者ともなくてはならないもので硬質レジンやメタルボンドが進化しても消えずに生き残り続けた。

1990年代のオールセラミックス騒動でもいろいろ変動はあったが、その中で最も好成績だったのはラミネートベニアでそれほどケースは多くないが事故はゼロである。このケースも十数年を経過し現在も健在である。おそらく舌面の天然歯の部分で咬合接触が保たれているからと思われる。
 エンプレスからeMacsに変わって何症例か予想もしない歯髄症状が発現したことがあった。今も完全には解消していないものもあり適用は急劇にダウンしている。何人か同様なトラブルを経験いている歯科医もあり、抜髄になったケースもあるようだ。先日のデータでもわかるまげ強度の無用な向上が問題と考えられるが、確証はないため撤去のむずかしさをふくめ他の方法に変わりつつある。

by my-pixy | 2015-11-13 09:19


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