2018年 03月 02日
間もなくもくあみ会 in NIIGATA
 月が変わって間もなく新潟もくあみ会です。こちらはインプラントと欠損歯列を巡って混迷が続いてい流ようです。総合タイトルには「欠損隣接歯が弱体化している局面」という枠がかけられましたが、
それでも明確に決まらず「隣在歯が弱体化・・・」というサブタイトルもついています。

 一口腔単位では決められないから、片顎もしくは部分的に視野を絞って話をしようということです。
上顎か下顎かが決められないなら、1本でも弱った歯を見つけてそれを軸にものを考えようということですから、すれ違いや偏在への対応を最優先してきたわれわれとは正反対のスタンスです。

 これを臨床経験の差と捉えることもできますが、私は術者側の問題ではなく患者サイドから考えるしか歯科臨床の実力は煮詰まっていないと思います。インプラントの30年は動乱と混乱の歴史だったことを思い出すべきでしょう。生き残ったのは過剰な埋入が大半だったはずですが、これを成功例として
カウントしたらとんでもない結果になります。
 最も大切なことは、その患者さんの流れがどうであったかということとと、その流れをどれだけ食い止めることができたかということです。それを知るためには初診時の推論と、その後の経過観察をおいて
他にはないはずです。
 この30年余りの間に数々の予測しなかったトラブルを経験しました。インプラント体の強度が不明であったことや、術前の状態と術後の経過を継続的に捉えられないことも大きな壁でしたが、70歳、80歳という患者さんの加齢が、相乗的に重なったことも評価を困難にしました。

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by my-pixy | 2018-03-02 11:26


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